Monthly Archive for 9月, 2020

漆ガラス「丸嘉小坂漆器店」 ~ 塩尻市

木曽路は漆器の製造が盛んなところです。
なかでも塩尻市木曽平沢は漆職人の町。
昔の街道筋に特徴ある家々が並ぶ街並みもすてきです。
この町に、ガラスの器に漆を塗る工房=「丸嘉小坂漆器店」があります。
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ここの「百色(ひゃくしき)」というシリーズに、中島は一目ぼれいたしまして、迷いに迷って買ったのが『蕾 クリスタルボウル』なのでございます。
見てるだけで幸せになる、もう、ビタミン剤みたいなもんでございますね。

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百色シリーズを作ったのは、丸嘉小坂漆器店・代表取締役の小坂玲央さん。

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ガラスに漆を塗る技法を確立させたのは玲央さんのお父さんです。
最初の「すいとうよ」シリーズも素敵なんです。
ガラス=ぎやまんが入ってきた長崎の言葉(てか北部九州の言葉ですね)の「好き」と、ガラスの「透けている」を組み合わせて命名したそうです。
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今回、塗りの工房も見せていただきました。
丸嘉小坂の職人さんは玲央さんを含め9人。
うち6人がガラスへの塗りを担当していますが、線を引けるのは3人だけ。
そのくらい難しいんですよね「そもそも木の器の曲線…丸い部分に均一な線を描くのが難しいんですけど、ガラスだと透明なのでどこに面があるのかつかみづらくて、距離感が難しいんです。」と、玲央さん。
でも、ガラスに漆…と選んだのは「ガラスは表面がつるっとしているので、漆を塗る回数が、木より少なくてすむんです。その分絵柄に力を入れられる。色を多用できること、華やかさが増すメリットがある」んだそう。
木だと表面に穴がたくさん開いているので、漆で何度も何度も重ねる必要があるんですって。
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「百色」シリーズの『千手菊』の絵付けは、蒔絵筆で。
線の抑揚をつけて描いていくので、微妙にひとつひとつニュアンスに変化があるのがおもしろい!
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漆はもともと茶色。
そこに顔料を混ぜていろんな色を出していきます。
白だけは出ないので、ベージュが白になります。
塗ってすぐはピンクベージュっぽいんですけど、それがオークル系になり、最終的にミルクティー色に変わります。
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うるしは、その時々の温度、湿度、乾くスピードに左右されて、結構色の変化が起こるんです。
それを100%管理できないので、やっぱり作った日によって若干色合いは変わってきてしまいます。
それが手作りのよさでもあるんですけど。
その日にしかできないものっていう」と、玲央さん。
そう!同じシリーズの同じ配色のものでも、自分が一番ときめく色合いを見つける楽しさ(悩み)があるんです。
通信販売もしてくださいますが、それは、お店に来なきゃ体験できない!またお小遣いを握りしめて、伺います。
今度は洒落(シャーレ)かなあ。彩窓も捨てがたいんだよなあ。ほんとは全部欲しい…。
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【放送を聞く】


□ 丸嘉小坂漆器店 →
https://www.maruyoshi-kosaka.jp/
□ 塩尻市観光協会 →
https://tokimeguri.jp/
□ 木曽漆器工業協同組合 →
http://kiso.shikkikumiai.com/main.html
□ 長野県公式観光サイト →
https://www.go-nagano.net/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

