Monthly Archive for 9月, 2019

カンロ(株) 朝日工場

カンロ飴でおなじみのカンロ㈱。実は、発祥の地は山口県光市。現在の製造工場はその光市と、松本市、そして朝日村にあるんです。
朝日工場は『グミ』専用工場なんです。
標高700mを超える朝日工場は、美しい野菜畑、果物畑の中にあります。
入り口を入った時点で、甘くておいしいグレープの香りが立ちこめています。
案の定、その日はグレープ味の『ピュレグミ』製造の日!
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朝日工場・副工場長の佐藤拓士さんの案内で工場内に!もちろん完全衛生装備です。
真剣手洗いはもちろん、コロコロテープで全身のゴミを取り、眉毛も抜け毛が落ちないようテープでペタペタ押さえます。
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ほとんどオートメーション化された製造ラインは清潔かつ美しい。
ざっくり作られ方を言うと…、原料の水飴、ゼラチン(ペクチン)がタンクで混ぜられ、香料や色味は配管の中で加えられ、型に原料が入り、乾燥して出来上がりです。
トレイに敷き詰められたコーンスターチにグミの型が押され、そこに原料が流し込まれるのですが、並んだ姿がかわいいっ!ハート型の中に1個だけ星型があって…こうやってスペシャルVer.が生まれるんですね。
「キャンペーンなど必要に応じて、星の型を増やしたりするんです」と、佐藤副工場長。
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また、ところどころの大事なチェックは、人間の眼がするんですよ~。
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できたてのグミを食べさせて頂いたのですが、完成品より触った感じや歯ごたえがやわらかい!そして、各グミ、商品によって堅さが全然違うんです。
幅広い噛みごたえのラインナップです。いやあ、グミって奥が深いぞ~。
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朝日工場・工場長の柳澤匡司さんは、信州に工場があることの利点について、日本の真ん中で物流が便利だということのほかに「キャンディやグミを製造するのに、ベタつかないことは重要です。ある程度気温が低くて湿度が低い所だということ。
あと、水ですね。井水=井戸水。空調に大量に使うので水が豊富な地域だということが挙げられます」と、教えて下さいました。
製品を冷やすのにも水が大切なんですねえ。
また朝日工場について「お天気のいい日は八ヶ岳と北アルプスと両方見える場所なんです」と、おっしゃってました。スペシャルな環境です~。
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そんなカンロ朝日工場で作られた新製品が9月24日に発売になりました。
「コトットグミ はちみつ仕立てのピーチ味」と「コトットグミ はちみつ仕立てのベリー味」。
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「コトットはゼラチンを使わずペクチンを使っているので、噛んだ時に歯切れが良くて、香りがパッと広がるような特徴があります。
今までのグミとはちょっと違ったデザート的な感じですね」と、佐藤副工場長。これがもう、めっちゃおいしい。
食感の柔らかさ、中から浸み出すピーチとベリーの味わい…。
一粒で幸せ長持ちしちゃう。いつもの「ピュレグミ」が、白シャツにデニムパンツだとすると「コトットグミ」は軽やかなワンピースみたいな味わい、かな。パーソナリティの2人も大騒ぎのおいしさ。
「ピーチの桃具合が半端ない!」と。そうそう。
そして業務のすきまにつまんだスタッフも虜になっちゃって、「帰りに買って帰る」宣言が(笑)。
カンロのグミは全部信州生まれです。スーパーやコンビニで気軽に買える信州グルメですね。
噛みしめて、信州気分を味わって下さいませ。
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(放送を聞く)


□ カンロ㈱ → 
https://www.kanro.co.jp/
□ 朝日村観光協会 → 
https://asahi-taiken.com/
□ 松本地域観光ガイド → 
http://www.m-kouiki.or.jp/tour/
□ 長野県公式観光サイト → 
https://www.go-nagano.net/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

