Monthly Archive for 3月, 2014

ロケ地=ほそばら

映画「神様のカルテ」の1にも2にも登場する場所=ロケ地のひとつが『ほそばら』というお蕎麦屋さん。松本市四賀という山里の一軒家で、昔の蚕部屋を改造したお座敷で、女将さんの手打ちそばがいただけます。しかし、映画の中ではお蕎麦屋さんとしては登場しません。1では、加賀まりこさん演じるがん患者の安曇さんの家、2では、櫻井翔さん演じる主人公・一止の同僚で藤原竜也さん演じるタツの実家として撮影がおこなわれました。

女将さんの降旗紀子さんは「冬の撮影だったけど春のシーンを撮影したから、見える所だけ春にするのがたいへんだったのよ~(笑)。雪かきして、あっためて」と撮影を振り返ってくださいました。「加賀まりこさんの家として1作目で使われたから、もうないと思ってたら再び、でしょう?監督さんが気に入ってくださったみたいでね。嬉しいですよ~、使っていただけるの。」とニコニコ。撮影中は立ち入れなかったけど、終わってからお蕎麦をふるまったそうです。「100人くらいスタッフがいらしたから、片付けとかもあるし全員に食べてもらうのは難しいってことだったのね。だから俳優さんと監督さん、あとカメラや音声さんとか技術の人のトップの方たちにお蕎麦を食べていただいたの。20人くらいね。他の皆さんには“ホテルに持って帰ってからでも食べられるように”って、マツタケごはんのおにぎりを差し上げたのよ~。」と降旗さん。えええっ!?マツタケごはん?そりゃあスタッフ大喜びでしょう。

聞くと、四賀はマツタケがよく採れるところだそうで、『四賀のまつたけ』は、東京に出しても名が通るブランドなんだそう。確かに、めっちゃいい香りです。

『ほそばら』のお蕎麦は、四賀産のそば粉で女将さんが打ってくれるんですが、ざるそば…おかわり自由なんです。すごくおいしくておいしくて、「ふーっ(幸+喜)」というくらいまで食べさせていただきました。

□ ほそばら → http://homepage2.nifty.com/hosobara/

□ 新まつもと物語 → http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/

□ 映画「神様のカルテ2」 → http://www.kamisamanokarute-movie.jp/index.html

□  FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/

松本だるま

映画「神様のカルテ2」は、北アルプスを含めた松本とその周辺の景色もすばらしい役割を果たしていますが、城下町・松本のよき風習や文化も映りこんでいるんです。冬を舞台にしたので、正月飾りなどを燃やすどんど焼きの映像もあります。ただし、松本ではどんど焼きとは言わず『三九郎』と呼ぶそうですが。そこで並んでいたのがだるま。しかも、よくよく聞くと『松本だるま』なる地元のだるまが存在するというではありませんか!普通、だるまと言って私達が想像するのは高崎だるま。選挙とかでよくでてくるアレです。しかし『松本だるま』は違うんです。人形のまち・高砂通りに店を構える『村山人形店』の村山謙介さんに教えてもらいました。

まず、形。まるでそら豆みたいに感じたこの形は蚕の繭を模したものだそう。そして顔が肌色。また、眉とヒゲはもじゃもじゃの毛がついています。さらにお腹には“大當(おおあたり)”の文字。普通は“必勝”とかですよねえ?村山さん曰く「繭がよくとれた年は“大當”と言ったんだそうです。大当たりの年になりますように=よい年になりますようにという気持ちを入れたようですね」と。ほほう。さすが蚕糸で栄えた土地柄。さらに、普通だるまには願かけで片方黒目を入れて叶ったらもう片方に黒目を入れますが、松本だるまは違う。片方は黒目、そしてもう片方には「叶」という文字を入れるんだそうです。実は製作にとても手間がかかる松本だるま。一度は廃れてしまったものを数年前に復活させたんだそう。こんなに愛嬌があるんだもの、ずっと続いてほしいなあ。

山登り漫画で人気の鈴木とも子さんがデザインした、松本だるまてぬぐいも登場して、これまた人気がdております。かくいう私も愛用中。

また、映画にも登場した松本のお正月の風物詩「あめ市」(毎年1月上旬の土日開催)では、子供たちが『福だるま』を販売する風習があるんだそう。「子供のころから“本町の縁起のいい福だるま~”って言って売ってましたよ。仕入れも自分たちでやって、自分たちで販売して、お釣り受け取ったり…。商人の子だからですかねえ。普通にやってましたし、今もやってますよ。」と、村山さん。こんな風習を感じに旅するのも楽しいかもしれません。

