八幡屋磯五郎 横町カフェ

三大七味唐辛子のひとつ、長野市善光寺門前の「八幡屋磯五郎」。本店の奥に、カフェがあるんです。
その名も『横町カフェ』。天井が高くて、白壁で、おしゃれな雰囲気。
180811-001
唐辛子屋さんらしく、名物かつイチオシはカレー!ほうれん草とココナツに信州産キノコを使ったマイルドな緑カレー。
お子ちゃまでも大丈夫な感じです。緑よりちょっとだけスパイシーなのがバターチキンの赤カレー。
トマトベースのカレーに自家製七味バターが投入されています。そして、本気で辛いのが信州牛を使った黒カレー。
これは、辛いカレー好きな私も「あ、辛いっ」と、思いました。欲張りさんには三種類のセットもありますので、それがおススメ。
180811-002
案内してくれた、八幡屋磯五郎小売部本店副店長の若林昌格さんによると「赤カレーは仕込みの段階で、鶏肉の中に七味唐辛子を塩と一緒にマリネしてるんです」とのこと。
なるほど!鶏からのおいしさはそれだったのか。
また「黒カレーの黒さのもとは、“七味ガラムマサラ”をさらに焙煎して黒さを出したものなんです」と。
ほほう。それで香ばしスパイシーなのですね。
180811-003
ところで、この『横町カフェ』、各テーブルの上に、磯五郎の七味缶がずらりとセッティングしてあります。
180811-004
「卓上に置いてあるスパイスセットは、後がけで、お客様が自分の好みの辛さや、かけた直後の風味の良さを楽しんでいただければ…というものです」
と、若林さん。カレーには『七味ガラムマサラ』がおススメだそうですが、「それに限らず、いろいろ試して、好きな七味を見つけてください。
お帰りの際にはショップで同じものを購入できますので(笑)」とも。そして、さらに衝撃のアドバイスが…。
「ミルクジェラートに山椒をかけるととっても合いますよ。おいしいです。」
「…。は?…な、なんか、ぴりぴりしそうですよね(中島、必死の立て直し)?」
「ああ、後味に少しピリッとしますけど、少しかけると風味がよくなっておいしいんですよ(ニコニコ)」
…。やんわりした若林さんの微笑みに、従うしかない中島です。結果は…。
「お~いし~いっ!」なんと、ミルクジェラートの甘みが超絶さわやかに変化しますっ。うわ~。スイーツに七味唐辛子かけ。
まだまだ世の中には驚きの楽しさが存在しとりますなあ。ちなみに、いただいたのは『黒胡麻しるこのミルクフロート』。
180811-005
七味唐辛子かけは、夏限定のお楽しみ=かき氷にも合うんだそうですよ~。
また、最初からインパクトの欲しい方には、七味唐辛子の素材をアイスクリームにしたジェラートもあります。
こちら『万願寺唐辛子のジェラート』。アイスクリームなのに、辛いの。ピリピリなの、でもクリーミーで甘いの。
意味、わかんないけどおいしいです(苦笑)。
180811-006
また、プレゼントやおみやげにもおススメなのが『七味ビーントゥバーチョコレート』。
七味の素材と、カカオ豆を相性の良い組み合わせでミックスしてるチョコです。
例えば、ゆず×ベトナム産カカオ豆、白胡麻×ニカラグア産カカオ豆、山椒×キューバ産カカオ豆…などなど。
しかも、八幡屋磯五郎で作ってるんです。なぜ、七味屋さんがチョコレートを?「七味唐辛子の、素材を焙煎して、粉砕して…という工程は、チョコレート作りと共通してるんです。
八幡屋磯五郎の七味唐辛子を製造する伝統手法を活かし、そのこだわりをカカオ豆に応用して、豆からチョコまで一貫して生産しています。」とのお答え。
なーるーほーどー!すごいっ。八幡屋磯五郎の技術と心意気とおいしさ、善光寺門前でかみしめてください。
180811-007
□ 八幡屋磯五郎 → 
https://www.yawataya.co.jp/
□ ながの観光コンベンションビューロー → 
https://www.nagano-cvb.or.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

岩田屋本店「信州フェア」

8月8日(水)~13日(月)までの6日間、福岡市天神、岩田屋本館7階催事場で、「信州フェア」が開催されます。
8月11日が山の日になったのをきっかけにスタートして、今年で3回目。
「信州フェア」を担当なさっている、㈱岩田屋三越 食品レストラン営業部バイヤーの佐藤克美さんは「暑い日々ですので、まず店内で避暑地を味わっていただきたい。
信州のおいしいものやクラフトを楽しんで涼んでいただければ」と、おっしゃいます。
180804-001
人気の代表格は、鬼無里『いろは堂』のおやき!だそう。蒸したてを即食べるもよし、お土産にするもよし。
ラジオまつりでもおなじみの『いろは堂』。秋まで待てないあなたにオススメしたい。
また、イートインコーナーもあり、今年は戸隠のそば(しかも打ちたて!)と駒ケ根のソースかつ丼が登場します。
かつ丼好きの佐藤さんが熱く語るほどのおいしさだそうですよ~。
注目の企画としては、松本市を代表するホテルのひとつ『ホテルブエナビスタ』の、岩田屋信州フェアのために考案した特製メニュー。
信州オレイン豚を使った酢豚とメンチカツ。メンチカツの隠し味には信州みそを使っているとのこと。
信州に行っても食べられないメニューを天神でいただきましょう。
また、百貨店同士の交流から生まれた企画もあるんです。
岩田屋三越ファームという農業プロジェクトを展開する中で、今、三越の屋上を使って、“天神みつばちプロジェクト”ではちみつを作っているのだそうです。
同じデパートで、はちみつ作りの先輩が、松本市の井上百貨店。
その井上百貨店の“松本みつばちプロジェクト”のはちみつを、物産展で初めて出してもらう事になったそうです。まさに「みつばち交流」。
軽くて華やかな甘さの春採れはちみつ「初恋」。しっかり濃い味わいの夏採れはちみつ「夏うた」。
いずれもおすすめです。これに9月末に発売予定の福岡三越の天神はちみつ、と、そろえたくなりますよね。
180804-002
日替わりイベントや、クラフトもいろいろあって、楽しい6日間になりそうです。

