Monthly Archive for 11月, 2014

美味!やまっちそば

そば通の間では有名な「唐沢そば」集落があるのが、山形村。ここで近年登場した「やまっちそば」が、すごいんです。
おいしいんです!山形村特産の「長いも」と「そば」の組み合わせなんですが、皿の上に盛られたそばの上に、そばと同じ細さに切られた長いもがのってるんです。
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いざ食べてみると、食感がすごいっ!同じ太さのそばと長いもが同じ勢いで口に入ってくるのに、味が2種類!つるつる感としゃきしゃき感が同時に味わえます。
これはおもしろい!「そばカフェ水舎」の店長で山形村観光協会会長の林和男さんは「新しい食感が何かないか…と考えた時に、長いもとそばの太さをいっしょにして食べる、と発想したのがヒットにつながった」とおっしゃいます。
山形村の手打ちそばと、粘りと甘みがしっかりしている長いもだからこそできた逸品ですねえ。
信州まつもと空港からも近いので、ぜひぜひ到着直後、出発直前にいただきましょう!
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□ やまっちそば →  http://www.ya-ma-kan.com/soba.html

□ 山形村観光協会 → http://www.ya-ma-kan.com/index.html
□ FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/

空港から一番近いスキー場

それは朝日村にある「あさひプライムスキー場」。車で20~25分でゲレンデに到着です。初心者やファミリーに最適な、小ぶりですがしっかりしたスキー場です。
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管理運営担当の岡崎弘幸さんに案内してもらってときめいたのが、スキー場のすぐそばにあるログハウス(取材時は工事中)。
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やや黄色味がかってて、いい香りがします。これ、全部カラマツでできているそう。柱も壁も床も!建物の80%以上…90%近くカラマツなんです。しかも間伐材。間伐材って細いイメージでしたが、大きくなってから間引かれるものもあるんだそう。カラマツはまっすぐ伸びるので、戦後、電信柱用にと植樹されました。でもカラマツって、節がいっぱいで油を含んでいて硬くって、建材に使えなかったんです。それを上手く乾燥させて加工して使えるようにしよう!と県をあげて取り組んだ結果がこのログハウス!さらに朝日村産のカラマツ家具も運び込まれます。1棟で6人まで泊まれるそうです。これは、楽しそう!
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□ あさひプライムスキー場 →  http://www.asahi-prime.com/

□ 朝日村 → http://www.vill.asahi.nagano.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/

みすず細工

松本の工芸品に「みすず細工」なる竹細工があります。衣装行李やかごなど、網代型に編んだ目が美しい細工です。
大型のものでいうと重要文化財の旧開智学校2階にある敷物。天皇陛下の御座所のため作られたものの手直しバージョンが展示されています。
江戸時代の文献には、善光寺街道・松本宿場みやげに「みすずかご」として登場しています。
明治・大正ともてはやされてきたのですが、昭和の終わりごろまでで途絶えかけてました。
それを復活させようと動き出したのが「みすず細工復活プロジェクト」。メンバーの三沢枝美子さんにお話を聞いてきました。
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みすず細工は“すず竹”という直径7mmくらいの細い竹から竹ひごを作って編まれます。
細い竹なので4本くらいしか竹ひごが取れません。なぜ太い真竹などで作らないのか。実は作れないんですって。
信州は寒いので、太い竹の節間が短いのです。つまり細工に向かない。九州みたいに節間が広いものがないのだそう。
そんなところに気候の違いが…。すず竹だと節間が短くないので細工に使える、と。
ただ、いい点もあって、すず竹は太い竹に比べると虫が食わないので、煮出したりせず、そのまま使える。
また、しなって柔らかいので編むのに自由度が高い。篠竹や根曲がり竹に比べるとツヤや粘り気がある。
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こういったすず竹の性質と、松本の町と山が近い条件=町の人がデザインを要求し山の職人がそれに応えるというスタイルが相まって長い歴史の中で熟成された工芸品が完成したんです。
柔らかさが活かされた、商家のお嬢さんの硯箱や金具付きの行李、リュックサック。
また、軽さを活かした、山岳部の弁当箱や南方に出征した兵隊さんのヘルメットの内帽など、なかなかの歴史を持ってるみすず細工です。
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□ みすず細工復活プロジェクト →  http://www.matsumoto-misuzu.jp/

