信濃ワイン~塩尻市

信州まつもと空港のすぐ近く、塩尻市はワインの産地!市内各所、どころかJRの駅前のロータリーにも駅のホームにもブドウ棚があるくらいブドウとワインの町なんです。
塩尻市には、今年開業分を加えて全部で15のワイナリーがあるんです。
その中の、超老舗ワイナリー(大正5年、ブドウ栽培開始)である「信濃ワイン」におじゃましました。
ご案内下さったのは「信濃ワイン」代表取締役社長の塩原悟文さん。
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ここでは、ワインの試飲ができるんです。
今回、白はけっこうさらさら系の「竜眼」、シャルドネの華やかさがすてきな「葡萄交響曲502」、すっきりシャープな「ナイアガラ」を、赤は、甘い香りなのに味は甘くない「奏音(カノン)」のコンコード、楽しい味わいのブラッククイーン「葡萄交響曲503」、しっかりおいしいメルロー、どんと骨太系のカベルネソーヴィニヨンを満喫。
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さらに地下のワイン貯蔵庫も見せていただけます。
ワイン貯蔵庫への階段を下りると、一歩ごとにひんやり度とお酒の香りが変化していきます。
薄暗い中にワインの樽がずらり。棚には1956年のワインボトルもありました。
貯蔵庫のひんやりの原因は、敷地内に湧きでている地下水。
地下水が貯蔵庫の周りを囲んでいるので、夏はひんやり、冬はほの暖かの一定の温度が保たれるのだそう。
そして、ワイン達のためにクラシック音楽が流されています。
「クラシック音楽のもつ波長は、生き物が一番リラックスして、能力を発揮する環境ができるらしい」とのこと。
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塩原社長に、信濃ワインのぶどう畑にも連れて行っていただきました。おじゃました6月下旬は、黄緑の葉がだんだんしっかりしていく変化の途中って感じ。
メルローやカベルネソーヴィニヨンが垣根仕立てで育てられています。
この時期は、上に伸びないようにてっぺんを切る作業が行われた頃。
何と、たくさんぶどうの実が付いてはダメなんだそうです。
収量制限しないと養分が分散してしまって、品質の良いぶどうにならないんですって。
この後はぶどうの実に雨が当たらないよう、ビニールのひさしがかけられます。
巨峰などの栽培でもおなじみの棚作りの場合は、「ろう紙」で作った笠をかけるんだそう。
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ひと口に「塩尻ワイン」と言っても、ワイナリーごとに味が違うのがおもしろいところ。
その理由は「畑の違い」だそうです。「朝10時に日が当たる、当たらない。
18時まで日が当たる。風が東から吹くとか、湿った空気が何時頃畑を潤すか。
川からの温度、湿度…。テロワールって言いますけど、土からの養分のミネラル感や酸味の残り具合、色調、みんな違うのね。
これが一番の魅力。同じ産地でも味が違う」と、塩原社長。
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そこに、作り手が最後の仕上げとして自分の持っているイメージが加わってくるのだそう。
信濃ワインの味わい、作りたいものについて塩原社長は「ぶどうの持ってる特徴を最大限に引き出す。
そういう意味では特別に“こういう味にしよう”とかはないですね。
自然の力によってできたぶどうですから素直に表現するだけです」と、おっしゃってました。
また、ワインの楽しみ方について、「食事、仲間、自分の気持ち、体調で味わいが違いますから、“いつもコレ”じゃないんですね。
気力が充実している時は、強い味やしっかりしたフルボディのものも飲めますが、落ち込んでいる時は、色の薄い、さっぱりした軽い赤ワインがいいですね。
コンコードとかおすすめですよ」と、アドバイスをいただきました。
近くのお店で買うもよし、通信販売で買うもよし。でも、塩尻の風に吹かれ、きらきらしたお日様を感じながら飲んでほしいなあ。
とっても幸せな気分になりますから。
9月の土・日・祝日は、塩尻の桔梗ヶ原ワインバレーを回るシャトルバスが運行されるようです。

信州まつもと空港を経由する便もありますよ。収穫期の甘い香りを嗅ぎながら、ワイナリーめぐりしてくださいませ。
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(放送を聞く)


□ 桔梗ヶ原ワインバレーシャトルバス →
https://tokimeguri.jp/event/2284.php
□ 信濃ワイン →
http://www.sinanowine.co.jp/
□ 塩尻市観光協会 →
https://tokimeguri.jp/
□ 塩尻市ワイン →
https://www.city.shiojiri.lg.jp/wine_shikki/index.html
□ 長野県観光機構 →
https://www.nagano-tabi.net/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

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