乗鞍の恵み~きのことそばとジェラート

松本市の西の山エリア=アルプス山岳郷の乗鞍高原。秋はきのこがもりもり!です。

そば屋「合掌」の齋藤直也さん(取材当時37歳)は、そば職人であり、きのこ採りの名人です。
なんと自らそばの栽培もなさってます。
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名物「とうじそば」=小椀サイズのそばを籠に入れ、鍋のなかで温めていただく、そばのしゃぶしゃぶみたいなもの=にも、秋から冬はきのこがたっぷり入ります。
おじゃました日のきのこは、カラマツタケ、シメジ、アカヤマドリにマツタケ!どーん!とマツタケ入りなのに、値段はアップ無し。「取れた時だけ入ってます」と、にっこり微笑む直也さん。
太っ腹すぎる…。マツタケは標高が低いところはアカマツにつくのですが、乗鞍高原のように標高が高い(1200~1500m)ところはコメツガの木につくのだそうで、「ツガタケ」と呼ばれるそうです。
採れる場所はお父さんからの直伝。境界線も目印もないけど、各人の縄張りがあるんですって~。
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また、乗鞍岳に登る路線バスの発着ポイントでもある「乗鞍観光センター」におしゃれなジェラートカフェがオープンしています。
その名も「ギフトのりくら」。スタッフの竹田美理さん曰く「乗鞍の恵みを使って作っているので」という店名。
乗鞍で揃えられるものはそろえて、あとは近隣の地元の物で製品を作ってるそうです。
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ジェラートの一番人気は「ヤギミルク」。センターから車で1~2分の「番所メリーランド」から毎日ミルクが届けられます。
ヤギ臭さは全く無し。濃厚なのにさっぱりしてる、魅惑のミルクテイストです。
「リンゴのソルベ」は乗鞍高原で作っているリンゴジュースから作られます。「ブルーベリー」は、乗鞍高原から車で30分ほどの奈川地区で作っているブルーベリーが原料。
ブルーベリーの粒感がしっかりしていて、さっぱりした甘さが幸せです。
そして、期間限定で出ていた「いちご(サマープリンセス)」。夏に収穫できるように乗鞍高原でハウス栽培された夏秋いちごから作られます。
これが!めっちゃおいしいっ!濃いいちごの味と香りで、甘いのにすっきりした口どけ。ヤギミルクと一緒に食べると、天国のいちごミルク味~。
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ドリンクも地元仕様。乗鞍高原で焙煎されたコーヒーは、すばらしい香りとほろ苦具合が楽しめます。
焙煎もだけど、お水がおいしいのも勝因ですな。
また、オーナーのお母さん手作りのしそジュースや梅ジュースも提供されています。
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この「ギフトのりくら」の大きな特徴は、ジェラートが木の器とスプーンで提供されること。
ドリンクも陶器のカップやガラスのコップを使います。紙コップやプラスチックのスプーンだとゴミが出てしまうので、それをなくしたい…という思いからなんだそう。
だから、ジェラートのテイクアウトはありません。ドリンクのテイクアウトは、お客さんの持ってるボトルに入れるかレンタルボトル~なんと0円~に入れてくれます。
今のところ、100%返却されてるそうです。
ゴミを出さない提供スタイルについて、「理解していただけたりいただけなかったり…。不便を感じる方もいらっしゃるけど、賛成してくれる方もたくさんいてくださいます」と、竹田さん。
お天気のいい日は店内、またテラス席から乗鞍岳が見えますので、ぜひ、乗鞍高原の空気と合わせて飲んで食べてほしい逸品です。
お天気悪くても、空気はおいしいですし。
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(放送を聞く)


□ そば処合掌 → 
http://www001.upp.so-net.ne.jp/gasshou/
□ ギフトのりくら →  
https://giftnorikura.com/
□ のりくら観光協会 → 
https://norikura.gr.jp/
□ 新まつもと物語 → 
https://visitmatsumoto.com/
□ 長野県公式観光サイト → 
https://www.go-nagano.net/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