□ 新まつもと物語 → http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/

男性長寿日本一!松川村

平均寿命82.2歳!みごと日本一に輝いているのが信州安曇野・松川村。
安曇野ちひろ美術館や、弥勒菩薩像のある観松院、有明山があり、すずむしの里としても有名なところです。
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ちひろ美術館そばの宿泊施設「すずむし荘」のレストラン『鈴音』では、長寿日本一にあやかってご長寿メニューを提供しています。
まずは『ご長寿御膳』。値段は平均寿命に合わせて820円。
中身は、地元近くの白馬村の白馬豚を使った豚の角煮、細く長くの手作りそば、地元野菜の天ぷら、地元特産品の黒豆、地元卵の卵焼き、味噌汁、漬物、フルーツ、そしてめでたい赤飯。
なんと、松川村のお赤飯はほんのり甘いんですよ~。外の人に突っ込まれるまで疑問にも思わない伝統の味、定番だそうで、甘納豆を入れて炊く家もあるとか。
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もう一つは『ご長寿ぱふぇ』。あんこたっぷり!地元産米のポン菓子入り。黒豆も入ってます。
アイスクリームは、バニラ&紫イモ&抹茶。フルーツにゼリー(取材時はりんごのブラマンジェ)まで、もりもり!一人で完食したら温泉入浴券がプレゼントされます。
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すずむし荘営業支配人の瀧澤宏さんは、「松川村は、よそに比べて動きが元気なシニアが多い気がします。
ストレス解消がうまいのか、かかりにくいのか…考え方、人生がすごく明るくて前向きで、くよくよしないですね」と、おっしゃってました。
さらに「こちらの人は、すごく女性を大事にしてるんです。
私がちょっと自分のカミさんのことを悪く言っちゃったりすると“そんなことないよ”“それはしょうがないよ”って、すごく立てるんです。
相手を立てる土地柄というか…男か女かだけでなく、みんなお互いを大事にしてるのがひしひしと伝わります」とも。
うーむ、まず一つ、ご長寿の大事なポイントですね。
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地元育ちの松川村役場商工観光課の堀千恵さんは「93歳まで長生きした祖母は、黒豆をよく食べてました。
しかも、黒豆を煮たあとの煮汁を飲んで“これが一番栄養がある”って言ってました。黒豆、いいと思います。
村の特産品でもあるし」と、情報をくれました。ほほー。黒豆。しかも、今『黒豆チョコ』を売り出し中です。
黒豆をホワイトチョコでコーティングしたもので、これが、さっぱりしててくせになる味。お酒の友にもいいかも。おすすめです~。

□ すずむし荘 →  http://suzumushi.jp/suzumushiso/
□ 松川村観光協会 → http://www.matsukawamura.com/
□ FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/

安曇野観光のポイント

安曇野の澄んだ空気に包まれて名所めぐりもいいのですが、じっとして風景を楽しんでいたい…という気持ちになるのも事実。安曇野市観光協会専務理事の飯田善規さんは「背景に北アルプスがあって、里山があって、田園風景の中に人々の生活の息遣いが感じられるってのが、そもそも安曇野のウリだと思う」とおっしゃいます。田園風景を楽しむのが基本で、「安曇野は“見て”もらうんじゃなくて“感じて”もらう場所だと思うんです。住む人の生活基盤そのものが観光素材なんです」とも。そうそう!「どこへ行く」「何をする」もいいけど、ゆっくり座ってるとか何となく歩いてみるとか、そういう過ごし方をしたくなるんですよねえ。
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で、観光客にとってつらいのは安曇野市内をつなぐ路線バスがないこと。その代わり、観光ポイントをめぐる周遊バスをタクシー会社4社で運行されてます。そのひとつ南安タクシーの代表取締役・小岩井清志さんに上手な利用法を聞きました。まずは、信州まつもと空港から安曇野までの予約制乗合タクシー。なんと700円でJR穂高駅までつれてきてくれます。JR穂高駅を中心に周遊バスが運行されているので、そこからは楽勝。しかも一日乗車券が800円。でも、グループや家族での旅行や、冬場にスムーズに安曇野を周るならタクシーが便利。小岩井さんおすすめの「夏の早朝に長峰山から安曇野の全貌を見渡す」てな観光は、タクシー利用でなきゃ無理ですもん。「季節ごと、時間ごとにスケジュールを組めるのがタクシーのいいところですね。乗務員が自分の自慢のポイントを案内するというのも楽しいですしね」ともおっしゃってました。地元タクシードライバーさんのおススメの場所、めぐってみたいなあ。
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□ 安曇野市観光協会 → http://www.azumino-e-tabi.net/

□ 南安タクシー → http://www.nan-an.co.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/

安曇野のわさび漬け

安曇野といえばわさびの名産地。市内にわさび漬けのお店がたくさんあります。どのお店のがいいのか、地元ではみなさんそれぞれにお気に入りがあって、意見が分かれるのがおもしろい!なんとなく博多の辛子明太子みたいかな。今回は「藤屋」におじゃましました。店頭には望月史恵さん・川上由美さん姉妹が立ってらっしゃいます。藤屋では試食OK。量り売りしてくれます。
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わさび漬けは酒粕と原料の違いが味とお値段の違いになっているそう。
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そのまま食べる以外に方法を知らない私に「好みで醤油や砂糖を加えて自分の好きな味にする人もいるし、このへんでは和え物に使ったりするんですよ」と、知恵を授けてくださいました。冬場は野沢菜の漬物にわさび漬けを付けて食べるので、消費が増えるとか。他にもお刺身につけたり、トーストの上に伸ばしたり…。ほほー。これは試してみなきゃ。藤屋には「梅わさび」や「金山寺わさび」など、バリエーションもいろいろ。一度に食べられなかったら、冷凍しても大丈夫だそう。酒粕は凍らないんですって~。
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□ 安曇野市観光協会 → http://www.azumino-e-tabi.net/
□ FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/