□ 村山人形店 → http://murayama-ningyouten.com/home/

□ 新まつもと物語 → http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/

□ 映画「神様のカルテ2」 → http://www.kamisamanokarute-movie.jp/index.html

□  FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/

大信州でほろ酔い

みなさん、3/21に公開された神様のカルテ2はご覧になられましたか?
2回観て2回とも同じシーンでうるうる泣いてしまった私です(´;ω;`)

そんな神様のカルテ2で櫻井翔くんと藤原竜也さん、要潤さんの3人がふらりと居酒屋に立ち寄るシーンがありまして、そこにチラ~っと出てくる信州のお酒があるんです!
そのお酒が、「大信州」です!

松本市島立にある創業明治21年の大信州酒造に行ってきました!

大信州の酒蔵は長野市豊野町にあるのですが、
わざわざ本社で湧き出る井戸水を汲んで酒蔵まで運んでお酒を作るそうなんです。
というのも、お酒はやはりお水が命!!
お米が育つお水も、米洗いするお水も、仕込むお水もすべて北アルプス水系のお水を使うことにこだわっているんです。

代表取締役の田中隆一さんは信州の水の恵みは地域の文化そのものだとおしゃっていました!
そして、大信州の理想の姿は、あくまでも脇役で空間の中に幸せが醸し出される、そんな姿でありたいともお話してくださいました。

もちろん!お酒が大好きな中島理恵さんと私はこれらのお酒を全て試飲させてもらいました♪笑

この嬉しそうな顔(笑)
どれもスッキリとした飲み口で美味しかった(´∀`)
さらには、去年から発売されたばかりの「みぞれりんごの梅酒」もめちゃウマー\(^o^)/

全て堪能させて頂きました♪

神様のカルテ2をまだ観ていない方も、観た方も大信州のお酒がどこに出てくるかなぁ~と探してみてはいかがでしょうか?

◆神様のカルテ2⇒http://www.kamisamanokarute-movie.jp/index.html
◆大信州⇒http://www.daishinsyu.com/
◆FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/

映画「神様のカルテ2」の世界を楽しむ~北アルプス②

松本市内からも北アルプスの山々はよく見えます。今回想像以上だったのが、宿泊した「松本丸の内ホテル」のお部屋からの眺め!窓から朝日を浴びた北アルプスがどーーーーん!ちょうどお化粧用の鏡の向こうにあるもんだから、メイクの手が止まる止まる(苦笑)。

松本丸の内ホテルは、国宝・松本城まで歩いて2~3分!通り沿いには旧第一勧業銀行(国重要文化財)の昭和レトロ建築があります。ホテルの中は落ち着いてゆったりした空気がただよう、居心地のいい雰囲気です。お部屋もシックで機能的、さらにベッドが超!寝心地よし!

このホテルにも信州・松本への愛情がぎゅ~っと詰まってました。松本丸の内ホテルを運営している『扉グループ』㈱明神館専務取締役の齊藤忠政さんは「空気・水・山…観光も農業も含めてすべてここから全国に向かって発信していきたいんです。“こんなにスゴイものが松本にあるんだぞ”って。城下町と人、地域と人をつないでいくのが私たちの使命だと考えています」とおっしゃいます。お部屋からのアルプスの眺めについてお話したら、「アルプスの夕陽が、きれいなんですよ~。もちろん朝もきれいなんですけど、夕陽は、もう、涙が出るくらいきれいですね。明日への活力になる、そんな夕陽なんです。アルプスと松本城なんて、すごくきれいで最高ですよ。」とニコニコ顔で熱く語ってくださいました。松本城もこよなく愛する齊藤さん。松本丸の内ホテルのロゴマークに取り入れたのが松本城の破風。三角屋根の合掌部分についている飾りですね。千鳥破風とか唐破風とか時代時代の破風が付いているのは珍しいんだそう。おおお。初めて知りました~。さすがじもてぃ。松本丸の内ホテルの上のほうの階に泊ったら、北アルプスの夕陽も朝の姿も、松本城も満喫できますよ!本気でおすすめ。

