数え年で7年に1度行われる御開帳!いよいよ来月5日からはじまります!
善光寺御開帳期間中は毎日様々なイベントが行われますが、期間中に関わらず毎日行われている行事にも注目!
前回お伝えしたのは365日、毎日欠かさず行われている朝のお勤め、お朝事でしたが、今回は『お戒壇巡り』仏様の真下、仏様のお腹の中のなかを歩く体内巡り。
仏様に一番近いところまで行くのに、一旦死ぬ体験をする、臨死体験をするという意味もあるんだそうです。そして、もうひとつの意味が。。。
『人は誰しも母親のお腹の中からお母さんも子供も命がけでこの世に生を受けているわけですけど、少しそれをこういう体験をすることにもなるのかもしれませんし、生まれ変わるという意味もあるわけですね。
生きてると私たちは良い行いをしたいと思って生きてきても必ず悪いことをしてしまう。そういうものを置いてくるわけですね。
リセットするわけです。そして生まれ変わって一歩一歩進んでいく、仏様から知恵をいただいたり、そういう意味がこの戒壇巡りにはあるという風に思います。』
と、善光寺 庶務課、清水雄介さんが教えて下さいました。
本堂の奥、本堂床下に下る階段、人が2人並べるぐらいの幅の階段を下っていきます。歩きだしてすぐに真っ暗。ほんとに何も見えない!
中ほどには錠前があって、それに触れると極楽浄土が約束されるんです。
歩いていても先が見えず、どれだけ歩けばいいのかもわからず不安でした。
そしてうっすら明かりが見えてきた時、世の中の赤ちゃんに対して産まれてきてくれてありがとう!という感覚が!
必ず何か感じることができる『お戒壇巡り』皆さんにもぜひ体感して頂きたいです!
そして善光寺に行ったら本堂の中にも注目してみてください。
内陣と呼ばれる場所までがこの世と言われていて、その先は極楽浄土と言われています。
そして内陣の上では25の菩薩が私たちを救いに来て下さっているんです。
その中によーく見ると仏様が乗っていない蓮の花があるんですが、それは善光寺如来は完全秘仏で実際にその姿を見ることができない。
乗っていらっしゃるけど、私たちは想うしか会えない。という言い伝えと、その蓮の花には私たちが今日会いに来た仏様がいる。
おじいちゃんだったりおばあちゃんだったり、もう会いたくてもこの世にいらっしゃらなくて会えない。
その方が奥の極楽浄土の世界から私たちの所に会いに来てくれている。そんな言い伝えもあるんだそうです。
今年は初の試みで夜9時までライトアップされる善光寺、みなさんいかかですか?
(茅原あいり)
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