「五一わいん」 林農園

長野県産ワイン=NAGANO WINEの先進地・塩尻市には、現在、17のワイナリーがあります。
なかでも桔梗ヶ原という地域は、1890年からぶどうを栽培し、ここで作られるメルローは世界で高く評価されています。
桔梗ヶ原にある老舗ワイナリーのひとつが「五一わいん」の醸造元である林農園。
1911年にぶどう栽培を開始、1919年にワインの製造を開始しました。
そして、林農園創業者の林五一さんが1951年にメルローを育て始めたことが、今の桔梗ヶ原メルローの評価の始まりなんです。
今も畑に古木があり、実を付けます、渋いたたずまいの姿は、味わい深いものがあります。
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標高700m。工場と売店の奥に7ヘクタールのぶどう畑が広がります。
もう、ぐるーーーっと見渡す限り畑。ここで、メルローやピノ・ノアール、シャルドネやシラーなど15種類ほどのぶどうが育てられています。
巨峰狩りなどでもおなじみの棚仕立て(正確にはそれの変化版)と、ヨーロッパなどで見られる垣根仕立てと両方で栽培が行われています。
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畑のあちこちに、6月初めはバラの花も咲いています。
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ちなみに、ぶどうの花は、めしべみたいに見える細い線の先の白い粒です。
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6月13日現在、新型コロナウイルス感染防止のため、お客様の農場の見学はできないのが残念ですが、「少しずつ、これから徐々に来てもらえるようにしていければ…」と、(株)林農園副社長の林修一さん。
今回は取材ということで特別に、私もマスクとしっかり消毒で、畑に入れていただきました。
林副社長自ら、草刈り作業なさっていた手を止めてお話を聞かせてくれたのですが、他のスタッフも棚とぶどうのつるを留めたり、手作業が山盛りの印象です。
「農作業ってのは手のかかることが多い。でも、手っていうのは心につながるものだと思う。
俺はそういうつもりでやってるよ。」と、林さん。
「ワインづくりってのは、心のつながるものだと思ってる」と、おっしゃいます。
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畑のスタッフに目をやると、2~30代の人が目立ちます。ここ6~7年で若い人が入ってくれたそうで、それまでは「私も66歳だけど、その年代層が3~4人でやってた」と、林さん。
「若手たちが、10年20年先のことをやってもらえれば、この畑も何とか維持できるんじゃないかな」と、ちょっと嬉しそうに微笑んでらっしゃいました。
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ワインづくりは農業と一体なのだと、畑にいると実感できます。
こんなに大切に作られるのだから、正しいワインの選び方を教えてもらおうと、林さんにお尋ねしたら「お偉いさんがうんちくであーだこーだ言うけど、嗜好品だから、飲んでみて『うまい』と思ったらそれでいいと思うよ」と、おおらかなお答え。
でも、何かアドバイスが欲しくてさらに一押ししたら、「白系…シャルドネとかあるけど、暑い時には冷やしてもらって。
赤系…世界的に有名になったメルローも、よく室温がどうのっていうけど、夏はちょっと冷やして飲むとか、それぞれの好みとかスタイルでやってもらえればいいと思う。
グラスじゃなくて湯飲み茶わんで飲むのもいいし。逆にそういうスタイルになってもらいたいと思う」と、林さん。
そうそう!取材前日の夜、「五一わいん」の自社農園のぶどうで作られる『エステートゴイチ』シリーズのメルロー、ちょい冷やしでとーっても美味しくいただきました~。
今すぐに林農園にお出かけ!は難しいですが、お出かけの日までは、お近くのお酒屋さんやスーパー、デパートで「五一わいん」を見つけていただくか、通信販売をお楽しみください。

【放送を聞く】


□ 「五一わいん」林農園 →  
http://www.goichiwine.co.jp/
□ 塩尻市観光協会 →  
https://tokimeguri.jp/
□ 長野県公式観光サイト → 
https://www.go-nagano.net/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

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