24回目は神功皇后の足跡を辿ります。
2019年3月9日

今週は「神功皇后の謎を解く」の著者、河村哲夫さんの話です。
神功皇后は秋月を拠点にした羽白熊鷲を討伐し、宝満川を下り、こんどは田油津姫を討伐に行きます。
田油津姫はみやま市の女山を拠点にしていました。神功皇后一行は宝満川から筑後川へ出てさらに南下して矢部川へ出ます。そして鷹尾神社付近に拠点を設け本格的な軍事行動を開始します。
そして、女山付近で田油津姫を討伐。伝承では蜘蛛塚が田油津姫の墓だといわれているそうです。
この後佐賀駅の裏にある堀江神社付近に上陸し、今度は嘉瀬川を上っていきます。
そして途中から玉島川を下り唐津の方へとぬけていきます。
その後は呼子まで行って香椎宮へと引き返すのです。

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「道の駅むなかた」では、3月16日~4月末まで『宗像いちごまつり』が行われます。
いちごそのものやいちごを使った加工品に付いている『イチゴちゃんシール』を集めるとお買い物券がもらえます。
売り場には、あまおう、さちのかなどのおなじみ品種以外にも5~6種類が並んでいます。
最近人気の白っぽいいちごの一種“桃薫”なんてのも登場。
宗像いちごのおいしさと、実は古い歴史について、道の駅むなかた・営業部青果担当の吉田直也さんに伺ってます。
吉田さん、いちご大福がお気に入り~。

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23回目も太宰府の水城を歩きます。
2019年3月2日

水城の東門から土塁に沿って歩いていきますと御笠川にぶつかり、土塁が切れているところがあります。
ここはどうなっていたのか、はっきりしたことは未だ分からないそうですが、川から出てきたものに塼(せん)という長方形の瓦が出てきたり、鬼瓦が出てきたりしています。
それに、近くに古門畑という地名があるところから水門があったのではないかともいわれているそうです。
そして、ここから500メートル程下流に老松神社があります。
ここには平安時代には水城の渡しという船着き場があったということでした。
恐らく道真公もここから船を下り、東門へ歩いていったのであろうということでした。
御笠川で分断されたところから西門までは川を渡らなけれがいけません。
かなりの回り道を歩きます。
西門からはかつて10メートル近くの幅の道が鴻臚館へまっすぐ延びていたということでした。

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福津市の観光ポイントを中心に、いろんなツアーを提供している「ふくつ観光協会」。
この3月も「宮地嶽自然歩道トレッキング」や、「春の感動バスツアー~世界遺産と光の道」などが予定されています。
今回のツアーの楽しみどころや福津の魅力について、ふくつ観光協会事務局長の中村留美さんに伺いました。
福津のとっておき観光情報やこだわりのおみやげなどは、JR福間駅改札前の「ふっくる」へ!市のキャラクター『ふくふくちゃん』が目印ですが。この子、時々衣装替えしてます(笑)。

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22回目は太宰府の水城を歩きます。
2019年2月23日

水城は663年の白村江の戦いで敗れた日本へ唐と新羅が攻めてくるのでは、ということで急遽作られた防衛の為の施設。
土塁の長さは1200メートル。高さは10メートル近くあり、博多側に幅60メートル程の壕が造られ、敵が渡ってこないよう水が蓄えられていました。
そして、門が東門と西門の二カ所に造られていました。
東門は現在県道が横を走っており、交通量が多く昔から交通の要衝だったということでした。
土塁の東門近くの地下には壕に水をひくための木樋が埋めてあります。
木樋の長さは80メートル程あるそうです。
土塁は木の葉などを敷き詰めて作る敷そだ工法や、柔らかい土や固い土をつき固めて造る版築工法などで極めて頑丈にできています。
東門から土塁の下を歩いて西門の方へ行きますと途中御笠川とぶつかります。
ここにもいろんな話が残っていました。次回はここから歩きます。
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九州国立博物館の名物部活=「きゅーはく女子考古部」。今年は第4期、3歳~50歳代までの24名の女子が活動しています。
一年間の活動発表とワークショップやイベントが、3月2日(土)に、九州国立博物館のミュージアムホールで行われます。
本気で学んで本気で遊んでいる部員さん達の様子を、部のマネージャーと務める、企画課の西島亜木子さん、山室翔子さん、井上祥子さんに伺いました。
来年度=第5期の部員募集の概要も、2日のイベントでリリースされますよ~。

