Monthly Archive for 9月, 2008

上高地は紅葉シーズンに!

標高1600m。梓川から河童橋を眺め、その向こうに穂高連峰を望む…誰がシャッターを押しても名写真が撮れる上高地。
九州住まいの私たちには想像もし難いくらいの3000m級の山々の尾根。気候の違いで信州にはモウソウダケなど九州の山を包む竹が生息していません。
だから、山の形が、空気が違うんです。
この上高地も、少しずつ木々が黄色く色づき始めたそうです。
冷え込まない朝で10℃を切っているという9月下旬。
もう、ストーブが出されたそうです。
10月に入って、最低気温は2~3℃。

上高地はぜひ、歩いて楽しんでください。
1時間、2時間、4時間と自分のスケジュールに合わせて遊歩道を楽しみましょう。
鳥の声はもちろん、川岸や池にはマガモが陣取り、奥の道に入るとニホンザルが散歩してます。
河童橋から3.5kmほど上流(歩いて40分弱)の「明神池」は、ぜひ訪れてください。

ほんとに「神様がいる」ような景色が広がります。

そのそばにある山小屋「嘉門次小屋」では、囲炉裏端で焼かれる岩魚の塩焼きを、ぜひぜひ食べましょう。いや食べるべきです!
養殖が可能になり安定供給されるようになった岩魚。
ここでは、焼く前2~3日、小屋のそばの清流で泳がせ、泥を吐かせて天然状態にします。
ほくっとやわらかく、香ばしい岩魚。上高地の恵みをおなかの中で満喫できます。
  
      

もうひとつ、絶対おススメグルメは、河童橋のそばの「五千尺ホテル」ティールームのケーキとコーヒー。私のお気に入りは、レアチーズケーキ。
なめらかでさわやか、かつこっくりとした風味がたまりません。
このケーキと、ホテルの脇にある小川の水で淹れたコーヒーの組み合わせがすばらしい!
ケーキセットとしてのコンビネーションは、過去最高!ナンバーワン!でしたね。
でも、洋ナシのタルトもすがすがしいまろやかさで超美味でした~。

思い立ったが吉日。
乗っちゃえ、飛んじゃえ直行便!(福岡空港から信州まつもと空港へ火・木・土運行)
上高地は11月上旬までで営業が終わりますからね。
冬場は閉鎖されてます。
※ 上高地公式サイト →  http://www.kamikochi.or.jp/

乗鞍高原と白骨温泉

乗鞍岳の東山麓に広がる標高1200~1800mにかけての一帯が乗鞍高原です。原生林に囲まれた遊歩道を歩いて、自然の雄大さを感じることができるところです。
今回「かもしかの径」という遊歩道を歩いて行き着いたのが、日本の滝100選にも選ばれている「三本滝」。名前のまんま、三つの滝が並んでいますが、それぞれに全く趣きが違います。
右は、蜘蛛の糸をひいたような美しい滝(写真左)、中は赤茶色の岩肌をどどっと流れ落ちる迫力の滝(写真右)、左は木陰の中にちらりと見える滝。
かなり体力は使いましたが、観てよかったと思う滝です。
  
そして、今回のおススメの温泉が「白骨温泉」。「しらほね」と読みます。「三日入れば三年風邪をひかない」といわれてきた温泉で、白濁のお湯が特徴です。
白骨にはいい旅館がいくつもありますが、手軽に手ごろに楽しむなら、公共の野天風呂!渓谷の中に作られた野趣あふれるお風呂に、大人一人500円で入れます。
7~8m位の楕円形の湯船につかると、目の前に岩々と緑の木々が広がり、眼下には川の流れが横たわっています。
ほんのり硫黄の香りがし、やや塗る目くらいのお湯は、いつまでも入っていられる具合のよさ。係の方が言うには「白濁の具合は、天候によって毎日微妙に変化している」とのこと。
秋が深くなって冷え込んでくると、白っぽさが濃くなるようです。
長湯したくなる名湯、ぜひお出かけくださいね。
写真は男湯の様子で、自転車で来てたお客さん二人。
毎年8月末には、乗鞍岳に自転車で登るレース「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」が行われてますので、自転車趣味の方、挑戦してはいかがですか?
    