□ 松本丸の内ホテル → http://www.matsumoto-marunouchi.com/

□ 新まつもと物語 → http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/

□ 映画「神様のカルテ2」 → http://www.kamisamanokarute-movie.jp/index.html

□  FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/

映画「神様のカルテ2」の世界を楽しむ~北アルプス①

映画「神様のカルテ2」は、冒頭から主人公の眼前に広がる北アルプスの山々の稜線がでてきます。荘厳ささえ感じられるような美しさにぐっとくるのですが、直に自分の目で同じ景色を楽しむことができるのが美ヶ原高原。しかも、標高2000mまで真冬でも車で上がれるありがたさ。映画のロケは2013年の1~2月でしたので、冬だと同じ景色が見られます。

そんな時間や予算の余裕がないなら、松本市街地に隣接したアルプス公園と公園近くの蟻ヶ崎エリアがおすすめです。公園の展望台からの景色もすばらしいし、蟻ヶ崎エリアは映画の中で主人公夫婦が歩く坂道がありますから!

そして、もう少し北アルプスを近付いて眺めるなら、安曇野市の長峰山山頂がおすすめ。ここからの眺めは、作家の川端康成、井上靖、日本画家の東山魁夷がそろって訪れ、「残したい静けさ、美しさ」と絶賛したほどのものです。犀川、高瀬川、穂高川の三川合流を眼下に、安曇野の田園風景越しに北アルプスが眺められます。といっても、今回曇っちゃいました~(涙)。

本来ならこんな感じ→ http://www.azumino-e-tabi.net/modules/xpressme/?page_id=7829&pid=725

に見えるはずなのです。この北アルプスの中でも美しい三角形をしていて憶えやすいのが『常念岳』。松本平に住んでる人にとってはシンボリックな山で、松本市の人も安曇野市の人も、ほぼほぼ常念岳を愛してやまない人々なのです。映画「神様のカルテ2」の中でも重要なポジションを担っている山です。案内して下さった安曇野市観光課の赤羽敦子さんは、「安曇野の人の心の中にはいつも常念岳がある」と言います。それゆえ、写真を撮る時も常に常念岳が入っていると。花と常念、道祖神と常念、田園風景と常念…。そして、みんな我が家から見える常念が大好き(笑)。確かに美しい山です。ぜひぜひ、映画だけでなく実物を見にお出かけください。

□ 安曇野市観光協会 → http://www.azumino-e-tabi.net/

□ 新まつもと物語 → http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/

□ 映画「神様のカルテ2」 → http://www.kamisamanokarute-movie.jp/index.html

□  FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/

天に召される ~in美ヶ原高原~

天に召された気分になったその場所とは、3月21日に公開される『神様のカルテ2』の舞台となった標高2034mの美ヶ原高原♪

冬は一般車両は入ることが出来ないのですが、美ヶ原唯一のホテル王ヶ頭ホテルの送迎バスが松本駅まで迎えにきてくれて、ホテルの玄関の前まで送り届けてくれるんです。

今回泊まった王ヶ頭ホテルのお部屋も素敵で、

ふかふかベッドに美ヶ原の景色が眺められる客室風呂!!

そんなお部屋で頂いたお料理も これまたサイコー∩(^ω^)∩
毎日松本市内から生きたままホテルに運んでつくられるイワナのお造りとイワナの塩焼き!

さらには牛リブロースのステーキ!!

肉食女子にはたまりませーーーん(´Д` )

そして、なんといっても美ヶ原高原で一番感動するのが山頂から見下ろす一面銀世界!360度の大パノラマの景色!
泊まった翌日の早朝は吹雪いていたので真っ白で何も見えなかったんです。

この写真でも分かるでしょう?(笑)

しかーし!!日ごろの行いがいいからでしょうか?(^^)
みるみる晴れて青空が広がりました!!!!

雪化粧した浅間山や御嶽山アルプス連峰の山並み さらにはなんと富士山も見えるんです!
霧氷がついた木々も素晴らしかった!!

※この2枚は写真家の菊池哲男さんが撮影したものです!
写真のレベルが違いすぎますね!
雲海も一面に広がっていて幻想的!!
他の写真家の方々も目の色を変えて熱心に写真を撮っていました!

