26回目はシーズン4の最終回となります。
2019年3月30日

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※写真は15号墳の発掘調査。溝の部分は土の色が変化しています
最終回は宗像市と福津市の世界遺産「神宿る島・宗像・沖ノ島と関連遺産群」の現状と今後について、担当者から話を伺いました。
注目される古墳がありました。それは関連遺産群の一つ新原・奴山古墳です。
ここでは15号墳と隣の19号墳の発掘調査が行われています。15号墳は円墳とみられてきましたが、墳丘の回りの溝の発掘調査で分かったのは溝が円形になっておらず、途中で切れているということです。
つまり、これは円墳ではなくひょっとすると前方後円墳ではないかと推定されることです。
古墳の序列からいきますと、円墳より前方後円墳の方が上となります。従って被葬者の身分も高くなるのでは、と考えられます。
今回がシーズン4の最終回です。次は10月からのシーズン5をお楽しみに。

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福岡市東区の志賀海神社では、4月15日、春の「山ほめ祭」が行われます。
正しくは山誉種蒔漁猟祭=やまほめたねまきかりすなどりのまつり。
神功皇后がこの神事はたいそう面白いので「志賀の浜に打ち寄せる波が途絶えるまで伝えよ」と、おっしゃったお祭りなのですよ~。
志賀海神社の御祭神は海の神様・綿津見命。
ですが、「ああら、よい山、繁った山」と、山を誉めたたえるのです。さらに鹿を打ち、鯛の漁に出たところで君が代の歌詞も登場します。
お話して下さったのは、志賀海神社権禰宜の平沢憲子さん。
当日は、志賀島の産直市も開催されます。いちごや甘夏酒、志賀島地区の“ハレの日”食である鰆ごはんも登場します。

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25回目は神功皇后の田油津姫討伐の後の足跡を神社から辿ります。
2019年3月23日

神功皇后伝承を歩くの著者、綾杉るなさんの話では神功皇后は田油津姫討伐の後佐賀へでています。
杵島郡石崎という所に古代の港がありここへ皇后軍が着岸したらしいということです。
ここには山惣という武内宿禰の居城があるとか。
ここでは大鷹・小鷹に占拠されていたため戦になったそうです。
この後、神功皇后は玉島川でアユ釣りで占いをし、見事アユを釣りあげることになります。
そして、糸島半島を巡幸することになります。
糸島市二丈にあるのが鎮懐石八幡宮。ここには神功皇后が新羅へ出兵するときに立ち寄り、石をふところにいれ出産が遅れることを祈願しています。
神社の近くにはこぶし大の石ころが今でもたくさんあります。
綾杉さんの話は今回はここで終わり、続きは10月からのシーズン5で、となります。
ご期待下さい。

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「福岡県の古代をテーマにした観光VR映像」が完成、公開されています。
ぐるり360度が見えるバーチャルリアリティ映像は、「世界遺産を巡る旅」「アクティビティで楽しむ古代遺跡」など、5パターン。
いずれも3分弱なので、繰り返しかつ何度でも楽しみたい!担当した福岡県観光推進課の森薫子さんがおっしゃるとおり「写真や平面映像では伝わりづらい空気感も肌で感じることができる」楽しさです。
You Tubeで『福岡の古代ロマンを堪能』で検索するか福岡県の観光ウェブサイト『クロスロード福岡』からだと、自分のスマートフォンやタブレットから、いつでもどこでも楽しめます。
また、県庁最上階の「ふくおかよかもん広場」や宗像市の「海の道むなかた館」では、ゴーグル付きで、より没入感いっぱいの映像体験ができますよ~。

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24回目は神功皇后の足跡を辿ります。
2019年3月16日

