Monthly Archive for 8月, 2012

森将軍塚古墳

あんずの里=千曲市森にある、もう一つの見どころが森将軍塚古墳。全長100mもの大きな前方後円墳で、山の尾根にあるので高速道路からもどーんとその姿が見えてます。4世紀ごろ科野を治めていた豪族の墓だといわれています。石がびしっと積み上げられ、筒型や朝顔形などの埴輪が並べられた迫力ある古墳は、発掘調査の後、その結果に基づいて正確に復元されたものだそう。
 

案内してくれた学芸員の鈴木幹子さんによると、ここまで忠実に復元されたものは全国でも他に例がないんですって。山の尾根では古墳そのものを体感し、ふもとの古墳館で出土品や実物大の石室模型を見て学ぶという二本立てになっています。日本最大級の縦穴式石室が、どんなふうに朱やベンガラで塗られていたかなど、おもしろい情報満載です。「ところで森将軍ってどんな将軍?」と思っていたら、“森”にある“偉い人”のお墓=森将軍塚なんだと教わりました。こんなダイナミックな古墳の再現、なかなか他では見られません。
 

 

そしてもう一つの見どころが、森将軍塚古墳の上から見る長野市近郊の街並み。眼前に広がる千曲川、左に茶臼山、右に妻女山。もうおわかりですね。「ここから、川中島の戦いがあった場所が俯瞰で見られるんですよ。ほら、あそこが雨宮の渡し(鞭声粛粛、夜川を渡る…の場所)。」と、森将軍塚古墳館館長の安藤秀一さん。おおお。古墳時代の遺跡の上に立って戦国時代の戦を思い浮かべる…。なんて壮大な歴史ロマンなんでしょう。歴史ファンはぜひ、おでかけいただきたい。
 

□ 森将軍塚古墳館 → http://www.city.chikuma.nagano.jp/app/kofun/main/index.html
□ FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/

あんずの里

長野県は果物の生産も盛んなところ。中でもあんずは、ぶっちぎりで日本一の生産量です。その主たる生産地が千曲市。多い時には年間1000tの出荷になるそうで、福岡県福津市のあんずの里にも出荷してるそうです。あんずの里といわれる森地区は、あんずがそこかしこに植えられてる感じ。春には美しいピンクの花をつけ、「一目十万本」と称される美しい光景が広がるのだとか。ちなみに千曲市森での見ごろは4月半ば。私が訪れた6月初めは、早生種が出荷される直前で、ぷりっと大きく育った実が黄色味を帯びてきたころ。緑の葉とのコントラストが、これまたきれいでした。あんずの実は思ったより大きなサイズで、正直びっくり。
 

この千曲市森があんずの里になったきっかけは、江戸時代、宇和島のお姫様が松代藩にお嫁入りした時に、“故郷を忘れないように”と、あんずの苗木を持ってきたことだと、森地区の区長会長・北沢一男さんが教えてくれました。あんずと一口に言っても、生食用に加工用、甘みの強いものから甘みと酸味のバランスのとれたものまで色々あるそうです。酸味のバランスがいい森のあんずは、ジャムにすると格別なおいしさだそうで、北沢さんはヨーグルトにかけたり、紅茶に入れてロシアンティーに仕上げたり、ジャムをお湯でゆるめて即席ジュースにするのがオススメだとおっしゃってました。

お話を聞いた「あんずの里観光会館」の前の通りは「あんず街道」なんですが、観光会館のとなりにおみやげショップあんずの里(横島物産)がありまして、ここがなかなかすごいんです。森のあんずで作った杏紅茶やチーズケーキ、生キャラメルにラスク、ソフトクリーム、なんと地ビールまで作ってらっしゃいます。食いしん坊さんはもちろん、花好きの方もぜひ訪れてほしい町です。

 

 

□ 千曲市観光協会 → http://www.chikuma-kanko.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/