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21回目も梅が見頃を迎えている太宰府天満宮を歩きます。
2019年2月16日

先週は参道のつきあたり、延寿王院まで歩きました。つきあたりを左折したところに古い鳥居が建っています。柱と柱の間には5円玉や10円玉がたくさん挟んであります。
この鳥井は700年前の南北朝時代に建てられたものだそうで、何でも九州で一番古い鳥居だとか。
鳥居をくぐると過去・現在・未来を表した太鼓橋がでてきます。
その真ん中の平橋にあるのが志賀社といいます。
建物は1458年に建てられたものだそうで天満宮にある建物で一番古いのだそうです。
楼門の手前に麻生太吉さんが奉納した石灯籠があります。
太吉さんは茶店の評判の美人だったおいしさんに惚れ、おいしさんが茶店に通うのに山越えは大変だろうと掘ってあげたのがトンネル。
今でもちゃんと残っています。
太宰府天満宮、古代から現代まで様々な面白い話がたくさん残っています。

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最近、古代史を最新技術で楽しむ動きが盛り上がっております。
3月15・16・17(金~日)は、「特別史跡大野城跡復元プロジェクト~VR・ARで甦る古代建物群~」が、開催されます。
VR=大型モニターに映しだされる仮想現実映像で大野城の全体を体感し、AR=拡張現実で、今は石しか残されていないその上の建物=倉庫を見ることができるんです。
最新技術と文化財の組み合わせの意義を、福岡県教育庁文化財保護係長・入佐友一郎さんに伺いました。
まだまだ新発見が続いている大野城跡。今回もおもしろそうです。参加希望の応募締切は3月5日。
詳しくは→ http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/onojyou.htm

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20回目は梅の名所太宰府天満宮を歩きます。
2019年2月9日

例年より開花がとても早かった梅の花。太宰府天満宮の梅も見頃を迎えています。
曲水の宴は3月3日の午後1時頃から本殿へ向かって右の方にある曲水の庭で行われます。
かつて天満宮はさいふまいりの方で大変賑わったといわれます。
最近は中国語と韓国語が乱れ飛んで、平日も大変な人出です。中でも韓国の人に人気があるのは参道のつきあたりある牛の銅像。制作したのは彫刻家の富永朝堂。
牛の背が宝満山をモデルにしたんだとか。境内にある11頭の牛の象の中で一番若いそうで、インスタ映えがするという理由でか、韓国の人が長蛇の列を作っています。
楼門の前にあるのが実業家麻生太吉が奉納した石灯籠。
麻生太吉は美人で有名だったお石茶屋のお石さんに惚れ、お石さんが茶店に通いやすくするためトンネルを掘った話は有名。
今でもそのトンネルは竈門神社へ抜ける近道として使われています。
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2月23日(土)・24日(日)、芦屋町のボートレース芦屋で「第3回 西日本ご当地さわらサミット2019 in 芦屋町」が開催されます。
鰆グルメを考案した飲食店が集まって、お客様の投票で№1を決めるイベントです。
去年のグランプリは、バジルを効かせたラーメンだったそう。他にもカレーや天ぷら、ハンバーガーなど、意外なメニューがそろいそうです。
さわらサミット実行委員長で漁師の中西智昭さんにお話を伺いました。
中西さんのオススメは「ちょっと熟成させた刺身」だそう。芦屋で食べて下さいませ。

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19回目も神功皇后の田油津姫討伐の道です。
2019年2月2日