今週は「神功皇后の謎を解く」の著者、河村哲夫さんの話です。
神功皇后は秋月を拠点にした羽白熊鷲を討伐し、宝満川を下り、こんどは田油津姫を討伐に行きます。
田油津姫はみやま市の女山を拠点にしていました。神功皇后一行は宝満川から筑後川へ出てさらに南下して矢部川へ出ます。そして鷹尾神社付近に拠点を設け本格的な軍事行動を開始します。
そして、女山付近で田油津姫を討伐。伝承では蜘蛛塚が田油津姫の墓だといわれているそうです。
この後佐賀駅の裏にある堀江神社付近に上陸し、今度は嘉瀬川を上っていきます。
そして途中から玉島川を下り唐津の方へとぬけていきます。
その後は呼子まで行って香椎宮へと引き返すのです。
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3月23日(土)に、調査状況の現地説明会が行われる「新原奴山古墳群15号墳」について、福津市文化財課史跡整備係長・井浦一さんに伺ってきました。
保存・修理のため、古墳の正確な規模や形状を調査する中で、今残っている20m弱の円墳状の大きさよりふた回りくらい大きい25m位の大きさだった可能性があるそうです。
そして…15号墳は円墳じゃなく前方後円墳の可能性が!周溝の周りかたや出土の埴輪…。詳しくは放送内容を聞くか、現地説明会へ!問合せは、福津市文化財課まで。

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23回目も太宰府の水城を歩きます。
2019年3月9日

水城の東門から土塁に沿って歩いていきますと御笠川にぶつかり、土塁が切れているところがあります。
ここはどうなっていたのか、はっきりしたことは未だ分からないそうですが、川から出てきたものに塼(せん)という長方形の瓦が出てきたり、鬼瓦が出てきたりしています。
それに、近くに古門畑という地名があるところから水門があったのではないかともいわれているそうです。
そして、ここから500メートル程下流に老松神社があります。
ここには平安時代には水城の渡しという船着き場があったということでした。
恐らく道真公もここから船を下り、東門へ歩いていったのであろうということでした。
御笠川で分断されたところから西門までは川を渡らなけれがいけません。
かなりの回り道を歩きます。
西門からはかつて10メートル近くの幅の道が鴻臚館へまっすぐ延びていたということでした。
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「道の駅むなかた」では、3月16日~4月末まで『宗像いちごまつり』が行われます。
いちごそのものやいちごを使った加工品に付いている『イチゴちゃんシール』を集めるとお買い物券がもらえます。
売り場には、あまおう、さちのかなどのおなじみ品種以外にも5~6種類が並んでいます。
最近人気の白っぽいいちごの一種“桃薫”なんてのも登場。
宗像いちごのおいしさと、実は古い歴史について、道の駅むなかた・営業部青果担当の吉田直也さんに伺ってます。
吉田さん、いちご大福がお気に入り~。

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22回目は太宰府の水城を歩きます。
2019年3月2日

水城は663年の白村江の戦いで敗れた日本へ唐と新羅が攻めてくるのでは、ということで急遽作られた防衛の為の施設。
土塁の長さは1200メートル。高さは10メートル近くあり、博多側に幅60メートル程の壕が造られ、敵が渡ってこないよう水が蓄えられていました。
そして、門が東門と西門の二カ所に造られていました。
東門は現在県道が横を走っており、交通量が多く昔から交通の要衝だったということでした。
土塁の東門近くの地下には壕に水をひくための木樋が埋めてあります。
木樋の長さは80メートル程あるそうです。
土塁は木の葉などを敷き詰めて作る敷そだ工法や、柔らかい土や固い土をつき固めて造る版築工法などで極めて頑丈にできています。
東門から土塁の下を歩いて西門の方へ行きますと途中御笠川とぶつかります。
ここにもいろんな話が残っていました。次回はここから歩きます。
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福津市の観光ポイントを中心に、いろんなツアーを提供している「ふくつ観光協会」。
この3月も「宮地嶽自然歩道トレッキング」や、「春の感動バスツアー~世界遺産と光の道」などが予定されています。
今回のツアーの楽しみどころや福津の魅力について、ふくつ観光協会事務局長の中村留美さんに伺いました。
福津のとっておき観光情報やこだわりのおみやげなどは、JR福間駅改札前の「ふっくる」へ!市のキャラクター『ふくふくちゃん』が目印ですが。この子、時々衣装替えしてます(笑)。

