今回の安藤豊さんと行く信州ツアーは、2月6日~8日の2泊3日。松本市の西側の山沿い=乗鞍高原で雪を満喫いたします。
今回のポイントのひとつが雪上車!Mt.乗鞍スキー場が持っている真っ赤な、かわいいビジュアルだけど結構デカい車に乗ります。
ブルドーザーとトレーラーが合わさったような形で、後部の客車には詰めれば20人くらい乗れるそう。
これに乗って進むのは「夏は普通の道路だけど、冬は雪のため閉鎖されているところ」。森の中に入っていくような感じになるんだそうです。
Mt.乗鞍の社長・宮下了一さんは「冬はスキーやスノーボードを使わないと行けないところに、どんな方でも入って行ける。
お孫さんと一緒に乗鞍に来たおじいちゃんおばあちゃんが、これまで孫はスキー、自分たちは温泉…だったのが、そういう人たちにも雪を楽しんでもらえるかな」と、おっしゃってました。
3m以上の高さに視点がおかれますので、高いところから見下ろす雪の森もワクワクさせてくれるに違いない!
この雪上車の目的地は東大ヒュッテ。のんびりチームは復路も雪上車で、そのあと休暇村で炭酸泉のお風呂に入ります。
雪満喫チームはさらにスノーシューで散策へ。
ガイドをしてくださるリトルピークスの代表・小峰邦良さんは「そこから歩いて15分。誰もいない静寂の雪原が広がってます。そこから見る乗鞍岳の角度がすばらしい。いつもは剣ヶ峰メインだけど、高天原メインで、ちょっとイカツイ変わった形の乗鞍が見える」と、おっしゃいます。
乗鞍岳、いつもちょっと柔らかくておおらかな女性的ビジュアルだと感じてましたが、そうですか、違う顔が見られるのですね。楽しみ。
そこからさらに5分ほど進むと孫市平の展望台に出ます。人工物が何も見えない、溶岩台地の乗鞍高原が見下ろせるのだそう。
小峰さんは「何がいいって、誰もいない。
シラビソの林の中で、きれいに囲まれてるので。何かチープな言い方ですけど箱庭みたいで、だけど細長―く、ずーっと繋がってくきれいな雪原で、雪質もいいんです。
雪の量も多くて。動物の足跡も多いし。森も美しい」と、大絶賛。しかも「かなり静かです。キーンと耳鳴りがするくらい静か」と。
今回のツアーは「午前中は凍った滝=善五郎の滝を見てメジャーどころを楽しむ。
午後は雪上車のカタカタカタカタという音を楽しみながら雪の森を進み、そのあとは静寂。
“本当の静けさっていうのはこういうことだ”って感じてもらえると思います」と、おっしゃってました。
ほほう。輝く雪、だけでなく耳で楽しむ雪景色ツアーになりそうですね。案内する私も楽しみ~。
□ Mt.乗鞍スノーリゾート →
http://www.norikura.co.jp/snow/
□ のりくら観光協会 →
http://norikura.gr.jp/
□ リトルピークス →
http://www.littlepeaks.jp/
□ 西日本新聞旅行 →
http://www.nnpryoko.co.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/