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※写真は益影の井
今週も前週に続いて神功皇后の田油津姫の討伐の道を神社から辿っています。
先週は朝倉市の太刀八幡宮、福成神社、筑紫野市の松尾宮、小郡市の老松神社まで尋ねました。
今週は久留米市の赤司八幡宮から紹介します。
この神社には三女神が降臨したのはここだという伝承が残っています。
神功皇后は三韓に出兵する前と後の2回この神社に寄っています。
その2回目が重要です。ここで朝鮮半島から帰るとここで応神天皇を出産したという伝承があるのです。
しかも、この地には粕屋郡の宇美八幡と同じく蚊田という地名もあります。
さらに、応神天皇が産湯を使ったという井戸、益影の井まで残っているのです。
三女神が降臨した場所の話といい、神功皇后出産の地という伝承といい、何かしら注目される神社のようです。

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人気アイドルグループ「嵐」が出演した「日本航空」のCMで全国に知られた、宮地嶽神社参道の『光の道』。
2月と10月に見られる現象です。
今年2月は25・26日がピーク。その前後の19日から3月3日まで神社の有料観覧席が設けられるので、その間は発生の可能性があるかと推測されます。
期間中、全く見られないこともあるし、あきらめていたら日没直前の一瞬だけ光ったとか、なかなかの難しさのようです。
福津市観光ボランティアガイドの竹本武利さんと福津市観光協会事務局長の中村留美さんにお話を聞きました。

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17回目は神功皇后の足跡を辿ります。
2019年1月26日

神功皇后の足跡を今回は「神功皇后の謎を解く」の著者、河村哲夫さんに聞きます。
河村さんの話、前回は下関の豊浦宮を出発して香椎宮へやってきて、夫の仲哀天皇が急死するまでのお話でした。今回はその続きです。
神功皇后はいよいよ朝鮮出兵の準備にかかるのです。その前に熊襲討伐にかかります。
まず、古処山を拠点とする羽白熊鷲を討伐にかかります。
羽白熊鷲とはどんな集団だったのか、日本書紀には「その人となりは強健で、翼があり高く飛ぶことができる、皇名に従わず常に人民を掠めている」とあり、河村さんの話では山を縦横無尽に動き回る山伏のような集団だったのでは、ということでした。
結局、朝倉の層増岐野(そそきの)という場所で討伐、熊鷲は古処山の北東にある嘉麻市の増富山へ逃げていきます。

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この時期の「道の駅むなかた」には冬の魚が並びます。
トラフグ、メバル、ヒラメ…。水産販売責任者の伊藤美幸さんのおすすめは「ヒラスズキ」。
身の透明度が普通のスズキとは違うそう。
また、2月は「第一回むなかた干物まつり」を開催。
商品についている干物シールを集めてお買物券がもらえたり、干物キャラクターの名前を募集したり…。
宗像のひもの名人たちが何を出荷してくるか、伊藤さんも楽しみだとか。
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16回目は沖の島遙拝についてお送りします。
2019年1月19日

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神宿る島・宗像沖の島とその関連遺産群は世界文化遺産に登録されましたが、その時評価されたのが古代から現代に続く信仰でした。
その遙拝を調べてみました。
実は、沖の島を遙拝する信仰が残っているのは、漁師さんの世界ばかりでなく、農村にもあるのです。
その内の一つが福津市手光(てびか)というところに残る「沖の島ごもり」又は「万年願」ともいうものです。
ここでは、毎年5月の田植え前に苗代ごもりという行事と共に沖の島を祈る「沖の島ごもり」が行われています。
場所は手光公民館の目の前にある須賀神社の境内です。
ここから沖の島の方向を向いて祭壇を作り、神職に祝詞(のりと)をあげてもらいながら沖の島をひたすら祈るのです。
この沖の島ごもりが行われるようになったのは明治時代、赤痢が大流行して手光地区の人たちも大きな被害が出ました。このことから沖の島の遙拝が始まったそうです。
そして、その場所は戦前までは沖の島が見える竹の山で行われていました。
しかし、残念ながら今ではその場所は全く分からなくなっていました。
そこで、昨年12月地元の人21名でその場所探しが行われたのでした。
果たして、その場所は分かったんでしょうか...

