Monthly Archive for 2月, 2019

高遠石工

桜の名所高遠城址のある伊那市。江戸時代、「高遠石工」と称される石大工集団の本拠地だったそうなんです。
詳しいお話を、一般社団法人 高遠石工研究センター事務局長の熊谷友幸さんに教えていただきました。
高遠の石工は、江戸城の建築などにも携わってますが、江戸時代=災害や病気の多かった時に、庶民の信仰のよりどころとしての石人石仏を、今の青森県から山口県まで、旅稼ぎ石工として全国に出向いていたのだそう。
しかも名前がわかっているだけで約1400人。
名前が記されているのは石工のリーダーでしょう。
基本は五人一組で動いていたので、×5。
高遠石工人口、すごい数です。「高遠石工の派遣は、高遠藩が推進していました。
なぜなら、確実に年貢が取れるから。内藤のお殿様が派遣を奨励した時期は、全国各地で庶民がお墓や石仏を作りたがった時期とうまく重なった」のだそうです。
年によっては、高遠藩全体の年貢の3分の1は高遠石工が納めていたほどだとか。
藩財政の柱だったんですねえ。
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それら高遠石工の中でも、名工といわれたのが『守屋貞治(もりやさだじ)』。
この人の作品がたくさんあるのが伊那市高遠の建福寺です。
寺に至る階段のそばに「西国三十三カ所観世音菩薩」が並びます。
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「円空や木喰といった近世的自己表現をした人に比べるとクラッシックな仏師ですが、ところどころに数珠や獣をしのばせたり、阿修羅のような顔に仕立てたり」といった特徴もあるそうです。
施主さんの家に長期滞在して石を彫り続ける石工だからこそ、施主さんの思いをしっかり聞き取り、像に反映させたのだそう。
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「石仏の命は顔。季節、時間によって表情が違う」と、熊谷さん。
「ライトアップの時期にもぜひ見てほしい」と、おっしゃいます。
「ちょっと忙しすぎる現代人に元気を与えてくれると思いますよ」とも。
石仏と同時に、中央アルプスと南アルプスの仙丈ケ岳の山並み(伊那市民の好きな山)も見て、春だと桜もだーっと咲くのが楽しめるそうです。
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(放送を聞く)

□ 高遠石工研究センター → 
http://site.takato-ishiku.com/
□ 伊那市観光協会 →  
https://inashi-kankoukyoukai.jp/contents/archives/34795
□ 長野伊那谷観光局 → 
http://www.inadanikankou.jp/
□ 長野県観光機構 → 
https://www.nagano-tabi.net/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

お気に入りの旧開智学校

私のお気に入りでもあり、今回の「安藤さんと行く、アルプス山岳郷で雪と温泉を楽しむツアー」に参加の石崎さん・米倉さん姉妹の感動ポイントでもあった「旧開智学校」。
明治6年に建てられた、擬洋風建築の小学校校舎で、国の重要文化財です。
今回、前夜の雪が積もったので、珍しい「白開智(by学芸員の遠藤さん)」が見られました。
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安藤さんツアーでは、しばしば案内をお願いする学芸員の遠藤正教さんによる、明治時代の小学生が受けていた内容の模擬授業をみなさん体験。
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小学校1年生が習ってた漢字が難しすぎて、みなさん、すっごく真剣!かわいい!
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いつも山登りで信州に来ていたという米倉さんは「ずっと憧れてたけど、いつも山に行くだけで素通りしてた。
趣味が合うか気になって山の人と来た事がなかった。来て良かった~。」と、大満足のご様子。
亡くなられたおじい様が、高い教育を受けていたわけではなかったのに、自身の日露戦争での従軍記録を漢文で記録なさっていたそうで、「明治の人達の受けた教育のレベルの高さがわかった」とも。
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明治から昭和38年まで現役の小学校校舎として使われたので、ここには教育資料がたくさん残されています。
特別学級や林間学校、幼児教育や定時制の起こりも見ることができます。
中でも、子守り奉公に出された女の子たちのために放課後時間帯で行われた「子守り教育」の内容と、卒業生の答辞には涙が出ちゃいます。
松本市内、長野県内だけでなく、周辺の県にも評判が届き、「松本に奉公に行けば、学校に通える」と、県外出身の子供達も通ったそうです。
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教育関係者はもちろん、「教育」「学ぶ」ということについて思いがある人は、絶対訪れてほしい旧開智学校です。
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(放送を聞く)

□ 旧開智学校 → 
http://matsu-haku.com/kaichi/
□ 新まつもと物語 →  
https://visitmatsumoto.com/
□ 西日本新聞旅行 → 
http://www.nnpryoko.co.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

