西日本新聞旅行とのコラボレーション企画、12月16~18日にお出かけする「安藤豊さんといく信州たび」で、四社すべて、しっかり参拝・見学する諏訪大社。
ツアーの時も、取材に同行して下さった、諏訪湖エリアまちなか観光案内人の宮坂源重さんに案内していただく予定です。
諏訪湖を挟んで北=下諏訪町にある下社・春宮と秋宮、7年に一度の御柱祭で立てられる四本の柱に囲まれた建物の中に本殿はありません。
両宮とも本殿を持たない諏訪造りと言われる独特の造りです。
春宮の御神体は杉の古木、秋宮の御神体はイチイの木なんです。また、お宮が春宮と秋宮という名前であることについて、「年に2回、2月1日から8月1日までは神様が春宮にいっちゃうんです。
でまた8月に戻ってくる。ここは神様が年に2回移動してる。2月1日、春に遷って、8月1日までの農作業を神様が見て、秋に秋宮に戻りたいと言って、戻ってきてるという」と、宮坂さん。
この二つのお宮の建物=社殿は、パッと見よく似ています。
実は同じ図面で作られているのだそう。下の写真、左は春宮、右は秋宮です。
「同じ図面で、まず秋宮=立川流が建て始めた。大隅流はもともとからの宮大工。で、大隅流が「春宮建てさせてくれ」と。
1年遅れて作って、早く春宮ができた。あまりお金かけず、でも“ほんとの宮大工は大隅流”ってことで。
立川流は桶職人さんが、勉強して宮大工になってった家なんですね」と、宮坂さん。
1年早く完成した春宮は屋根が片側だけのデザインになってたり、春宮と秋宮では彫刻が違ってたり、欄間の細工が違ってたり…下の写真は左が春宮、右が秋宮。
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見れば見るほどおもしろいんです。個人的には春宮の巨大なお賽銭箱がツボ!床面全体が投入口なんですよねえ。
また、春宮の近くには、『芸術は爆発だ!』でおなじみの芸術家・岡本太郎さんが世に知らしめた「万治の石仏」があります。
見れば見るほど味わい深い…。ぜひぜひ、安藤さんと私と一緒に訪ねて行きましょう。
放送を聞く
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