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21回目も梅が見頃を迎えている太宰府天満宮を歩きます。
2019年2月23日

先週は参道のつきあたり、延寿王院まで歩きました。つきあたりを左折したところに古い鳥居が建っています。柱と柱の間には5円玉や10円玉がたくさん挟んであります。
この鳥井は700年前の南北朝時代に建てられたものだそうで、何でも九州で一番古い鳥居だとか。
鳥居をくぐると過去・現在・未来を表した太鼓橋がでてきます。
その真ん中の平橋にあるのが志賀社といいます。
建物は1458年に建てられたものだそうで天満宮にある建物で一番古いのだそうです。
楼門の手前に麻生太吉さんが奉納した石灯籠があります。
太吉さんは茶店の評判の美人だったおいしさんに惚れ、おいしさんが茶店に通うのに山越えは大変だろうと掘ってあげたのがトンネル。
今でもちゃんと残っています。
太宰府天満宮、古代から現代まで様々な面白い話がたくさん残っています。
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九州国立博物館の名物部活=「きゅーはく女子考古部」。今年は第4期、3歳~50歳代までの24名の女子が活動しています。
一年間の活動発表とワークショップやイベントが、3月2日(土)に、九州国立博物館のミュージアムホールで行われます。
本気で学んで本気で遊んでいる部員さん達の様子を、部のマネージャーと務める、企画課の西島亜木子さん、山室翔子さん、井上祥子さんに伺いました。
来年度=第5期の部員募集の概要も、2日のイベントでリリースされますよ~。

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20回目は梅の名所太宰府天満宮を歩きます。
2019年2月16日

例年より開花がとても早かった梅の花。太宰府天満宮の梅も見頃を迎えています。
曲水の宴は3月3日の午後1時頃から本殿へ向かって右の方にある曲水の庭で行われます。
かつて天満宮はさいふまいりの方で大変賑わったといわれます。
最近は中国語と韓国語が乱れ飛んで、平日も大変な人出です。中でも韓国の人に人気があるのは参道のつきあたりある牛の銅像。制作したのは彫刻家の富永朝堂。
牛の背が宝満山をモデルにしたんだとか。境内にある11頭の牛の象の中で一番若いそうで、インスタ映えがするという理由でか、韓国の人が長蛇の列を作っています。
楼門の前にあるのが実業家麻生太吉が奉納した石灯籠。
麻生太吉は美人で有名だったお石茶屋のお石さんに惚れ、お石さんが茶店に通いやすくするためトンネルを掘った話は有名。
今でもそのトンネルは竈門神社へ抜ける近道として使われています。
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最近、古代史を最新技術で楽しむ動きが盛り上がっております。
3月15・16・17(金~日)は、「特別史跡大野城跡復元プロジェクト~VR・ARで甦る古代建物群~」が、開催されます。
VR=大型モニターに映しだされる仮想現実映像で大野城の全体を体感し、AR=拡張現実で、今は石しか残されていないその上の建物=倉庫を見ることができるんです。
最新技術と文化財の組み合わせの意義を、福岡県教育庁文化財保護係長・入佐友一郎さんに伺いました。
まだまだ新発見が続いている大野城跡。今回もおもしろそうです。参加希望の応募締切は3月5日。
詳しくは→ http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/onojyou.htm

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19回目も神功皇后の田油津姫討伐の道です。
2019年2月9日