松本市観光情報 → http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/ 

信州まつもと空港と、信州の観光・物産などのお薦め情報を紹介

今週は・・・・
戦国の知将・真田氏の本拠地 上田 
真田幸隆・昌幸・幸村親子三代を柱にした真田一族の本拠地は、「徳川家康を最も恐れさせた武将」の物語の舞台として、山々に木立に渓谷に屋敷跡にたっぷりと雰囲気を残しているところです。資料館はもちろん、伝説のヒーロー・真田十勇士の霧隠才蔵修行の滝とか猿飛佐助が修行をした切り立った岩「猿とび岩」なんてのも楽しめますよ。
  
このエリアの奥まったところにあるのが別所温泉。旅館組合広報部長の山極茂文さんが「真田幸村隠しの湯の“石湯”や、木曽義仲の入った“大湯”などもあるんですよ」と、教えて下さいました。ここは武田信玄が甲斐から攻めてくる、川中島に行く道でもあったことを感じさせてくれます。

しかし、ここは鎌倉時代から栄えていた場所で、元寇の後ここに逃れてきた鎌倉幕府のナンバー2・北条義政から三代の間に、国宝の八角三重塔(木造)がある安楽寺が建てられたようです。高野槙などが並ぶ心がすーっとするような木立と、その中にあるどっしりと質実剛健で美しい三重塔は必見。

温泉地だからか、お手水が温泉水なのが北向観音堂。

善光寺の南向きと向き合っている事から名づけられました。善光寺が先祖と未来の極楽往生を願うところで、北向観音が現世利益を願うところですので、この地域では「両方参ると、現在・過去・未来と三世に渡ってのお参りが出来る。片方だけでは片参り。」と言われているんですって。この境内には桂の木と恋愛の神様をお祭りする愛染堂があります。川口松太郎の名作「愛染桂」は、ここをヒントに書かれたという説があるのだそう。
また、放送では紹介できなかったのですが、武石地区にある妙見寺本堂の天井にある「鳴き龍」も見事です。応仁年間に描かれた二頭の龍の天井絵の下で拍手を打つと、「びーん」と響く龍鳴が聞けます。日光の鳴き龍も有名ですが、あちらは自分で鳴かすことができないそうなので、是非妙見寺でどうぞ。
※ 信州上田観光情報 → http://www.city.ueda.nagano.jp/hp/kanko/index.html

国宝・松本城!

五重六階の天守閣は城の中では日本最古。戦国時代に建てられた(1593~94築)部分と、江戸時代に入って建てられた(1633年築)部分の二つの様式を見ることが出来る“一粒で二度おいしい”お城です。城の造りは平穏な時代に入ると壁の厚さは半分になり、開放部は大きくなり、飾りもついたりして、なかなかおもしろいです。
石垣の高さは4.8m。姫路城の15mや熊本城の20mくらいに比べると低いのは、ここが複合扇状地という弱い地盤だから。戦国時代に造られた(写真右3分の1くらい)部分の石垣は400年ほど前の築城時のまま。江戸の部分は、昭和27~30年の修復の時に積み替えました。しかし…昭和積みの方にはほころびが出ているのに戦国時代のはノヅラがぴしっとしています。おそるべし、いにしえの築城技術。


  
傾斜61度の階段を乗り越え高さ27mの天守閣に登ると、すこーんと展望が開けます。

乗鞍や槍ヶ岳も見渡せる、つまり山を越えてくる敵は全て見張れる戦略上の利点が押さえられています。今は誰でも登れる天守閣。昔は、組といわれる部隊ごとに分かれた武士集団の中で成績優秀な者だけが、「お城拝見」といって登ることを許されたのだそうです。

松本城を見学する時は、ぜひボランティアガイドさんの説明を聞きながらが楽しいと思いますよ。一人からでもOKだそうです。冬期だけは事前に予約してください。
松本城 → http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/wordpress+index.p+192.htm