アルプス山岳郷の雪と温泉

北アルプス(=飛騨山脈)の一番南側の山~山麓エリアは、アルプス山岳郷と称されます。
松本市の西側の山々・峰々…ということになりますので、標高3000m級の槍ヶ岳や穂高連峰も入るのですが、そこは訪ねるのではなく眺める場所!ということで(笑)。
実際には、上高地や乗鞍高原、白骨温泉や奈川高原、さわんど温泉などで、アルプス山岳郷を満喫する事になります。
西日本新聞旅行とのコラボレーションツアー「安藤さんと行く信州旅 アルプス山岳郷で雪と温泉を楽しむ3日間」でも、ご夫婦で参加の重松さんが「最高。また来たい。体がほぐれた」と絶賛したのが白骨温泉。
泊めていただいた「山水観湯川荘」の内湯も露天も入りまくりだったそう。
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私の部屋のベッドの上に毛布がかけてあって、お風呂に入る前は「ああ、ありがたい」と感じてたのに、湯あがりは「これ、いらない」に…。
暖房も切ってしまうほどなんです。二重サッシの外は、出しておいた保冷剤が凍るくらいの寒さなんですけどね。それを湯川荘のご主人・斎藤元紀さんにお伝えすると「そうなんだよねえ。入ってみないとわかんないんですよねえ。
1月の一番寒い時に、館内を浴衣だけで茶羽織を着ないで歩いてらっしゃるお客さん、いらっしゃいますもんね。
『ああ、あったかいんだな~』と、思いますね」とのお返事。そうなんです。
湯川荘の茶羽織は薄手なのに、湯あがりに着てられないんです。そのくらいあったまるんです。
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さらに、温泉のお湯を使った鍋や山の幸満載の食事で、お腹の中からデトックス~。
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朝ご飯の「温泉がゆ」や自家製「凍み豆腐」のお味噌汁も体にじゅわじゅわしみまする。
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ほーら、みんなピカピカ元気に仕上がります。
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また、乗鞍高原には冬限定の飲み屋、「雪と氷のEVスナック」が、週末(金~日)の夜に登場しています。
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EVとは電気自動車のこと。スナックの照明、電子レンジ、おでんの保温、冷蔵庫などの電力を電気自動車の電源でまかなっているのです。
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直径8mの巨大なテント内はミラーボールのきらめきと昭和歌謡で、まさに「スナック」。
暖房器具で室内はそこそこ暖か(といっても0~1℃前後らしい。外はマイナス8℃くらい)ですが、隅のほうに雪が見えます。
服装は外着のまま。帽子とマフラーは大切。運営スタッフの一員でもある、のりくら観光協会イベント企画部の村瀬基行さんが、「ここ、雪の上に建ってるんです。
20cmくらい雪が積もった上に人工芝を敷いて、テントを立ててるんです。
だから、営業が終わると全部たたんでしまうので、2時間後には雪原に戻ります」と、教えてくれました。
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ドリンクメニューは、定番ものから信州産のウイスキーや地酒、ホットワインにカクテルもあります。
凍った善五郎の滝をイメージした「Zengoro Fall=善五郎フォール」というカクテルも!
乗鞍高原の宿の女将さん特製のおでんや、村瀬さんが自分のペンションでスモークしたチーズなども供されてます。
どれもおいしい!
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村瀬さん曰く「夕飯食べて、20時くらいからスナックに来る間に星を見るときれいなんですよ」と。
これまでと違う乗鞍高原の夜遊びが楽しめます。

(放送を聞く)

□ アルプス山岳郷 → 
https://alps-sangakukyo.jp/
□ 白骨温泉 → 
http://www.shirahone.org/
□ 山水観湯川荘 → 
http://www.sansuikan-yu.com/
□ のりくら観光協会 → 
https://norikura.gr.jp/
□ 新まつもと物語 →  
https://visitmatsumoto.com/
□ 西日本新聞旅行 → 
http://www.nnpryoko.co.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

雪遊び!~アルプス山岳郷で雪と温泉を楽しむツアー

西日本新聞旅行とのコラボレーションツアー「安藤さんと行く信州旅 アルプス山岳郷で雪と温泉を楽しむ3日間」。
乗鞍高原で、6~70歳代の参加者のみなさまが、見事に雪まみれで楽しい時間を過ごしました~。
今年はキノコ採り名人への道に目覚めた・リトルピークス代表の小峰邦良さんと、新登場ガイドのサムさんに案内してもらい、スノーシュ―を装着して、凍った「善五郎の滝」をめざしてスノーシュ―ウォーキングです。
準備体操から気合い十分!

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道路標識と安藤さんの頭の位置で、積雪量がお分かりいただけるかと思います。
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スノーシュ―ダウンヒル=スノーシュ―で丘を駆け下りる=滑り降りる<滑り落ちる=尻で滑るひととき!最高に楽しい!
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小峰さんの「八甲田山ごっこやりますよ~」の意味が全員わかる、大人チームご一行です。
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楽しすぎて、雪の上で転げまわる6~70歳代。石崎さん米倉さん姉妹は「滑ったり転んだり、尻スキーも楽しい」と。
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ご夫婦で参加の谷井さんは「童心に…小学生くらいに帰ったねえ。滑り落ちてもケガしないし楽しい」と、満面の笑み。
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ご夫婦で参加の重松さんは、楽しすぎて「もっともっと山坂があってもよかった」と、力強い発言。
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今冬の善五郎の滝は、凍り方が美しい!気がしました。水の流れを感じさせる形に、そして水色に見事に凍っています。
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ご夫婦で参加の三角さんは「自然の中に入って、もう何もない素の姿で自然の中に入って…。こんなに癒されたことはなかったですねえ」と。
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そして、元気に雪食(笑)。
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そう、生まれ変わっちゃうんですよね。乗鞍高原の雪遊び。一晩雪が降れば、まっさらな雪原が甦ります。
春が来る直前まで、雪にまみれてくださいませ。
たっぷり遊んだ後は、「プチホテルアルム」のごはんが、よりおいしい!のでありました。
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(放送を聞く)

 

□ アルプス山岳郷 →
https://alps-sangakukyo.jp/
□ のりくら観光協会 →
https://norikura.gr.jp/
□ リトルピークス →
http://www.littlepeaks.jp/
□ プチホテルアルム →
https://alumu.com/
□ 新まつもと物語 →
https://visitmatsumoto.com/
□ 西日本新聞旅行 →
http://www.nnpryoko.co.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/