菊池さんに中島さんとの2ショットを撮って頂いたりもしちゃいました♪
この日の温度はマイナス16度だったんですが、ホテルの売店の窓の霜も幻想的な表情を見せるんです!!

フィルターを置いて虹色に輝かせてくれたりも…

さらに、雪上車に乗って雪の高原をクルージングも出来て、高原の中央にあるシンボルタワーの「美しの塔」の鐘を鳴らしたりも出来るんです♪

今回宿泊した王ヶ頭ホテルは、誰もが一度は泊まってみたいホテルだと思います!

スタッフの方々のおもてなしが素晴らしくて、気持ちのいい接し方でした♪
お話を伺った女将の小澤博子さんも素敵な方でした(*^^*)

ぶっちゃけ、写真じゃこの感動は分からないです!笑

ぜひ、みなさんにも美ヶ原高原で天に召されて頂きたいです(´ω`)
3/21公開の『神様のカルテ2』でもこの美ヶ原の素晴らしい景色がご覧になれますよ♪

◆神様のカルテ2⇒http://www.kamisamanokarute-movie.jp/index.html
◆王ヶ頭ホテル⇒http://www.ougatou.jp/
◆FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/

映画「神様のカルテ2」スペシャル

3月21日に公開される映画「神様のカルテ2」が、松本CINEMA認定作品第3号となりました。松本シネマというのは、松本にゆかりのある題材をテーマにした作品や、松本を舞台にした作品、市内でロケを行なった作品の中から、観光振興への貢献が期待される映画作品を認定するものです。
「神様のカルテ2」は、松本市が舞台であり、メインロケ地も松本。っていうかロケ部分はほぼ松本。2013年の1月から2月にかけて撮影が行なわれました。
長野県在住の現役医師であり作家の夏川草介さんが書いた小説の映画化第2弾です。一作目では、地方医療の現実とその中で成長していく一人の医師の姿が描かれましたが、「神カル2」では、一人前になりつつある医師が、その使命と家族の意義について問われる…という内容になっています。主演は嵐の櫻井翔さん。その妻役に宮崎あおいさん。主人公の大学の同期で、突然地方の病院に戻ってきたエリート医師役に藤原竜也さん。その妻役に吹石一恵さん。主人公の恩師で先輩医師に柄本明さん。その妻役に市毛良枝さんというキャスティング。この3組の夫婦を軸に描かれる心のつながり、また、生きるということ、仕事というものについて、じんわり考えさせられるよい映画です。
原作者の夏川さんは映画化に当たり、2つの希望を出されたとのこと。一つは『人が亡くなるシーンをドラマティックに描いてほしくない』ということ。もう一つは『信州で撮影してほしい』ということ。山々と空気、水が生み出す信州の凛とした美しさ、なかでも冬がすばらしいとおっしゃていて(おお、私と同意見だ~)、それを撮ってほしいと。で、それが叶っていることが嬉しいとインタビュー記事に書かれていました。
また、主演の櫻井翔さんは、撮影中に愛を感じたことは?と尋ねられて、「松本の人たちの愛情が印象深かった」と答えてました。早く撮影が終わった日に、映画を見に行ったり温泉に入りに行ったりしたそうですが「松本のためにありがとう」と言って、みなさんサービスしてくださったり、やさしく見守ったりしてくださったそうで…。

