奈良井宿~宿場カフェいずみや

中山道・木曽路の宿場町、塩尻市の「奈良井宿」。
南北に1km、東西に200m…川と山に挟まれ、江戸から明治時代の建物が並ぶ街並みは、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。
二階部分が一階よりちょっとせり出した「出梁造り」の家屋が並ぶ様子は、江戸時代にタイムスリップしたかのよう。
そんな古民家が、宿や食事処、カフェ、雑貨店などとなっているので、各お店に入ると、家の造りが堪能できて楽しいのです。
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そんなお店のひとつが「宿場カフェ いずみや」。
築180年の実家をカフェにしたのが、いずみや店主の篠原将宏さん。
篠原さん曰く「うちは平均的、スタンダードな造り」といいます。
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外観の袖壁や格子戸も素敵ですが、中もすごく雰囲気があります。180年、いい感じに燻されてきた梁や、囲炉裏を火鉢でリメイクした空間、格子越しに街道が見えるようにしつらえた席など、わくわくが止まりません。
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基本的に、街道側から家の裏まで土間が通っているのが特徴なんだそうですが、使いやすいように改装して、いずみやでは厨房~ハンドドリップのためのスタンドエリアになっています。
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調度品もすべて実家にあったものだそうで、漆塗りのお椀や火鉢、番傘、さらに職人だったおじいさんのカンナや下駄スケートも!
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「みなさんが『奈良井宿にはすばらしいものが残ってるね』と言ってくれる。
古い家や建物に理解や楽しみを見出していただけるのが一番いいことだと思ってます。」という篠原さん。
「でも本当はピカピカの家の方がいいですよ」…とも笑ってましたが、続く篠原さんの「約200年の間で大工さんが手を入れてるんですけど、それぞれ違う形で直しているところがたくさんあります。
職人さんが一人で200年生きてるわけじゃないので。
大工さんと、住んでる人の『こうしてほしい』という要望がずっと続いてて、今、僕が喫茶店に使ってるということです」という言葉に、古民家の魅力、私たちが古民家に惹かれる理由があるような気がしました。
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店内では篠原さんの淹れてくれるハンドドリップコーヒーと奥様の手作りスイーツが楽しめます。
「奥様は、よきライバル」という篠原さんにその心情を伺うと…。「お客様が『写真撮っていいですか?』と聞くときは、ケーキを撮る。
『おいしい』と言って撮る写真はケーキと空間。
私、悔しいというか…がんばろうという気持ちです」とのこと。
その気持ちを踏まえて写真を撮りました!が、やはりケーキの占有率が高くなっちゃった。
ごめんなさい、篠原さん。でも、奈良井宿の町歩きにしっくりくるブレンドにしたコーヒーは、とーってもおいしいんですよ。
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いずみやでは、さらに着物のレンタルと着付けサービスも展開なさってます。
「着物を着た新鮮な自分とノスタルジックな奈良井宿を楽しんで」という篠原さんの想い、満喫してくださいませ。

【放送を聞く】

□ 宿場カフェいずみや →
https://izumiya.jimdosite.com/
□ 奈良井宿観光協会 →
https://www.naraijuku.com/
□ 塩尻市観光協会 →
https://tokimeguri.jp/
□ 長野県公式観光サイト →
https://www.go-nagano.net/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

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