サッカーJ2 松本山雅FC

今年からJ2に昇格した「松本山雅FC」。8月18日現在、14位。(ギラヴァンツが13位、アビスパが16位)昨夏、元日本代表の松田直樹選手が練習中に亡くなったことで記憶してらっしゃる方も多いでしょう。今年から監督を務めるのが、元U-23日本代表監督・反町康治さん(北京五輪時の監督)。また、松本市の観光大使でもあるのです。(グリーンの機体・FDA4号機も観光大使)
しかし、Jリーグのチームって、ほとんどがカタカナの名前なのに、なぜ松本山雅は漢字なの???松本山雅FC総務部長の上條功好さんに伺いました。「山雅っていうのは、松本駅前にあった小さな喫茶店の名前なんです。常連客がサッカーチームを作ろうと言って、マスターも同調してクラブを作ったんです。当時は山雅クラブでした。仕事をしている若者が楽しめるものがあってもよかろうということが始まりで、草サッカーチームが、今、プロになったんです」とのお答え。喫茶店のマスターだった山下さんは、北アルプス登山や、乗鞍高原とか栂池でのスキーが大好きだったことから“山雅”と店名をつけたとのこと。残念ながら、今はお店はありません。ちなみに上條総務部長も山雅クラブ創立2年目からのチームメンバーで、「僕が山雅最初の背番号3で、亡くなった松田直樹が最後の背番号3です」というお方。チーム発足当時は、近所の空き地で電灯の下でボールを蹴っていたんだそう。そんなチーム発足背景があるせいか、現在の松本山雅FCのメンバーも、自分のことは自分でやるのが基本になっているそうで、洗濯や道具の移動なども自らさっさとなさるんだとか。
  

おもしろいと思ったのは、もともとの山雅クラブメンバーがたくさんいて、今もサッカーを続けていること。30代は「山雅シニア」、40代は「しじゅうから」、50代以上は「山蹴球会雅(やましゅうきゅうかいみやび)」というチームがあるんです。これって…下部組織ならぬ上部組織!?普通のJリーグチームは、ジュニアの育成とか下部組織を持ってますが、松本山雅は上部が…。なんてステキなんでしょう!上條部長は「生涯スポーツとして裾野を広げたいんです」とおっしゃってました。
また、松本山雅のチームの特徴として「山雅劇場、なんて言われるんですが、大物を食ったり、予想外の展開を見せたりするんです。そして、サポーターが多い。そのサポーターに“いい試合を見せたい”というチームなんですよ。サポーターの応援で選手ががんばれてJ2に上がれた、サポーターがここまでにしてくれたチームなんです。」と、おっしゃいました。何でも大人のサポーターが多いのも特徴で、年配のご夫婦の観戦も結構多いとのこと。J2って、観客動員平均1万人をめざそう!を合言葉にしてるんですけど、松本山雅って、ホームで9500人動員とかしてるんですよねえ。J2でトップ3入りしてる。(J2平均が5600人くらい)
そして、ここでも出会っちゃいました!福岡出身者!松本山雅FCのアンバサダー(子供達を含め市民や企業にサッカーとチームの魅力を伝える仕事です)柿本倫明さん。柿本さんは、元松本山雅FCのFWでJFL昇格時の立役者、しかもプロ1年目はアビスパ福岡所属だったんですって。
8月26日(日)は、山雅vsアビスパ戦が、レベルファイブスタジアムで行なわれます。キックオフは19時。私は、山雅の応援をいたします!ビジター自由席でお待ちしております。キックオフ前に長野県の歌=コーナーのテーマ曲」「信濃の国」も合唱しちゃいましょう!信州ゆかりのみなさま、ぜひご参加ください。
また、どちらを応援するかに関わらず、開場から先着2000名に信州のりんごがプレゼントされます。さらにアンケートにお答えいただくと信州の特産品やオリジナル携帯ストラップなどがもらえますよ~。
□ 松本山雅FC → http://www.yamaga-fc.com/
□ FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/

国宝・松本城のおみやげ

 5重6階=外から見ると5階建てだけど中に入ると6階建て、の松本城。漆塗りの板の黒い壁、北アルプスを背景に美しい姿を見せてくれます。戦国時代末期に作られた、戦うための、しかし戦いがなかった城です。しかも、平和な江戸時代に入って作られた優美な造りが増築されている独特のお城。
 

