もっとディープに上高地!

日本を代表する山岳リゾート地・上高地。穂高連峰を見ながら、梓川にかかる河童橋を中心に、上流の明神池までのエリアを散策したり、下流の大正池を散策したり…がメジャーですが、「もっと上高地の魅力を満喫するには『徳沢』へ行くべきです!」と勧めてくれたのが、松本市観光温泉課の大野慧悟さん。
「上高地から見る穂高連峰の姿というのが、穂高連峰の一般的イメージだと思いますけど、その奥にもまったく違った上高地がある、というのは一つのおすすめポイントですね」と、おっしゃいます。
休みがあれば北アルプスを登りまくっているだけのことはある、頼もしい発言です。
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徳沢は、河童橋から10kmくらい奥。歩いて2時間ほどですが、ほぼ高低差がないのが安心材料です。徳沢に着くと、前穂高岳がきれいに見えています。
しかも、河童橋から見るのと形が違う…?「河童橋からだと前穂高岳って手前のピークだけが見えてます。奥まった6つの峰を見るには徳沢まで来なくちゃ見られません。
前穂高は切り立った断崖絶壁で、3000m峰が6つギザギザ並んでいて、のこぎりの歯のような形なんです。
山を登る人にとっては“あそこに登ってみたい”とそそられる山なんです。この圧倒的なスケールと存在感は徳沢でしか味わえないんですよ」と、大野さん。
確かに。見てるだけでワクワクする、血がたぎる感じがします。登りたいとは思わないけど…(苦笑)。
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この徳沢、木立の中に草地があり、そこに登山者やハイカーたちのカラフルなテントが並んでいて、ステキな景色です。
江戸時代に木を切り抱いていた場所で、明治時代には牧場として開発されたそうで、その名残りのつくりだとか。
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で、この徳沢に来たら食べるべき逸品が、『徳沢園』のソフトクリーム!引きずらない甘さがとっても美味!「この甘さが山で疲れた体にいいんですよ~。このソフトクリームを求めて山に登る人もいるくらいです」と、大野さん。

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ガンガン山登りしなくても、徳沢まで来て、ソフトクリーム食べて、お昼寝して、読書して…と、こののルートは静かな山旅が楽しめるのだと、大野さんは薦めてくれました。
実際、草地に寝転がると、軽くて透明な空気に包まれ、頭上の木々が緑のタオルケットのようで心地いいんです。
ふんわりした木々の香りに加え、ささやきあうような木洩れ日のキラメキや鳥のさえずりに心身が癒される感じ。これは、いい!
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ちなみにこの徳沢園。井上靖の小説『氷壁』の舞台になった山小屋です。
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河童橋から往復4時間くらい。高低差が50mくらいなのでハイキングレベルです。
例えば朝8時に河童橋を出て、10時に徳沢園でソフトクリームを食べ、ちょっとお昼寝して、河童橋に戻って遅めのランチ。
帰りに疲れを癒しに温泉へ…というコースも提案してくれましたよ~。「秋、葉っぱが落ちて紅葉が終わると、山がもっときれいにクリアに見えますよ」とも。
10月には穂高の山頂には雪が舞うくらいになるので、より山姿が美しいかも。
徳沢園から2~3分進んで梓川の川岸まで行くと、またおもしろい景色が見えます。
松本平の人々が愛する山『常念岳』の背中側が、見えるんです。
松本の街なかからだときれいな三角形に見える山ですが、長く奥に向かって稜線が続いていて、色も白っぽくて、違う山みたい。
不思議な感覚です。「山の反対側が見られるということは、おもしろいことだと思います。
山に登らなくても、こういう景色を楽しむ…場所によって形を変える山々を楽しんでもらえると思います」と、大野さん。
北アルプスを挟んで回り込んで見られる景色。これはおもしろいです!松本-安曇野-上高地-北アルプスの位置関係を、体感できた山旅でした!
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□ 上高地 → 
http://www.kamikochi.or.jp/

□ 新まつもと物語 → 
http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/

□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

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