松本「あめ市」

松本市の中心市街地で、毎年1月第二土・日曜日に行われるお祭りが「あめ市」。
もとは1月10・11日に行われていた、この「あめ市」。
歴史は古く、江戸時代から続いているお祭りで、新年の初市にお祭りが重なっていったようです。
そこへさらに、上杉謙信から武田信玄に「義塩」がおくられた=敵に塩を送る=故事が重なって、あめ市伝説が面白くなっていきます。
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辻々に商売の神様がお祀りされ、それがそのままお神輿になり街を練り歩きます。
町会ごとに神輿をかつぐ掛け声も違います。
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練り歩きながら、一軒一軒お店の玄関先に「やーっ」という声とともにお神輿の先端を入れ込みます。
これが「練りこみ」。
「市神様、福の神様が入るので、お店の人も拍手して歓迎するんですよ」と、松本まるごと博物館友の会会長で『知新堂』会長の横沢徳人さんが話してくださいました。
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街角では地元の子供たちが、福だるまや福飴を販売しています。
「縁起物のだるまはいかがですか~」「縁起のいい飴はいかがですか~」と、元気に声を張り上げています。昭和9年生まれ(取材時85歳)の横沢さんの子供のころも同様だったそうですが、人数が多かったので、今より派手だったようです。
小正月のおかゆにあめ市の塩を入れると健康に過ごせるということで、塩も売っていたそうです。
「お十五日のおかゆの塩はいかがですか~」と。
だるまは、定点のみならず、持ち出して訪問販売状態だったとか。
「“だるまどうですか~”って言ってね。6年生が中心で、商売の勉強をしたわけ。
どのくらい売れるか、他の町内と競争もしてたねえ」と、横沢さん。
「一番寒い時に“あめ市らしい寒さだね”って言いながら、地域の商人(あきんど)の意気を見せる、商都松本らしい祭であり続けてほしい」ともおっしゃってました。
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(放送を聞く)

□ 新まつもと物語 → 
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