Monthly Archive for 5月, 2016

乗鞍高原でペンションステイ

乗鞍高原エリアには100軒ほどのペンションがあります。
食事、趣味、アクティビティ、オーナーの人柄などなど、ペンションの特徴と自分の好みのマッチングが楽しいわけでございます。
今回泊めていただきたのは「ペンションウインズ」。オーナーの村瀬基行さんは、のりくら観光協会ディレクターでもいらっしゃいます。
夏は涼しさとさわやかさが魅力なわけですが、村瀬さん曰く「乗鞍の平均気温は、真冬を除いてパリと全く同じなんです。
冬はちょっと乗鞍のほうが低くて、パリは海が近くて0℃くらいまでしか下がらないけど。あとの3シーズンは全部同じなんです」と。
おおお。ヨーロッパの気候なわけですな。
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その気候を活かして、パン屋さんとペンションの前の畑で小麦の品種改良をなさいました。
パリあたりでできるような背が高くて粒の大きい小麦が育ったそうです。
これで作ったパンが…超絶美味!ディナーにライ麦のごまパンが出てきましたが、これ、“日本一ごま密度が高いごまパンだろう”って村瀬さんが笑ってました。
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村瀬さんが作ってくださる食事が、これまた…最高!
ディナーにでてきた…カブとアスパラガスのサラダ~塩漬けレモンとワインビネガーのドレッシング。
エビとタコのマリネ。
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ズッキーニとかぼちゃの裏ごしスープ。タラのラタトゥイユ。
タラがねえ、ぷりぷりふんわりに仕上がってるんですよ~。そして、ガラムマサラが効いてるラタトゥイユが、激ウマ。
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さらに鴨のコンフィ~ベリーと柑橘のソース。パリッとした表面にふんわりお肉、下味のハーブ類が上品に香ります。
ソースのベリーもラズベリーにチェリー、スグリにカシスとおいしさミックスが半端ない感じ。グラッセにしたにんじんとバルサミコ酢の配置がお皿を絵画にしてくれてます。
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で、デザートは「ふじづくし」。上からサンふじのシャーベット。生クリームとヨーグルトが入ってます。
中ほどはコンポート。これがまた、上品で香り高い仕上がりなんですわ。下は皮を煮詰めてジュレにしたもの。
色がピンクでとってもきれい!で、想像以上に濃厚かつレモンの風味がさっぱり、というミラクルなお味。
それぞれ食べてもおいしいですけど、三つ一緒に口に入れると三位一体的な幸せが押し寄せてきます。奥様開発の名デザートです~。
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で、サラダの後に出されたのがこのチーズなんですが、これ、ウイスキーの樽材で5時間くらいスモークされたものなんです。
もちろん村瀬さん作。すんごいいい香りで、おいしくて「はふ~ん」ってするチーズ。
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実は、村瀬さん、スピーカービルダーでもあるんです。
しかも、ウイスキーを熟成する役目を終えた樽材を使って製作なさるんです。
ダイニングには樽スピーカーがあって、これと真空管アンプをつないでレコードを聴いて夜を過ごせるんですよ~。
とってもやわらかくて深い音で、いつまでも聴いていたいくらい。
「聞きたいレコードやCDがあれば、持ってきてくださいね」と村瀬さん。
おすすめはボーカルものだそう。あとギターの音色もなかなかとか。
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また、iphone向けの樽スピーカーも作ってらっしゃる。これが、ちょっとこもったようなレトロな音質がおもしろい逸品なんです~。
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ペンションウインズの朝ごはんもすごいんです。
これ、オムレツ!ふわっふわでもっこもこ!フランスのモンサンミッシェルで提供されているオムレツと同じなんですよ~。
村瀬さんが現地で研究してきました。ベーコンも村瀬さんがスモーク。めちゃうま、です。
パンももちろん乗鞍高原開発小麦製。
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村瀬さんは名シェフで、スピーカー職人で、スモークの達人で、星空案内人で、スキーコーチで、山登りガイドで、ノルディックウォーキングのインストラクターで…。
きっと、まだまだいろんな顔があるに違いない!お部屋もお風呂も気持ちよくて、花マルのペンションです~。
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□ ペンションウインズ → 
http://winds.jp/
□ のりくら観光協会 → 
http://norikura.gr.jp/
□ 新まつもと物語 → 
http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

