昨秋の御嶽山噴火で、木曽エリアにも大きな影響がでていますが、がんばってます。木曽。
おもな産業のひとつでもあるスキーですが、シーズンインの時点で5ヶ所中4ヶ所で通常営業。
そして、1月19日に噴火口からの立ち入り禁止区域が狭くなったことで、残す1ヶ所「おんたけ2240」も2月26日から営業できることになりました。
5月まで滑れますので、まだまだ長くスキーを楽しめます。木曽観光連盟の竹脇聡さんは各スキー場のオープン日に様子を見に出かけたそうです。
「例年の半分も来てくれれば…と思っていたけど、数字は伸びてきてるんです。ありがたいですねえ。
スキー場には“噴火の日に山頂付近にいた”って人も“応援に”って来てくれてました。コアな木曽ファンが離れず来てくれて、嬉しいです」と、おっしゃってました。
スキーやスノーボードだけでなく、スノーシューを履いてのスノーウォーキングやそりあそびなど、チャレンジしてください。
また、氷で灯篭を作って街並みを照らし出す「氷雪の灯祭り」など、寒さを活かした催しも、冬の木曽路のお楽しみです。
さらに「すんきづけ」なる木曽独特の赤カブの仲間のお漬物もおいしい時期です。塩を使わず乳酸菌発酵させた、酸味の強いお漬物ですが、あったかいおそばの出汁とあうんですねえ。
詳しくは過去のブログを。→https://blog.rkbr.jp/sinsyu/2013/12/
噴火によって大きな災害をもたらした御嶽山ですが、ほんとうに美しい山なんです。冬は特に、輝いている山です。
冬の木曽の空気は硬度が、そして光度が高いというか、きらめいていて、そこに凛々しく輝くのが御嶽山。
竹脇さんも「昔から、木曽節にも出てくる山で、何があっても木曽のシンボル。私たちは御嶽山を誇りに思っている。
災害が起こってしまったことを隠す必要もない。御嶽とともに生きてきた、それは大事にしたいんです。
登るばかりでなく、遠くから美しい山並みを見てもらうのもありだと思います」と、おっしゃってました。
冬の木曽路で、御嶽山に思いを寄せながら、心が透き通る旅をなさってください。
今、木曽町・木祖村・王滝村の宿泊施設を利用すると周辺スキー場の1日リフト券かお買いもの補助券がもらえる「つながろう木曽。
応援ありがとうキャンペーン」も実施中です。
竹脇さんが着用している木曽路の防寒着「南木曽ねこ」も、おすすめですぞ。
□ 木曽観光連盟 → http://www.kisoji.com/
□ FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/
★3月29日からの夏ダイヤから、福岡-信州まつもとの直行便が1日2往復になります。
さらに便利に信州へおでかけできますよ~。★