今回は、松本城の敷地内「松本城売店」で、とっておきのおみやげを探しました。
目が釘付けになったのが「百年けやきの通行手形」。幅1.2cm、長さ5cm、厚さ4~5mmくらいの木でできてます。これ、二の丸御殿の址、石垣のところに立っていたケヤキから作ったとのこと。石垣を崩してきていたので、残念ながら切られてしまったそうですが、100年育っていた木ですから100年生きる…ということで、このキーホルダーを持って松本城に来ると、2112年まで100年間、入城料が10%割引になるんだそうですよっ!孫子の代まで引き継がなくてはなりませんな。
そして、同じケヤキの木で作られた「かーたり君」。願い事をかなえてくれるグッズとして売られておりましたが、この「かーたり君」というのが、なかなかのキャラクターなのですよ。彼は、松本の七夕まつりで飾られるお人形で、着物の裾をまくった(=しっぱさみにした)いでたちなのです。松本の七夕は月遅れの8月7日。木や紙で作った織姫・彦星のお人形に子供の服を着せて、無事の成長を願いながら軒下につるしてお祝いします。その時、このかーたり君も飾られるんです。彼の役割は、お天気が悪くて天の川が増水した時に、着物をしっぱさみにして、七夕様を肩にかついで川を渡り送り届けるというもの。「川渡り」から「かわたり」→「かーたり」と変化した名だそうで、松本にだけ存在するキャラクターなんですって。すごいキューピットではありませんか!
 

また松本城のみのお菓子として、「松本城 黒豆蒸しきんつば」や、松本城をかたどった「国宝松本城まんじゅう」なんてのもありましたよ。
 

そして、昨年から登場しているのが「松本城おもてなし隊」!毎日午前10時くらいからと午後1時くらいの2回(約1時間)、甲冑姿の武士が登場!いっしょに記念撮影ができます。しかも日本刀持って(笑)。武士がいない時間帯でも作務衣姿のおもてなし隊メンバーが案内やシャッターサービス(写真撮ってくれる)してくれます。何度行ってもトキメキ度の高い松本城。今回も大満足です。
□ 松本城(新まつもと物語) → http://www.fujidream.co.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/

 

上高地の朝

 上高地。そこは早起きが楽しい場所。4時半起床。5時から散策開始!五千尺ホテルのお部屋のバルコニーからは穂高連峰。取材時、6月下旬ながら気温は11℃。レポートを放送した8月でも最高気温は25℃を越えない、朝8時半で15℃だとのことでした。
 

うす曇のお天気ながら、かなり明るい上高地を、河童橋を起点に反時計周りに穂高神社奥宮=明神池を周ってもどってくる約2時間。空気はきれいだし、鳥はさえずりまくりだし、花はかわいいし…。お腹の中のどす黒い何かがすーっと消え去っていくような気持ちよさです。
       

今回は見られなかったのですが、五千尺ホテルの田中総支配人が、こんなとっておきの朝を教えてくださいました。「神秘的なのは朝もやですね。太陽が出ると出るんです。それまで静寂な時間だったのが、太陽が出て空気が動いて温度が出ることで自然が動き出す…目覚めるんです。湯気のようなもやがたちこめて、水墨画のような上高地が現れます。カラーがさーっとモノトーンになるんです。」と。ええーっ!?普通はモノトーン→カラーだとおもうんですけどっ。すごい。見てみたい…。やはり長時間いてなんぼ、です。上高地。
しかし、宿泊できない場合、ツアーでちょっと立ち寄るだけ…という場合のとっておきのアドバイスも田中総支配人にいただきました。「やたらと動かないこと、ですね。河童橋の上にじっとしてるだけでいいんです。太陽が動くので、顔が変わるんです。山の凹凸が変わって表情が出るんです。穂高も焼岳も。定点観測と同じです」とのこと。上高地の魅力は、簡単にすべての表情を見せないことにあるんだそうです。お天気が悪ければ山姿が見えない。天気がいいと他の季節の表情が見たくなる。違った表情が見たくて「もう一回行きたい」になるんだそう。ああ。私、その気持ち、よーくわかります。穂高の稜線が全部見えたのは、3回目の上高地訪問の時でしたもん。小雨の中の上高地の美しさも忘れがたいし。紅葉も見てみたいし、芽吹きの時も見てみたい。すっかり虜です(笑)。
あ。虜といえば。五千尺ホテルの朝食に出てくる「秘伝の豚汁」。さつまいもが入ってほんのり甘みがあって、散策後のパワー復活に役立った逸品です。朝弱くて普段は全然朝食が食べられない人が3杯おかわりしたほどのおいしさでした。あ。上高地とのお別れ前に、五千尺ホテル横のおみやげやさんの店先で売ってるソフトクリームをぜひ!めっちゃおいしいですよん。
□  上高地公式ウェブサイト → http://www.kamikochi.or.jp/
□  上高地・五千尺ホテル → http://www.gosenjaku.co.jp/
□  FDA フジドリームエアラインズ  → http://www.fujidream.co.jp/