アルプスりんごオーナー

たくさんのファンを持つ信州りんご。
なかでも、りんごの王様=サンふじは大人気!そのりんごの木をまるごと一本自分のモノにしませんか?というのがりんごの木オーナー制度です。
この計画を教えてくださったのは、松本市農政課課長の上條公徳さん。
ご自身もご実家がりんご農家さんです。上條さんは「松本のりんごは、澄んだ空気とふりそそぐ太陽、アルプスとかの雪解け水、これが凝縮されたりんごです。
また、昼と夜の温度差が非常に大きいのでおいしいりんごができるんです。
自信を持って日本一おいしいりんごだと言えますし、プライドを持って育ててます」と、おっしゃってました。
「1本の木から200個くらいは採れると思いますよ」と上條さん。農作物ですから気象状況や風水害、病気の影響を受ける可能性は常にあります。
そのあたりはご理解ください。でも、もし何かあっても最低120個は保証していただけるそうです。
オーナーになる条件は1本20000円のオーナー料の支払いと11月上旬に収穫に行けること。収穫時期の松本は「景色がいんですよ。
北アルプスが雪をかぶってね。りんご園を背景にして雪の北アルプスが眺められるんです。
住んでても“ここに住んでてよかったなあ”っていう季節です。あと、信州は新そばの時期ですから(笑)」と、上條さん。
りんご狩りして新そば三昧!いいなあ、それ。過去の例でいうと、友人同士や会社のグループなどでチームオーナーになる方々も結構いらっしゃるそうです。
みんなで収穫して、りんごの木の下でお弁当広げて、デザートはもぎたてのりんごを丸かじり!ああ。なんてぜいたくなんでしょ。
「収穫だけじゃ物足りない。もっとお手伝いしたい!」という人には「りんごがまんべんなく色づくように、葉を取ったり、りんごの実を回したりする着色管理という作業ができますよ。
サンふじの場合は10月に入ってからですね。園のオーナーさんと相談してください」とのこと。
また、型紙シールを貼って、マークや文字入りりんごにするとか、実が小さいうちに瓶に入れて瓶入りりんごを作るとか、いろんなチャレンジもできるようです。
今年でなくても、ご自身のアニバーサリーイヤーにオーナーになるのもいいのでは?覚えておいてくださいね。
「農業の応援団になってほしいという気持ちでやってます」と、上條さんがやさしく笑っておっしゃいました。写真左が上條さん。右は同じく農政課の降旗さん。
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□ JA松本ハイランド →
https://www.ja-m.iijan.or.jp/life/event/001167.php
□ 新まつもと物語 →
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□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

新緑シーズンの乗鞍高原

6月15~17日に安藤さんと一緒に旅する「さわやか信州を楽しむ」ツアー(西日本新聞旅行)。
2日目に満喫する乗鞍高原も、この時期ならではのお楽しみがいっぱいです。
なんといっても「雪の回廊」。エコーライン開通のための除雪車によって積み上げられた雪が高さ10mほどの壁になり、その間を「春山バス」で通り抜けます。
標高2600mの『大雪渓・肩の小屋口』バス停で下車してちょっと歩いて下ると、楽しい雪の壁体験~!
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乗鞍岳を見上げながら、滝や池、そして白樺や季節の植物を楽しみながらのハイキングも楽しい場所。
今回は、冬のツアーで凍っていたところを見た「善五郎の滝」が流れ落ちているところ=サマーシーズンの姿を楽しむコースと、のんびり歩いてレンゲツツジを堪能する一の瀬園地を楽しむコースを予定。
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そしてお昼は山菜三昧!去年のツアーでも大好評だった、名前も知らない山菜のてんこ盛りランチです。
のりくら観光協会コーディネーターの中原由紀子さんは「自然の甘みと塩分…あんまり調味料がいらないですよねえ」とおっしゃいます。
さらに「新芽の力…。トチの葉やホウノキの葉なんてみるみる広がっていくんです。
ちっちゃーいのがブワ~ッて3~40cmまで大きくなっていく…そういうエネルギーをもらいながら、女将さんたちは、いつまでも年をとらない…。バケモノって言われてますけど」と、笑います。
確かに乗鞍高原の女将さんたち、みんなツヤツヤして若い!
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また、乗鞍高原には“日本一標高の高いバウムクーヘン屋さん”があります。
その名は「ヤムヤムツリー」。標高1300m以上ですから、やはりご苦労がいろいろあるそうで…。
オーナーの宮下了一さんは「キーワードは気圧」と、おっしゃいます。
バウムクーヘンは棒に生地をつけながら焼いて大きくしていくので、気圧に合った方法でないと生地がばさっと落ちちゃうんだそうです。
標高の高いところでの焼き方を試行錯誤しながらつかんでいったそうですが、最初は難しくて「どうしよう…」状態だったのが、今は「おもしろい」になっているとのこと。リスクを抱えつつチャレンジするという面白さなんだそうです。
地元のブランド卵・会田農場の卵に乗鞍高原のおいしい水、そして、やっぱり乗鞍高原の透明感あふれる空気!これらがおいしさの秘訣でしょう。
バウムクーヘンについて、宮下さんも「原料+含まれる空気…その質が明確にわかるお菓子」だとおっしゃいます。
私と宮下さんの乗鞍の茎についての共通見解は「ふわふわ感。透明だけどやわらかい空気」。
ヤムヤムツリーのバウムクーヘンで、乗鞍高原の空気を持って帰る=お土産にできるってことですよ~。
個人的には、バターの風味たっぷりの“ツリー”がお気に入り~。
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□ のりくら観光協会 →
http://norikura.gr.jp/
□ ヤムヤムツリー →
http://yumyumtree.jp/
□ 新まつもと物語 →
http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/
□ 西日本新聞旅行 →
http://www.nnpryoko.co.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

新緑の白骨温泉に泊まる!