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「海の道むなかた館」では、2月17日まで特別展「漫画×考古学『宗像教授帰省録』」が開催されています。
星野之宣さんが描いた伝奇ミステリー漫画「宗像教授シリーズ」に登場する考古学的な遺物と宗像市で出た遺物をコラボレーションさせて、先生の漫画を背景にして、その前に本物がある…というのがコンセプトになっています。
宗像だけでなく北九州市や八女市からの出土品との組み合わせもあって、どれもおもしろい!
「先生の原画を間近に見られるチャンスでもありますよ」と、案内してくださった宗像市郷土文化課の坂本雄介さんがおっしゃってました。

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15回目も志賀島を歩きます
2019年1月12日

13日に迫った志賀海神社の歩射祭を前に志賀海神社と神功皇后の関係を見ていきます。
この島は安曇族の拠点となった島です。安曇族は安曇の磯良らが神功皇后朝鮮出兵の際水先案内をした一族。ですから、神功皇后関連の話がたくさん残っています。
本殿の右側にあるのがその安曇の磯良を祀った今宮神社です。
今宮神社のすぐ横の林の中にあるのが長生き竹。
朝鮮出兵の際、船の帆柱か、どこかに使われたといわれる竹で、ちょっと変わった竹です。
何しろ節と節の間が長く、直径10センチ程の竹の節は1メートルくらの節の長さがあります。
何でも神功皇后が朝鮮出兵のお礼に子孫が繁栄するようといって植えたとか。
本殿の手前の蔵の中にはシカの角がたくさんあります。
神功皇后が朝鮮に出兵する際、対馬で鹿狩りをして出兵に成功したところから後の世の武将達が戦勝祈願のためにシカの角を奉納したものだとか。
1万本近くもあるそうです

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最近、福津みやげが熱い!しかも、ふくつ観光協会が手がけている商品のラインナップが、なかなかステキなんです。
イチオシは「宮地嶽神社エール」。
お神酒みたいなビジュアルに仕上げてます。
しかもラベル裏には『光の道』が…。また、昨夏発売の「ふくつ鯛塩ラーメン」は、目からウロコのおいしさ!鯛のダシと香りがいい感じですよ~。
いずれも、JR福間駅改札口前の、観光情報ステーション『ふっくる』で買えます。
おみやげにかける思いを、ふくつ観光協会事務局長の中村留美さんに語っていただきました。

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14回目になる今年1回目は志賀の島を歩きます。
2019年1月5日

志賀の島はかつて朝鮮半島の国々との交易に携わった安曇族の拠点でした。
この島の神社、志賀海神社には代々受け継がれてきた様々な祭、習慣といったものが現在も色濃く残っています。
この島は8という数字を重んじます。様々な行事が8という数字をもとに行われます。
1月13日に行われる歩射祭は、射手士は8人。祭りの世話人が8人。お宮に仕え舞を舞うのが8人の乙女、と言った具合。
そして、歩射祭の前日行われる行事に胴結舞というものがあります。
これは新参者の射手士を鍛える行事で、重さ1トンもある胴結というワラ束を一人の射手士に背負わせ、後ろから射手士が支えてあげながら歌に合わせて町内を練り歩くものです。
そして、午後からは神社の北の方角、勝間の海岸にある沖津島へ渡って、ガラモという海藻を新参者を海に潜らせてとり、沖津宮へ奉納するのです。
その後、歩射祭が行われるのです。
こんな行事が志賀の島には残っているのです。
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志賀島で採れた完熟の特大あまおうに濃厚なアイスクリームがギュッと入った、しかも指輪が付いているスペシャルアイスがあるんです。
それが「いちごのともや」の『苺の実アイス』。
見ても食べても心が躍る、ステキなデザート!テイストはバニラ・チョコ・いちごみるくの3種類。
考案したのは、若きイチゴ農家・いちごのともや代表の田中智哉さん。農産物を使った商品を作りたくて農業の世界に入ったという人です。
無理な加温をしなくても、赤くて大きく育てられる志賀島のあまおうを、もっと世に知らしめて、恩返しをしたい…ともおっしゃってました。
現在、勝馬地区の「浜幸屋(はまっこや)」で、買えます。
2月からは改装後の「志賀島センター・島の幸」、GWからは改装後のホテル「ルイガンズ」でも買える予定です。

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