信州みやげの定番『雷鳥の里』

信州みやげの定番お菓子『雷鳥の里』。めちゃめちゃおいしいし、軽いし、数はしっかりあるし、個包装…結果お買い得!と、私も番組スタッフも絶大な信頼をおいている逸品です。
販売しているのは大町市の会社で、雷鳥の里本舗 有限会社田中屋。
大町のお菓子という事になりますが、すでに長野県を代表するお土産です。
代表取締役の曽根原光重さんにお話を伺いました。
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『雷鳥の里』の特徴は、洋風せんべいとクリームで三層のサンドになっているところ。ポイントはおせんべいが「さくっ」という感じになるための焼き方。
息を吹きかけると息が通るくらいの密度で焼くのが難しいんだそう。
「ほほう。だから、硬すぎず重すぎず…絶妙な食感なのですねえ。
しかもクリームがベタ甘じゃなくて、ちょっとホワイトチョコみたいな味わいなんですよねえ。」とつぶやくと曽根原社長が衝撃の事実を教えてくれました。
「実は、夏と冬とでは、クリームをちょっと変えてます。製法は秘密ですけど」と。「夏は暑いので溶けにくいように。冬は寒いので、クリームが固まってしまわないように柔らかめに。」と曽根原社長。
なんですと~?知らなかったし、気付きもしなかった~。じゃ、曽根原社長のお好みは?「どちらかというと美味しいのは冬のほうかな。ちょっと柔らかくて」とのお返事。
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昭和48年ごろに誕生した『雷鳥の里』。今年は発売45周年です。誕生の背景には黒部ダムがありました。
先代社長・田中勝さんが、昭和38年ごろに黒部ダムに観光に行って景色を見た時に「ああ、すごい景色だなあ。
これを見たみなさんに、お土産として、何か印象に残るようなものを作れないかなあ」と思ったことが始まりなのだそうです。
初めて黒部ダムを見た時の感動を、おみやげにできないかな、と考えたのだそう。ネーミングは、「大町にふわわしく、旅の思い出になるように」と考えられました。
北アルプスには雷鳥が生息している→雷鳥は氷河期の遺産として高山帯にしか生息していない→しかも先代社長は雷鳥が好き→人懐っこい感じが優しいイメージ→大町市山岳博物館でも飼育している。で、決定!
気になるのは個包装のひとつひとつに付いている、金のタイです。
「このビニールタイ、ひねるんじゃなく折ってあるんです。折り紙のように。これ、内職の人が作ってます。全部手作業で」と、曽根原社長。
そのひと折りひと折りの中に、会社の思いが込められているのだそう。
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また、『雷鳥の里』の販売特徴として試食が用意されている事が挙げられます。
これも割れた製品ではなく、試食用に1cm角にカットした『雷鳥の里』をわざわざ作るのだそうです。
「食べたら、美味しいのがわかっていただけるので。最初に販売で苦労した先代からの取り組みです」とのこと。
先代社長の知人で画家の関亂山さんの描いた雷鳥がしぶいビジュアルの『雷鳥の里』。
箱の大きさに応じて雷鳥カードが入っているのもナイスです。
これからの『雷鳥の里』について、「やっぱり変えません。変えるつもりもありません。」と曽根原社長。実はアルバイトから会社に入り、会社のトップに就いた方。
「“おいしかったから送って欲しい”とか“中のしおりを集めてます”とか、修学旅行生が“部活の先輩から『雷鳥の里』を買ってこいって言われた”とか聞きますと、本当にありがたいです」と、ほほ笑むお顔に、商品絵の自信と愛を感じずにはいられませんでした。
そして、やっぱりお土産売り場で『雷鳥の里』を手にする中島でした。
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□ 雷鳥の里本舗 田中屋 → 
http://www.raicyonosato.jp/index.html
□ 信濃大町なび → 
http://www.kanko-omachi.gr.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

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