■2016年5月29日放送■ <ペコのいきいきハワイアンライフ>
福岡に住んでいたとき、柳橋市場に毎日通い、新鮮な魚・野菜を買って食べていた私は、ハワイに移住して近くのスーパーマーケットに行き、新鮮な魚を売っていない!とショックを受けました。切り身の魚、パックされた魚、どれを見ても、買って料理しよう!と言う気持ちになれず、悲しかった…30年以上昔の話です。
少しずつハワイの生活に慣れてきて、玉城マーケット、チャイナタウンの魚屋さん他で新鮮な魚が手に入る事を知りましたが、柳橋で見ていた魚と種類が違うので、どう調理したらいいのか?またまたカルチャーショック!そんな時、レストランで食べて、大好きになったのが味噌バターフィッシュ。
バターフィッシュは マナガツオの仲間で、風味はギンダラに似ている魚です。初めて食べた時、広島の母が沢山作って、東京まで持ってきてくれたさわらの味噌漬けを思い出して、涙が出るほど感動しました。それからは、バターフィッシュを買って来て、自分で味噌床を作り漬けています。その後?まぐろ、かつお、あじ、もい(白身の魚で昔はロイヤルファミリーしか食べられなかった魚)他沢山の新鮮な魚に出会いました!
でも私の中では、柳橋市場の魚が一番!
《バターフィッシュの味噌漬け》
バターフィッシュ(好みのお魚) 1LB 450g
味噌 2/3LB 300g
みりん 2TBS 大さじ2杯
日本酒 2TBS 大さじ2杯
*みそが辛口の場合 、砂糖を少々加えてもOKです
作り方
1. バターフィッシュをスライスして、塩(分量外)を振り、しばらく置いておきます。
2. 味噌床の材料を良く混ぜます。
3. バターフィッシュから出た水分を、ペーパータオルで丁寧にふき取り、タッパーウエアに半量の②を敷き詰め、ガーゼをのせ、バターフィッシュを並べ、さらにガーゼをかぶせ、残りの味噌をのせ、蓋をして冷蔵庫に入れます。
*浅漬けは次の日に。しっかりした味が好きなら、2~3日後に焼いてお召し上がり下さい。