大町市 昔の特産と変わらぬ特産!

くり返しご案内してきたように、大町は北アルプスの眺めのいい場所です。
北アルプスが町の西側にあるので、その向かい側から眺めれば絶景なのですが…。
今回、その向かい側=町の東側にある山の中のほうに入っていったところにも絶景ポイントがあると教えてもらいました。
それが「美麻(みあさ)地区」。もとは美麻村(みあさむら)だったこのエリアは、その名の通り、麻の産地だったそうです。
『麻の館 そば・おやき・麻の資料館』で、新行地域づくり振興会会長の和田俊彦さんにお話を聞きました。
「この麻の館のある場所は、晴れていれば、目の前にアルプスが広がるんですよ。
北葛岳、蓮華岳、鳴沢、それから爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、それから五竜…と。ちょっと向こう側によると白馬岳まで見えるんです。」
おおお、オールスターキャストですねえ。目の前に、小さめの山々があるのですが、その向こうに北アルプスが並ぶ…ということのようです。
残念ながら、私がおじゃました時は雨でして…(涙)。
「春になると、これが新緑の芽吹きと、それから冠雪っていう感じのアルプスが見られるんです。コントラストが。」と、和田さん。
手前の山とアルプスの間に国道が通ってて街並みがあるのですが、麻の館のところからは、それが手前の山影で隠れてて、手前の緑の山→北アルプスの冠雪した峰々…というビジュアルになるそうです。
ううむ。それ、見たいなあ。実は大町からの北アルプス展望計画は、ずーっと頓挫してるんですよねえ…。
180519-001 180519-002
さて、この麻の館。美麻地区で営まれてきた麻栽培~加工の歴史がわかる、なかなかおもしろい資料館です。
180519-003 180519-004
実は美麻の麻って、とっても質がよくて、朝廷への献上品でもあったそうです。
「正倉院に、美麻から麻が献上された…というのが残されているんです」と、和田さん。今は麻の栽培は営まれていませんが、ここで作っていた麻は、麻袋の原料や麻縄などの製品や材料として出荷されていたとのこと。
麻は、皮を剥いで、それが素材になるんだそう。「皮を剥いで残った“おんがら”は、茅葺屋根の下地に使ったんですよ。」と、和田さん。
「私らが子供の頃は、麻の根元の下のほうに、カブトムシの幼虫みたいな虫がついてるのを、食べてましたね。
麻を煮る時に、火であぶって食べたんですよ。」と、信州人のディープな昆虫食ネタを披露してくれました。
時間がなくて、おそばは食べられなかったけど、おやきを食べさせてもらいました。
これが、もう、すんごいおいしい!私の中の「おやきトップ3」にランキングされちゃうくらいおいしいおやきでした。
ぜひぜひ、新行地区の麻の館、訪ねてみてください。
180519-005 180519-006

180519-007 180519-008

□ 新行地区 麻の館 →
http://singyou14765.web.fc2.com/profile2.html
□ 信濃大町なび →
http://www.kanko-omachi.gr.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

0 Responses to “大町市 昔の特産と変わらぬ特産!”


Comments are currently closed.