乗鞍 星と月のレストラン

アルプス山岳郷よよばれる、松本市の西の山エリアの乗鞍高原。ここで、夜になると、とっておきの、ここだけのレストランが開店します。
場所は、標高1300m前後の中部山岳国立公園の「どこか」。
昼間はただの野原ですが、お天気や地面の具合を見て、その日の開店場所が決められます。
そこにグランピング用テントでは最大クラスの直径8mほどのテントが張られ、「乗鞍 星と月のレストラン」が整えられるんです。
私がおじゃました日のコンシェルジュ・村瀬基行さんが「テーブルから外を見上げると、夕方、乗鞍岳の夕映えが見えて、夕食が始まります。
で、1時間ほどすると真っ暗になりますので、そこから目の前に天の川がばーーーっと見えて、星々もいっぱい見える…というプログラムです」と、おっしゃいます。
レストランの照明、調理器具(メインの鍋料理加熱用)、冷蔵庫など必要な電気は、すべて電気自動車で賄われているんですよ~。
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レストラン内で調理をするわけではないので、完成したお料理が白木の箱に入れられて提供されます。
前菜は、「信州サーモンとアボカドの塩麹和え イクラのせ」、「人参とレーズン、クコのマリネ」、「リンゴとじゃがいも、セロリのサラダ」、信州自慢の素材を使った本日の一品「ササゲのゴマ和え」。
料理の監修は、京都の料亭「菊乃井」の常務さんですが、調理は地元乗鞍のおかみさんなので、なんとなくほっこりする、優しい味わいです。
どれも超美味!お酒もすすむ!あ。アミューズとして、奈川・清水牧場のチーズが出されました~。美味。
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メインは「信州プレミアム牛 トマトすきしゃぶ鍋」。
リンゴを食べて育った信州プレミアム牛は、まろやかな柔らかさ!脂も軽い!で、肉質が柔らかいのに肉感がしっかりしてて…ああ、幸せ。
リブロースとモモ、合わせて200gもいただきますよ。
乗鞍周辺で採れた新鮮野菜を元にしたブイヨンのお鍋はスープがおいしく、肉にも負けないし、野菜ももりもりいただけます。
「スープをおいしく飲めるよう、卵とか用意せずそのままお召し上がりいただいてます」「牛肉の下に敷いているのは、乗鞍高原の山ぶどうの葉っぱです。抗菌作用があって、この葉っぱでお寿司を包む“ぶどう葉寿司”という地元料理もあります」と、もう一人のコンシェルジュ・斎藤藍さん。
料理のことや星のこと、乗鞍高原のとっておき情報などを、地元の人であるコンシェルジュにいろいろ聞けるのも、このレストランのおごちそうです。
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〆の一品は、山形村の名物で山芋を使った「やまっち風そば」。
デザートも嬉しいのですが、かなり呼吸が浅くなるほどの満腹状態…。でも、いただきますよ~。
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ドリンクもこだわりの信州産が並ぶうえ、飲み放題!ビールは、こだわりの素材と松本のおいしい水で仕込んだ「松本ブルワリー」のクラフトビール。
これがねえ、めっちゃおいしいんですよ、ほんと。
ワインは、乗鞍高原出身のソムリエ・村瀬直人さんのセレクトです。
白は「山辺ワイン シャルドネ樽熟成」。松本市の東側の山すそで作られていて、さっぱり、かつきれいに膨らむ感じが前菜の箱モノの全部に合う!
赤は「グランポレール 安曇野池田 ヴィンヤード メルロー」。以前、池田町に取材に行った時に「すごい評判なんですよ」と、観光協会の方に聞いていたワインだったので、テンションあげあげです。
地酒は「大信州」と「笹の誉」。両方とも辛口系で、風穴で貯蔵したものが選ばれていてステキ。
ソフトドリンクも、信州産のグレープジュースとリンゴジュースが用意されています。
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運営している『信州未来づくりカンパニー』の松嶋さんは、「これまでの乗鞍高原の楽しみ方でもあるキャンプやハイキング、スキーやスノーボードといったアクティブなものに、癒しと食をコンセプトにした過ごし方を提案しました。」とおっしゃいます。
「自然のなかで、こうやってゆっくりごはんを食べることでも癒されるって感じてほしくて」とも。
キャンプと違って、出されたものをゆっくりいただく。食事と自然の中のロケーションを楽しめる希有なプランなんです。
BGMは木々や風、虫の音。食後は、外にリクライニングチェアを出して、星空を見上げます。
降ってくるような星空に包まれて、まさに天然のプラネタリウム状態だそう。しかも、ほろ酔い(笑)。
電気自動車で電気が供給されてますので、静かなうえに、みんなで声をそろえてカウントダウンして、ストン!と照明が消えて満天の星空が広がる…なんて演出も楽しめるんですって~。
今回は雨だったので、いつかリベンジしたいなあ。星空や輝く月夜まで、快適なテントのなかで食事して過ごせるなんて、めっちゃぜいたく!しかも、食事の後、このレストランはあとかたもなく消えるんです~。
このレストランを利用できるのは、白骨温泉か乗鞍高原に宿泊しているお客さんだけ。
宿までコンシェルジュがお迎えに来てくれて、レストランでのサーブも担当してくれます。
特別な日のために、特別な人のために、こういうプランを実行してみるのはいかがですか?
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(放送を聞く)


