Monthly Archive for 11月, 2018

諏訪湖エリア~諏訪大社・下社

西日本新聞旅行とのコラボレーション企画、12月16~18日にお出かけする「安藤豊さんといく信州たび」で、四社すべて、しっかり参拝・見学する諏訪大社。
ツアーの時も、取材に同行して下さった、諏訪湖エリアまちなか観光案内人の宮坂源重さんに案内していただく予定です。
諏訪湖を挟んで北=下諏訪町にある下社・春宮と秋宮、7年に一度の御柱祭で立てられる四本の柱に囲まれた建物の中に本殿はありません。
両宮とも本殿を持たない諏訪造りと言われる独特の造りです。
春宮の御神体は杉の古木、秋宮の御神体はイチイの木なんです。また、お宮が春宮と秋宮という名前であることについて、「年に2回、2月1日から8月1日までは神様が春宮にいっちゃうんです。
でまた8月に戻ってくる。ここは神様が年に2回移動してる。2月1日、春に遷って、8月1日までの農作業を神様が見て、秋に秋宮に戻りたいと言って、戻ってきてるという」と、宮坂さん。
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この二つのお宮の建物=社殿は、パッと見よく似ています。
実は同じ図面で作られているのだそう。下の写真、左は春宮、右は秋宮です。
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「同じ図面で、まず秋宮=立川流が建て始めた。大隅流はもともとからの宮大工。で、大隅流が「春宮建てさせてくれ」と。
1年遅れて作って、早く春宮ができた。あまりお金かけず、でも“ほんとの宮大工は大隅流”ってことで。
立川流は桶職人さんが、勉強して宮大工になってった家なんですね」と、宮坂さん。
1年早く完成した春宮は屋根が片側だけのデザインになってたり、春宮と秋宮では彫刻が違ってたり、欄間の細工が違ってたり…下の写真は左が春宮、右が秋宮。
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見れば見るほどおもしろいんです。個人的には春宮の巨大なお賽銭箱がツボ!床面全体が投入口なんですよねえ。
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また、春宮の近くには、『芸術は爆発だ!』でおなじみの芸術家・岡本太郎さんが世に知らしめた「万治の石仏」があります。
見れば見るほど味わい深い…。ぜひぜひ、安藤さんと私と一緒に訪ねて行きましょう。
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諏訪大社と温泉

西日本新聞旅行とのコラボレーション企画!12月16~18日にお出かけする「安藤豊さんといく信州たび」で、四社すべて、しっかり参拝・見学する諏訪大社。
ツアーの時も、取材に同行して下さった、諏訪湖エリアまちなか観光案内人の宮坂源重さんに案内していただく予定です。
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諏訪湖畔は温泉どころ。諏訪大社上社本宮と下社秋宮には温泉のお手水もあるんです!
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諏訪湖の温泉には神話がありまして…。諏訪湖を時計盤に見立てると北の方=12時の方角に諏訪大社下社が、南の方=5~6時の方向に上社があるイメージです。
上社から下社へ、建御名方神(タケミナカタノカミ)の奥さん=八坂刀賣神(ヤサカトメノカミ)が移る時に、愛用のお湯を持って行ったというお話です。
宮坂さんは上社本宮のお手水を指して、「これ、源泉から来てますから。諏訪の女神さまがこの温泉を使ってた。こっから、女神さまが「ここは寒いから真綿にお湯を入れて下社のほうへ行きたい」と。
あの波除鳥居…あそこから船に乗って、このお湯を持って下社に行かれて、途中、諏訪湖に落として行ったのが上諏訪温泉。
向こうへ行って真綿が乾いたからもういらないって落とした、そこに『綿の湯』という素晴らしい温泉が出てきたという。
話がうまくできてますよね。」と教えてくれました。
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で、綿を置いた場所から湧き出る『綿の湯』が、下諏訪温泉の源泉になっています。
安藤さんツアーでも泊めていただく宿「ぎん月」の女将さん・武居智子さんは、毎朝6時から諏訪大社全宮で行われる神事『朝御饌祭(あさみけさい)』に案内してくださいます。
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神様に朝ご飯を差し上げる神聖な時間は、参加していて背筋が伸びますよ~。
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その行き帰りに小さい散策を楽しむのですが、各家々や店の前に蛇口があるんですね。これは…。
「これ、町の人が使える温泉なんです。勝手にここで汲んでってよくて」と、女将さん。
わを!ほかほかですよ~。これはぜいたく。下諏訪温泉の湧出量の多さゆえですねえ。
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また、諏訪大社下社秋宮の前は、甲州街道と中山道の分岐点で下諏訪宿。メインの街道筋の周りに、細い路地が縦横に走っています。
これは「中山道を通る参勤交代行列対策のため」だったそう。
東海道に比べ河川が少ない中山道は、峠道があって険しいけれど、雨による増水での足止めがなかった=旅程が組みやすかったため、大名行列の通行が多かったのだとか。
ゆえに多くの行列が通るたびに「下に~、下に」とかいって土下座してたら、生活が成り立たない!表は静かに頭を下げてお迎え体制をとって、実生活は裏の路地で展開するという、庶民の知恵なんですねえ。
そんなお話を聞きながら、女将さんと早朝散策を楽しみましょう。
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諏訪湖エリア~諏訪大社・上社