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※写真は益影の井
今週も前週に続いて神功皇后の田油津姫の討伐の道を神社から辿っています。
先週は朝倉市の太刀八幡宮、福成神社、筑紫野市の松尾宮、小郡市の老松神社まで尋ねました。
今週は久留米市の赤司八幡宮から紹介します。
この神社には三女神が降臨したのはここだという伝承が残っています。
神功皇后は三韓に出兵する前と後の2回この神社に寄っています。
その2回目が重要です。ここで朝鮮半島から帰るとここで応神天皇を出産したという伝承があるのです。
しかも、この地には粕屋郡の宇美八幡と同じく蚊田という地名もあります。
さらに、応神天皇が産湯を使ったという井戸、益影の井まで残っているのです。
三女神が降臨した場所の話といい、神功皇后出産の地という伝承といい、何かしら注目される神社のようです。
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2月23日(土)・24日(日)、芦屋町のボートレース芦屋で「第3回 西日本ご当地さわらサミット2019 in 芦屋町」が開催されます。
鰆グルメを考案した飲食店が集まって、お客様の投票で№1を決めるイベントです。
去年のグランプリは、バジルを効かせたラーメンだったそう。他にもカレーや天ぷら、ハンバーガーなど、意外なメニューがそろいそうです。
さわらサミット実行委員長で漁師の中西智昭さんにお話を伺いました。
中西さんのオススメは「ちょっと熟成させた刺身」だそう。芦屋で食べて下さいませ。

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18回目は神功皇后の田油津姫討伐の道です。
2019年2月2日

神功皇后は秋月の古処山で羽白熊鷲を討伐、次に向かったのは田油津姫討伐です。
そのルートを今週は神社からたどります。
まず出てくのが朝倉市の太刀八幡宮です。ここへ軍勢を進め太刀を研いで、この神社に奉納、ここで軍事訓練を行いました。
その協力にあたったのが水沼の君だったといわれます。
次に向かったのは福成神社。ここでは宗像三女神に海路の安全を祈りました。
この神社の近くにあるのが謡曲「綾の鼓」の舞台になった桂の池。主人公の源太老人の地蔵尊もあります。
源太老人は斉明天皇の女官に恋をしますが、思いがとげられず桂の池に身投げします。さらに、女官も身投げするという物語。
横を流れる桂川には「宮殿橋」=ぐうでんばしがあり、斉明天皇の橘の広庭に仕えた女官の宿舎「女御呂木」」=めごろぎもあり、斉明天皇について調べている人にとっては重要な場所と思われますkodaifukuokareport
人気アイドルグループ「嵐」が出演した「日本航空」のCMで全国に知られた、宮地嶽神社参道の『光の道』。
2月と10月に見られる現象です。
今年2月は25・26日がピーク。その前後の19日から3月3日まで神社の有料観覧席が設けられるので、その間は発生の可能性があるかと推測されます。
期間中、全く見られないこともあるし、あきらめていたら日没直前の一瞬だけ光ったとか、なかなかの難しさのようです。
福津市観光ボランティアガイドの竹本武利さんと福津市観光協会事務局長の中村留美さんにお話を聞きました。

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17回目は神功皇后の足跡を辿ります。
2019年1月26日

神功皇后の足跡を今回は「神功皇后の謎を解く」の著者、河村哲夫さんに聞きます。
河村さんの話、前回は下関の豊浦宮を出発して香椎宮へやってきて、夫の仲哀天皇が急死するまでのお話でした。今回はその続きです。
神功皇后はいよいよ朝鮮出兵の準備にかかるのです。その前に熊襲討伐にかかります。
まず、古処山を拠点とする羽白熊鷲を討伐にかかります。
羽白熊鷲とはどんな集団だったのか、日本書紀には「その人となりは強健で、翼があり高く飛ぶことができる、皇名に従わず常に人民を掠めている」とあり、河村さんの話では山を縦横無尽に動き回る山伏のような集団だったのでは、ということでした。
結局、朝倉の層増岐野(そそきの)という場所で討伐、熊鷲は古処山の北東にある嘉麻市の増富山へ逃げていきます。

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この時期の「道の駅むなかた」には冬の魚が並びます。
トラフグ、メバル、ヒラメ…。水産販売責任者の伊藤美幸さんのおすすめは「ヒラスズキ」。
身の透明度が普通のスズキとは違うそう。
また、2月は「第一回むなかた干物まつり」を開催。
商品についている干物シールを集めてお買物券がもらえたり、干物キャラクターの名前を募集したり…。
宗像のひもの名人たちが何を出荷してくるか、伊藤さんも楽しみだとか。
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