□ 乗鞍 星と月のレストラン → 
http://shinshu.miraidukuri.jp/program/alpsev/
□ のりくら観光協会 → 
https://norikura.gr.jp/
□ 新まつもと物語 → 
https://www.nagano-cvb.or.jp/
□ 長野県観光機構 →  
https://www.nagano-tabi.net/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

国宝・善光寺と門前町

長野市の国宝「善光寺」。「牛に引かれて善光寺詣り」の逸話でも知られています。
欲深で不信心のおばあさんが、自分の洗濯物の布を角に引っ掛けて走り去った牛を必死で追いかけたら善光寺にたどり着いた…(ざっくり、です)というお話ですね。
「富永さんも牛に引かれるべき」という山口さんの発言もありましたが、本当に善光寺に行くと心に善が広がる感じです。
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善光寺・最勝院住職の筒井秀寛さんに案内していただいていると、「ゴーン」と境内の鐘が鳴り始めました。
「この鐘は、現在の時刻プラス3回、鳴るんですよ。捨て鐘3回といいます」と、筒井さん。
毎日午前9時から午後5時まで、時刻+3回。てことは、午前中の方がたくさん音が聞ける!筒井さんが子供の頃は、午後5時に家の寺の門が閉まるので、指折り数えながら6回目くらいで「やばいやばい!」と慌てて帰った思い出があるそうです。
1998年の冬季・長野オリンピックの開会を告げた平和の鐘の音でもあります。
ぜひ、生で聞いていただきたい。
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善光寺の参道と周辺には、いろんなお店が軒を連ねています。そのひとつが「御菓子司 喜世栄」。
ここは、和菓子屋さんだけど信州人のソウルフードのひとつ「おやき」を売っているんです。
ひとつひとつ家族で作ってらっしゃるんです。お店に立つ、お嫁さんの太田真美子さんがおっしゃるには「普通のおやき屋さんに比べると、うちはお菓子屋だからお饅頭の包み方で包んでるので、形がお饅頭のように、やy上に向かって腰高な感じかもしれません」とのこと。
そして「長野のおやきは善光寺近くは『蒸し』てるのが多くて、離れると『焼く』になったりする」と、お義父さんに教わったそうです。
ほほう。おもしろい。
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「喜世栄」のおやきは8種類。
観光客に人気なのは野沢菜ですが、地元の人の定番はナス(丸ナス)。
また、お母さん手作りの「ひじき」が人気商品なんだそうです。
キノコには山菜も入っているし、そら豆なんてのも珍しいです。
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また、「喜世栄」の看板商品『石ごろも』は絶品。
小さめのひと口大のこし餡を砂糖衣でくるんだお菓子で、とっても品の良い甘さなんですよ~。
善光寺の門前町散策、おすすめです。
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(放送を聞く)


□ 国宝・善光寺 → 
https://www.zenkoji.jp/
□ 御菓子司 喜世栄 → 
https://www.kiyoe.jp/
□ ながの観光コンベンションビューロー → 
https://www.nagano-cvb.or.jp/
□ 長野県観光機構 →  
https://www.nagano-tabi.net/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/