松本市の西側に連なる北アルプスの峰々、そして乗鞍岳。その美しい乗鞍岳の山腹・標高1400mに位置するのが白骨温泉です。
乳白色のお湯が特徴で、その温泉成分が湯船に付着すると白く固まることから「白船温泉」、そして中里介山の小説『大菩薩峠』で白い骨のように見えると書かれて以降は「白骨温泉」と呼ばれるようになりました。
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この白骨温泉、5月下旬からようやく新緑が始まり、6月に入ってが本番だといいます。
白骨温泉旅館組合副組合長で山水館湯川荘のご主人・斎藤元紀さんは「緑がすごい。その中でもすばらしい緑って言うのか…。
木の下を歩いていると自分が緑になるんじゃないかっていうような感じ。山が、風が吹くとうねるっていうか…宮崎駿の世界みたい。
雨降ったら雨降ったで、若芽が“ああ…”って。“きれいだなあ…”って。夕方なんかね、暗くなるかならないかの寸前の緑って、そういう時、光ってる。
緑が。そのぐらいの緑。暗い中で光るって感じ」と、表現なさいます。これは、見て、感じて、緑にならなきゃ!でしょう。
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また、斎藤さんのお宿「山水館湯川荘」が気持ちいいところなんです。
3つの貸切露天風呂があるんですが、これが絶妙な雰囲気とぬるいお湯で、長風呂しちゃうんです。
スナッピー卒業取材の江口さんといっしょに夕食前に「ちょっと入る」つもりが小1時間の長風呂(正しくは長話風呂)に…。
超絶気持ちいいお湯で心身ともにほぐれ、体内どころか心中のどろどろが全部出ていきます~(笑)。
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湯川荘のごはんが、またすんごくおいしい!旬の山の恵みがモリモリいただけるだけでなく、白骨温泉のお湯も活かしたメニューも考案なさっています。
それが、『温泉鍋』!お出汁は、白骨温泉のお湯+清水牧場の牛乳+信州味噌。
ちなみに、清水牧場は、お取り寄せのチーズやヨーグルトで有名なところ。同じアルプス山岳郷の奈川にあります。具は豚肉と季節の野菜。
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びっくりするほどお肉がやわらかで、お豆腐はふわっふわになります。ぱくぱくぱくぱく…いくらでも入る!しかも〆のおじやが…ちょっとリゾットみたいな風味になってます。
まろやかマイルド~。満腹というより満足感で満たされます。
もりもり食べてるのに食べ疲れしない!あまりの美味しさに写真を撮るのを忘れるところでした。食べてる途中でごめんなさい。
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女将さんの斎藤理恵さんが「身体の中に白骨の温泉成分を取りこんでもらって、血行が良くなるからなのか、汗がしらないうちに滲んだりするんですよね」と、おっしゃいます。
うむ。確かに。しかも心地よいぞ。食後に飲泉しつつ入浴したらパーフェクトですな。
この温泉鍋、「温泉がゆはどの旅館でも朝食でお出ししてますけど、おかゆが苦手な方もいらっしゃるし…。
入るだけでなく飲めるお湯ですし、もう少し違うことで温泉を身体に取りこむことはできないのかなあって思って…」と、いう気持ちで考えたそう。
ひらめいたのは、まかないで食べていた湯豆腐や鍋。「もしかして…もったいないないかな?まかないだけにするのは」と。
白骨のお湯でホウレンソウなど菜っ葉をゆでると、緑がびっくりするほど濃く美しいと言います。
また、山菜をゆでるとアクぬけがよく色もよくなるそう。お湯の力と山の力を、身体の中からいただきましょう!
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朝ごはんもおいしいんです~。温泉がゆにお豆腐。信州らしさ満点の山の幸。朝風呂もあいまって、元気100倍!
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この湯川荘のお湯に入り、食事をいただく旅を企画しました。もちろん安藤豊さんといっしょです。
日程は6月15~17日。詳しくは西日本新聞旅行092-711-5518へ。
また下記アドレスからホームページをご覧ください。

□ 西日本新聞旅行 →
http://www.nnpryoko.co.jp/

□ 白骨温泉 →
http://www.shirahone.org/

□ 山水館湯川荘 →
http://www.sansuikan-yu.com/index.html

□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/