6月7日に第一回安曇野ハーフマラソンが行われる安曇野では、おもてなし精神が素晴らしい!という話を聞き、私もそのおもてなしを受けてきちゃいました。
『ちょっとお茶でも飲んでかねーかい』と、近所の人が集まってお茶を飲みながら世間話をすることが安曇野ではありふれた風景ですが、
それって安曇野だけではなく、福岡でも近所の人とお茶をする感覚ってありますよね。でも!安曇野は一味違う。
お茶がなくならない!!!!!お茶がなくなる前にどんどん継ぎ足される。
私も安曇野でご主人は建築業をしながら奥様とお米やお野菜を作っておられる平林幸男さん(77)和子さん(76)のお家にお茶にお呼ばれしました!
信州のお茶受けといえば、野沢菜漬け。それに大根の煮物・カブの千枚漬け・黒豆のよせ・お饅頭・あられ・りんごと梨・干し柿・いなご。
お料理は、あられも全て奥様の手作り、そしていなごも奥様が田んぼでとってきて下さったもの。
秋稲を狩るちょっとまえに取りに行って煮て冷凍してくださっていたんです。私人生初いなご。。。
見た目でいっぱいいっぱいで中々食べることができません。。。
足が嫌だ!という私に、奥様が足を取ってくれたりもしたのに、かなりの時間をかけて、飲み込みました。。。
ほんとにどんどんどんどんお茶が継ぎ足されて、おなかもいっぱい!
お話をしていくと平林さんご夫妻。農業を営んでいる農家に泊る農家民泊の受け入れもなさっているんです。
東京の武蔵野と安曇野が姉妹都市なのでセカンドスクール受入れの会というものがあって、全国に子供たちを体験旅行に行かせるという取り組みなんだそうです。
春と秋に4泊5日で中学生がやってくるんです!
『丈夫でいる限りはね、田舎を体験したくて来てるなら拒む必要はねぇと思うだよ。
それができるってことはまぁ2人で幸せ、健康でいられるでこそ出来るし、有り難く思わなきゃね』
子供たちを受け入れることで、今の子供たちのお家での様子なんかも聞いたりして、今の子供たちの状況を知れることもいいこと!ともおっしゃっていました。
子供たちからはその後お手紙も届くそうで、親のもとでは味わえない生活がもし味わえたらよかったなぁと思う。
彼女ができたら一緒にお茶飲みこいよ!と笑顔の平林さんご夫妻でした。
いまは中学生の受入れのみですが、今後一般の方の受け入れも出来るようになればいいなぁと役場の方はおっしゃっていましたよ。
そして、ご自宅の離れの蔵には。。。
いつでもご近所さんとお茶できるようにこんなセットが常備されてました。
あぁ~また平林さんに会いたいなぁ。
(茅原あいり)
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