自転車で楽しむ安曇野(2) ~

WITHコロナの時代、3密にならない信州への旅をおすすめする中島のお気に入りのプランのひとつが、「自転車で安曇野を楽しむ」!
目的を持たずに自転車でうろうろする「ポタリング」がおすすめ!
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と教えて下さったのは、安曇野市観光協会専務理事・兼・事務局長の白澤勇一さん。
「自転車ならではの、自転車でないと行けないような小道とか、おもしろいお店とか、車では目につきにくいようなおしゃれなカフェとか、そういうところがポタるポイント」とのこと。
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放送では、身体にやさしい、こだわりのおいしさを提供している2件のお店、しかも両店とも安曇野に移住してきた方にお話を聞きました。
1軒目は、観光ポイントでもあり、福岡との縁がある穂高神社の敷地内にある「オーガニック八百屋 よろづやいっかく」。
ご夫婦で営む『おうちの食事作りを応援する』をコンセプトにした、自然食品とオーガニック野菜のお店です。
奥様の﨑本生歩子さんは大分県の出身。
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古民家にあるようなタンスや棚、ザルやカゴ、地元の酒蔵で使われていた麹箱などに野菜や商品が並べられていて、見ているだけでほっこり和む空間なんです。
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季節季節のものがあったり、地元の伝統野菜(ホタカインゲンとか、松本一本ネギとか)、調味料も安曇野の人が作ったものとか、他で売ってないものがあるのが魅力です。
「エゴマ油とか、石臼引きのカレー粉とか無農薬の小麦粉とか…お土産さやんにはおいてないものがいろいろありますよ」と、﨑本さん。
もともとはご夫婦で飲食店をなさっていた「八百屋シェフ」なので、お野菜や調味料、製品などで「?」となったら、使い方や調理方法を教えてくださるのもありがたい!
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大分から、途中東京をはさんで安曇野に移住して12年の﨑本さん。
早朝、朝日が上がると北アルプスがきれいに焼ける景色がすばらしいのだとおっしゃいます。
「紫や赤紫色に焼ける山々を見られるのはぜいたくなことだなあと思うんです」とも。
やはり安曇野は朝!なんですねえ。
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2軒目は、「天然酵母のパン工房 Kuuh くぅ」。卵・乳製品を使わないパンを作ってらっしゃるんです。
アレルギーのある人、環境・体にもやさしいものを食べたいナチュラリスト、おいしいパン好き等々に愛されるパン屋さんです。
店長で職人の坂本久美子さんは大阪から移住してきました。
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長野県産の小麦だけを使い、地元の野菜をたっぷり使っています。
食パンの酵母にご飯を少し入れて発酵させて甘みを出してらっしゃるんですが、それも地元のお米。
「安曇野は水が全然ちがう」と言う坂本さん。
関西と比べて軟水なので、最初は苦労して、一からパンの作り方を考え直したそうですが、その水のおいしさがパンのおいしさに反映されているようです。
結構売り切れちゃうので、早めに買い物するのがいいですよ~。
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「朝、ゴミを捨てに行って振り返ると“北アルプスボ――ン”なんです。
ごみを捨てるだけでこんな景色を見られるなんて…」と、何気ない景色のひとつひとつがぜいたくだとおっしゃってました。
これからの紅葉の時期もおすすめだそうで「山が真っ黄っ黄とか真っ赤っ赤になるんです」と。
また山頂に雪が降り、すそ野に紅葉と緑が広がる『三段紅葉』もすごいんだそうです。
くぅのパンをかじりながら、その風景を見たいなあ。安曇野、自転車でポタりましょう。
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【放送を聞く】

□ 安曇野市観光協会 → 
https://www.azumino-e-tabi.net/
□ よろづやいっかく → 
https://www.facebook.com/ikkaku/
□ パン工房Kuuh くぅ → 
https://kuuh-pan.com/
□ 長野県公式観光サイト → 
https://www.go-nagano.net/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

自転車で楽しむ安曇野(1)~

WITHコロナの時代、3密にならない信州への旅をおすすめする中島のお気に入りのプランのひとつが、「自転車で安曇野を楽しむ」!
今回はシェアサイクルを利用させてもらいました。
16ヶ所あるステーションのどこでも借りて返せるのが便利です。
しかも電動アシスト付き~。
小ぶりなミニサイクルタイプとスポーツ系のクロスバイクタイプから選べます。
安曇野でおすすめしているのは「サイクリング」というより「ポタリング」なんです。
安曇野市観光協会専務理事・兼・事務局長の白澤勇一さん曰く、「ポタリングというのは、自転車で、目的を持たずにうろうろ散策することです。
『安曇野でポタる』をキャッチフレーズに、5kmとか10kmとかのモデルコースを作っています」と。
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白澤さんおすすめのコースが「せせらぎの径」。
万水川(よろずいがわ)の川岸にある未舗装の小道で、森の中を走るような爽快感に包まれます。
10年くらい前のJR東日本のCMで、女優の吉永小百合さんが自転車で駆け抜けた道なんですよ~。
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また田んぼの中の道を走ると、「ザ・北アルプス」って感じの眺めが楽しめます。
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取材に出かけた6月初めは、あたたまった田んぼから、ふんわりとなんとも言えない匂いが感じられます。
そして、風が涼しくて気持ちいい!
そして、予想外だったのが、ずーっとどこからか水の音がしてて楽しいこと!白澤さんが「さり気なく流れてる川や、さり気なく鳴いている虫や鳥の声とか、車では絶対聞けない音も拾えちゃったりするので、それがなかなかいい」と、おっしゃいます。
また「農業用の水路がいたるところに走ってて、天然の湧き水を利用してる灌漑用水路もあるし、結構さわやかな気分を味わえるというところもありますね」ともおっしゃってました。
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5kmの走行はあっという間の印象です。
とっても楽しい。で、カロリーも消費するはずなので、がっつり食べても大丈夫。
今回のポタリングの栄養源は、「そば処せきや 安曇野店」。
ここは安曇野名水で作った十割そばを提供なさってます。
「打ち立て、切りたて、ゆでたて、の三立て製法で、最後に安曇野名水でしっかりしめてお出ししてるので、のどごしがしっかりしてるし、十割そばなので風味も味わっていただけます」と、店長の丸山和美さん。
船盛になった盛そばに度肝を抜かれましたが、味はおいしい!季節の天ぷらも激ウマです。さらにそば茶が最高においしいんです。
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食後にそば茶のジェラートやわさびジェラート、安曇野名水のコーヒーなどもおすすめです。
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【放送を聞く】

□ 安曇野市観光協会 → 
https://www.azumino-e-tabi.net/
□ そば処せきや →  
https://sekiya-azumino.jp/
□ 長野県公式観光サイト → 
https://www.go-nagano.net/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/