12月16~18日にお出かけする「安藤豊さんといく信州たび」で、四社すべて、しっかり参拝・見学する諏訪大社。
ツアーの時も、取材に同行して下さった、諏訪湖エリアまちなか観光案内人の宮坂源重さんに案内していただく予定です。
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諏訪湖を挟んで北に下社・春宮と秋宮、南に上社・前宮と本宮があります。
上社の前宮は茅野市、本宮は諏訪市が所在地。
前宮は、諏訪大社のご祭神・建御名方神(タケミナカタノカミ)が最初に諏訪に降り立った地とされています。
小高い丘の上で、社は他宮の社殿と比べると小さめであっさりした造りですが、眺めがいい。
今は埋まって地面になってますが、諏訪湖の向こうに山があり、その向こうに八ヶ岳がどーんとそびえております。
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毎年4月15日に行われる、諏訪大社で最も大切なお祭り『御頭祭(おんとうさい)』も、この前宮を中心に行われます。
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前宮から車で5分ほどで、上社本宮に到着。
ここには徳川家康が寄進した門をはじめ、江戸時代末期に、二代目立川和四郎富昌の手による立川流の代表的建築物が残っていて、幣殿や拝殿にほどこされた見事な彫刻を目にする事もできるんです。
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江戸時代以前の建物がないのは、織田信長の軍勢が諏訪大社に火をかけたためだそう。
実は諏訪大社は武田信玄が大切に信奉してきた戦いの神様だったから。
ずいぶんとお金をかけて、お祭りや建物を見直したのだとか。
諏訪大社を経由して、川中島の戦いに赴いたのだそうです。
織田としては武田の力をそぐ=諏訪大社を焼き払う…だったんでしょう。
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また、諏訪大社は『鹿食免(かじきめん)』という鹿肉を食してもよいという免罪符を発行していた神社でした。
それを武門武将が欲しがったのだそう。
宮坂さん曰く「一番顕著だったのは鎌倉時代、文献によると『殺生を罪悪として狩猟を慎み嫌う時代にも、お諏訪様から御神符を授かった者、狩りをし、その肉を食べることが許された』と。
また、武士の時代、鎌倉くらいになってくると、鷹狩りなどを行うために所領に諏訪神社を建てて、神事として狩りを行なった武将も現れて、諏訪信仰が全国に広がったといいます」と。
武芸を磨く軍事訓練と、食料の調達と、二つの意味合いで有益な神様だったに違いありません。
狩猟・採集文化=縄文文化が長く続いた信州ならではの神様と信仰の形、知れば知るほどおもしろい!
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諏訪湖エリア~諏訪大社

長野県で一番大きい湖=諏訪湖。個人的には博多湾くらいあると感じてましたが、鹿児島県の池田湖(九州で最大の湖)をひと回りくらい大きくした感じのようです。
FDAの機内から見える諏訪湖と富士山の眺めがいいんですよねえ。
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この諏訪湖畔にあるのが『諏訪大社』。全国の諏訪神社の総本社です。
数え年で7年に一度=寅年と申年に「御柱祭」という、直径1.2m・長さ18mの丸太柱に人が乗って山を滑り落ちる奇祭が行われる事でも知られています。
その諏訪大社を、諏訪湖エリアまちなか観光案内人の宮坂源重さんに案内していただきました。
「諏訪湖を挟みまして、諏訪湖の南側に諏訪大社の上社本宮、上社前宮。
それから諏訪湖の北側に大社下社の春宮と秋宮がある。
ですから二社四宮ですから、日本で4つもお社持ってるのは諏訪大社しかない」と、宮坂さん。
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諏訪大社の基本形は、幣殿や拝殿はあるものの本殿を持たない「諏訪造り」。
そして、山や木がご神体なんです。写真に撮れるのは、拝殿や幣殿、神楽殿などです。
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諏訪大社のご祭神は建御名方神(タケミナカタノカミ)と八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)のご夫婦。
建御名方神(タケミナカタノカミ)は出雲の大国主命(オオクニヌシノミコト)の次男です。
建御名方神が諏訪に来た理由についての神話を、宮坂さんが教えてくれました。
「天照大神(アマテラスオオミカミ)が大国主命に『地上の権利を私のほうに頂戴。いかがですか』ということで、お父さんと長男はOKした。
次男坊、建御名方神が「いや、簡単にはダメだよ。出雲の稲佐の砂浜で力比べして、勝ったら渡しましょう」と。
それが古事記の国譲りの神話になるわけですね。稲佐の砂浜で力比べしましたら、建御名方神、簡単にまけちゃいましてね。
古事記に曰く『信濃の国の諏訪まで逃げてきて、“ここから出ない”という約束のもと生き残って、ここに鎮座した』と」。
だから旧暦10月の「神無月」、諏訪は「神有月」なんですって。
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全国に諏訪神社は約6000社。
摂社や末社などの小さなお社まで入れると20000近い数になるそうですが、九州各地に諏訪神社=お諏訪様はお祭りされてます。
中でも大きいのは長崎の諏訪神社。『長崎くんち』でもおなじみですよね。
茅野市教育委員会文化財課・古文書担当の柳川英司さんは「長崎の諏訪神社は江戸時代に勧請されています。
諏訪の神様は風や雨を治める神様で、中世では“諏訪の神様が現れる時は龍の姿をしていた”とされています。
風雨を操る神様を勧請すれば、港や海が荒れない、ということもあって、長崎だけでなく全国に広まったようです」と、教えて下さいました。
ひょっとして、その龍の姿がおくんちの蛇踊りにつながっていくのかしら?
九州とのご縁も、いにしえの信仰のかたちも、深くて面白い諏訪大社です。
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