 

上高地・五千尺ホテル

 憧れの山岳リゾートホテル…それが五千尺ホテル。上高地のランドマーク=河童橋のすぐ前、田中総支配人の言葉を借りると「上高地の1丁目1番地」にあるホテルです。これまで、行く度にカフェでケーキセットをいただき幸せに身をよじり、1度だけランチ=ビーフシチュー(要予約)をいただき、あまりのおいしさに「うをををを」とうめき声を上げてしまった五千尺ホテル。ついに!宿泊でーす!
すっきりと本当のシンプルモダンな室内は、こまやかなホスピタリティに満たされています。
 

そして!お部屋のバルコニーから!見えるんです。梓川、河童橋、焼岳、そして穂高連峰~。夜中の星空&穂高の山影だって、朝イチの穂高の山姿だって、部屋着のまま見られる。ああ、この贅沢…。心がゆるゆるほどけます。それから、部屋のお風呂とは別に大浴場もあって、上高地の清流がお湯になってるわけですから、これがまた最高に気持ちがよいのでございます。
 

五千尺ホテルの夕食は、フランス料理のフルコース。「上高地キュイジーヌ」と銘打って、半径90km圏内でとれた新鮮かつ旬の食材にこだわってメニューが作られています。チョイスできるメニューがあるので、各人が違うものを選んでシェアして、両方味わうのがおすすめ。
まずは、シャンパンと一緒に本日のアミューズを…。
 

続いては「白馬村産信州サーモンのポーピエット」もしくは「安曇野産塩麹でマリネしたSPF豚のロティ フォアグラ添え」から選べます。今まで食べた信州サーモンメニューの中でNo1のおいしさでした。そして、世の中でフォアグラがもてはやされる理由がよーくわかった一皿でした。
 

続いて「波田のお豆腐屋さんの豆乳と南瓜のスープ」。そして魚料理は「富山湾で水揚げされた鮮魚のポワレ 焦がしバターのソース」
 

その後は「ホテル自家製お口直し(シャーベット)」をはさんで肉料理。「長野県産牛フィレ肉のポワレ フルムダンベールソース」もしくは「オックステールの赤ワイン煮」を選びます。
 

食後はクラウンメロンか自家製デザート。地元周辺の食材を満喫できる幸せを噛みしめさせていただきました。一生忘れないであろう夕食です。

「歩かずして上高地を堪能できるのは五千尺ホテルしかない」と笑顔でおっしゃる総支配人の田中寿穂さん。上高地への愛で満ち溢れたお方です。上高地に泊まって、朝の誰もいないすがすがしい上高地を、河童橋を独占できることの楽しさ、夕方4時を過ぎると宿泊の人達以外は帰っていくので静かな上高地になること、そしてその静けさの中、河童橋の上から見上げる満天の星空がすごいことを教えてくださいました。「梓川に沿って天の川が天を流れます。そして、夜中、穂高連峰が浮きますから、星明かりで。これは写真には撮れない。肉眼で見るしかないんです」と、おっしゃる通りの、星空でした。星が多すぎて、知っている星座がわかんないくらいの星空。私には発見できなかったけど、支配人は「あ。流れ星。」と、日常茶飯事的発言。「えー!?」と驚いていると、「夜中0時から2時くらいは、3分に1個くらいは見られますよ。」と。しかも五千尺ホテルのバルコニーからだと、河童橋の上から見るのと変わらない夜の景色が見られるんですよねえ。部屋着のまま、夜中にくっきり浮かび上がる穂高連峰、見せていただきました。まさに、スペシャルな夜が待ってます、上高地五千尺ホテル。時間を有効に使うにはやっぱり85分で到着するFDAの直行便!
□ 上高地・五千尺ホテル → http://www.gosenjaku.co.jp/
□ FDA・フジドリームエアラインズ → http://www.fujidream.co.jp/