北アルプスの一番南にある乗鞍岳の山麓にあるスキー場「Mt.乗鞍スノーリゾート」。
標高2000m~1500mのエリアに20ほどのコースが展開されてます。
最長だと5000mを滑り降りることが出来る、楽しいこのスキー場で、2020年1月13日、のりくら観光協会イベント企画部の村瀬基行さん(ペンションウインズ・オーナー)をコーチにスキーにチャレンジしてきました!とにかく雪が気持ちがいい!見事なパウダースノーです。
風に舞うようなふわふわ×サラサラ!
リフトも8本あるのですが、上の方までいける高速クワッドリフトを降りると、目の前には上級者の世界が広がります。
完全に壁。
にしか感じられない…。「上級者コースで、斜度が35度くらいあります。
こういうコースは“ブラックダイヤモンド”っていって、上級者以外来ちゃいけませんよって表示されてます」と、村瀬さん。
もちろん私はこの壁を背に、背景として写真を撮り、ゆるいコースを滑っていきますよ~。
ほぼ歩行速度ですが、スキーを滑ることができるようになった&止まれるようになった私の今回の課題は『スピードを出してみよう』。
方向を変える時にスキー板をしっかり踏み込んで(自転車のペダルを踏みこむイメージ)、スピードに乗っていきます。
といっても、ゆる斜面ですが(笑)。
しかし、繰り返していくうちに、できるようになるもんです。加速もしてきた。
ちょっと危うい感じになっても、転ばずこらえきれる!村瀬コーチ曰く「ゲームのドラゴンクエストと一緒で、いろんな経験の積み重ねです。
ま、人生もそうですけど。今動いたら『次はこう』って脳が憶えているんです。
初めは慌てるけど、2回目は前回やったことを無意識に憶えているので慌てなくてすむんです」と。
まさに言われた通り!だんだん頭で考えなくても動ける感じになり、2000mのコースを、一回目は10分かかって滑りましたが、次は5分でいけちゃった!
ゆるーい斜面で、村瀬コーチが「ここは板を平行にそろえましょう」と、まさかの直滑降指示!
調子づいてきた私ですが、さすがに一瞬緊張→チャレンジ。
「うを。おおお。できた。……今、気持ちはジャンプ直前の葛西(レジェンド)」と、へらへらつぶやけるくらいに成長してました。
スピードを緩められる+止まることが出来るようになってるという気持ちだけで、ずいぶんいろんなことができる気がします。
「スキーはがまんのスポーツ」と思ってきた私ですが、「スキーは気持ち次第?」って気持ちに変わってきました。
村瀬コーチ曰く「心の状態が現れるのがスキーですね。
サーフィンと同じです。どちらも自然と自分だけのスポーツです。
野球やサッカーと違って、チームでもなく道具もなく、『自分が空間を移動する』スポーツなんですね。
この『空間を移動する』楽しさがスキーの真骨頂です。
細かい技術はありますけど、上手い人も下手な人も、空間を移動している楽しさは一緒です」と。
ウエアも道具もレンタルできるので、ぜひぜひチャレンジしてほしい乗鞍高原でのスキー。
ちなみに村瀬さんに習うと、運動能力控えめ&運動不足の中島でも、2時間でいい感じに滑れるようになりました。
また、「スキーはちょっと…。でも乗鞍高原の雪、楽しそう」と、思ったあなた!
周辺の森を雪原をスノーシューで散策しませんか?2021年2月3~5日の2泊3日の日程で「アルプス山岳郷で雪と温泉を楽しむツアー」を実施します。
私、中島理恵がご案内いたします。あ。雪遊びは専門ガイドが付きますのでご安心を。
詳しくは年明けの放送&西日本新聞旅行のサイトでご確認ください。
【放送を聞く】
□ Mt.乗鞍スノーリゾート →
https://www.brnorikura.jp/
□ のりくら観光協会 →
https://norikura.gr.jp/
□ 新まつもと物語 →
https://visitmatsumoto.com/
□ 長野県公式観光サイト →
https://www.go-nagano.net/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/