今回の取材では、原作者の夏川さんや主人公の一止のように松本をこよなく愛するお医者さんにお会いしたいなあと思っていたら!いらっしゃいました。最高の人が!松本市長の菅谷昭(すげのやあきら)さんです。菅谷市長はお医者さん。甲状腺がご専門で、チェルノブイリの原発事故後、現地で甲状腺がんの手術法を確立させてきた人でもあるのです。
菅谷市長は『松本市=健康寿命延伸都市』として、町づくりをすすめています。健康寿命延伸都市とは、「介護の世話にならず、自立して日々の生活を明るく朗らかにする…そういう生涯の期間を延ばしましょう」ということです。長野県全体が現在、平均寿命全国第1位なのですが、そこには行政が健康について力を入れて政策をすすめてきたことと県民の努力があると、菅谷市長はおっしゃいます。各地区で住民組織を作り、健康づくり推進員や食生活改善推進員を選んで保健活動を進める、などの取り組みについて、長野県民が納得して参加し積み重ねた結果だということだそうです。「言われて納得したことは一生懸命やる」という県民性が効を奏したのでは、と。また、「生きがいを求めて生きていこう」という気持ちが強いのも長野県の県民性で、高齢者の就業率、女性の就業率が全国一。また、人口あたりの公民館数・図書館数・博物館数も全国一で、こういった施設の多さも仲間作りや生きがい作りにつながっているのだろうと推測なさってました。さらに、「松本市民は社会性や文化に対する関心が高い」とも菅谷市長はおっしゃいます。確かに、「神様のカルテ2」の撮影に関してもですが、小澤征爾さんが総監督を務めるクラシック音楽の祭典『サイトウキネンフェスティバル』にしても、故中村勘三郎さんの「平成中村座」公演も、松本市民の受け皿があってこその成功で、お二人とも病後の復活の地は松本でした。また、音楽教育のスズキメソッドの故郷でもあるし、旧開智学校や旧制松本高等学校の開校時や国宝・松本城の保存の時も、費用が市民の募金でまかなわれたことを思いおこさずにはいられません。菅谷市長は笑いながら「つくづく思うのは“文化香るアルプスの城下町”っていう松本のキャッチコピー。文化って言葉をいれるというのはなかなかですよ。文化っていうのは生きがいにつながるんですよね。もっと言うと松本は岳都・楽都・学都の三ガク都って、そこにこだわりを持ってて、これも生きがいになってるんです。私は、これからは生き方が問われる時代と思ってるんです。最後は生きがいなんですよね。なんたって人間、最後は死ぬんだから。それまでの時間を健康的に生きていきたいっていう、それが健康寿命延伸なんですよ」と、おっしゃってました。
松本市は健康寿命延伸を掲げた5年前から、各地区ごとに住民がウォーキングマップを作ってウォーキングを楽しんだり、行政としても悩み相談や自殺防止への取り組みを行なったり、禁煙や子供たちの健康のための施策などを行なってきました。去年、厚生労働省が国民の健康づくりの政策として「健康寿命の延伸」を発表してからというもの、先進地域として松本にたくさん視察の方々が来られているそうです。菅谷市長は「僕は“健康をブランドにしなさい”って言ってるんです。松本に来る人についても旅行商品の中に健康のものを入れてもらうとか、いろいろあるでしょ。市民の朝のウォーキングに一緒に参加してくださいとか」ともおっしゃってましたし、また「最終的にはシリコンバレーならぬ“ヘルスバレー”を作ろうと言ってるんです」と、おっしゃいました。アメリカのシリコンバレーはIT産業をその地域に集積させて雇用の場を作りましたが、“ヘルスバレー=松本”では、住む人が健康について関心が高く、ソフトの部分で各々が一生懸命取り組みをやる。そこに健康をサポートする産業を誘致し、それによって作られるものを市民が実証実験して意見をフィードバックし、よりよいものを作る。それが日本全国へ広がり、海外へ広がっていく…ということなのだそう。医療、健康産業、予防医療などなど身体の健康をサポートするいろんな機器を松本で生み出してもらうという構想です。また、普通、健康というと体の健康のことを言うけれど、例えば、経済産業の健康、環境の健康、生活の健康、地域の健康、教育文化の健康…を考えなさいって、各部署が健康づくりを延ばしなさいって言ってるんですよ、とも話されてました。印象的だったのは、そんなお話の中で私が「じゃあ、具体的にどんなふうに考えてらっしゃるんですか?」という意味合いの質問をした時に返ってきた「僕は戦略を語る。戦術は、役所のみんなに“君らがプロだから考えなさい”と言ってるんです」という言葉。上の例で行くと「ヘルスバレー松本をつくろう」という戦略について、各部署が「うちはこういうことがやれる」という戦術=案を出してくるということ。生意気だけど「ああ、すごいリーダーだ…」と感服しました。
何はともあれ、「神様のカルテ2」を観てストーリーと松本の空気感を堪能して、健康づくりをキーワードに松本を旅するのはいかがでしょう。健康づくり関連の部署に所属してる方々にはおすすめの研修旅行先ですよ~。

□ 映画「神様のカルテ2」→ http://www.kamisamanokarute-movie.jp/index.html
□ 松本市 → http://www.city.matsumoto.nagano.jp/
□ 新まつもと物語 → http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/
□  FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/