□ 信州フェア → 
http://www.digi-cata.jp/iwataya/honten/2018080801/#page=1
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

やっぱりおすすめ上高地

標高1500m。清流・梓川の透明な流れに、その両岸に広がる森の緑。そして眼前にそびえる3000m級の穂高連峰の峰々。
さすがに「今年は暑いよ。ひなたは30℃くらいになる」と五千尺ホテル総支配人の田中寿穂さんがおっしゃいますが、日蔭は27℃だそうだし、信州は湿度が低いので、福岡で感じる30℃とは全然違います。
しかも朝は17℃だそう。そこは、天国だと思います。
180728-001 180728-002
上高地には、ホテルや山荘タイプなど、いろんなお宿があります。
河童橋から梓川右岸を5分ほど歩いたところにある『上高地アルペンホテル』は、今春にリニューアルが完成しました。
開放感がありシックな雰囲気のロビーに、ゆったり使いやすい客室も魅力的です。
180728-003 180728-004
中でもダイニングの窓から溢れるような緑が素敵。食事していてすごくいい気分です。
180728-005 180728-006
また、ホテルの前の散策路がすごくいいんです。
上高地アルペンホテル・総支配人の坂上暢慶さんは「ちょうど木々が生い茂ってきて、木々のトンネルのような形になりますねえ。
目立つのは白樺、少し離れるとカラマツ、あとヤナギもあるし、ダケカンバっていう白樺に似た木もありますね。
一種類じゃないおもしろさとか、色みもきれいですね。特に雨上がりだとキラキラして、余計にきれいですねえ」と、おっしゃいます。
180728-009
また「うちは、上高地の入り口の大正池と、奥の明神池のちょうど中間地点で、どちらにもも歩いて1時間です。
ぜひ、散策していただきたいですね」とも。「明神池はほんとうに厳かな場所ですので、異次元を体験できると思いますよ」と、坂上さん。
「特に、明神池のほとりというのは湖面が波立たない、といいますでしょうか…。
ほんとうに神聖な場所という印象をうけますので」と、おっしゃいます。
そうなんですよねえ。特別な場所、なんですよ~。
180728-008 180728-007
その明神池。穂高神社奥宮の境内地にあるんです。安曇野の穂高駅近くに本宮(里宮)が、穂高岳の山頂に峰宮がある神社です。
北部九州の古代の海の民・安曇族が安曇野に移り住んで、海の神様=綿津見命(ワタツミノミコト)の子供=穂高見命(ホタカミノミコト)をお祭りした神社です。
お社のてっぺんには、船の櫓とも釣り竿ともいわれる鰹木が載った穂高造りの社です。
ここでは、毎朝6時から、祝詞と太鼓が奏上されます。安藤さんツアーで出かけた日の宿直当番は、穂高神社権禰宜の小平和彦さん。
明神池の朝について伺うと、「やっぱり、もやが出て、なおかつ朝日が舞い込んでる時なんて、ほんとに神秘的で幻想的で、なんとも言えない…心が洗われるというか、すがすがしい気持ちになれますね」と、返して下さいました。
きっとほかの場所では感じられない何かに出会えると思います。早朝、ぜひお出かけ下さいませ。
180728-010 180728-011

□ 上高地アルペンホテル →
http://www.m-kamikouchi.jp/alpenhotel/
□ 穂高神社 →
http://www.hotakajinja.com/
□ 上高地公式 →
http://www.kamikochi.or.jp/
□ 新まつもと物語 →
https://visitmatsumoto.com/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

戸隠の忍者

先週放送した『チビッ子忍者村』に、以前紹介した『忍者からくり屋敷』…。「どうして、戸隠は忍者の里なのか?」という私の疑問に、ながの観光コンべンションビューローの市村さんが「じゃあ」と、連れて行ってくれた先は『戸隠そば 山口屋』。
180721-001
山口屋のご主人・山口輝文さんが「戸隠流(とがくれりゅう)忍法」という流派があることを教えてくれました。
日本中に50くらいの流派があるんだそうですよ~。
「戸隠流忍法は、木曽義仲の家臣である仁科大助というのが戸隠山で修業をして、独特の流派を編み出したと言われています。
それが戸隠流として脈々と受け継がれていて、現在34代目宗家・初見良明先生に我々教えをいただいて戸隠で修業しているんです」と、山口さん。
つまり、山口さんは現役忍者!?生の忍者に会ったの初めて~。
「職業欄に忍者と書けないのが残念ですけど、そば屋は仮の姿で、本当は忍者って書きたいんですけどね」と、笑います。
「山口さんは、そばを打ちながら訓練してるのですか?」とお尋ねしたら、「棒術をやるとそば打ちが早くなります。
忍術、使ってますよ、もちろん」と。笑って、そばをのばすのし棒をくるくる回して下さいました。
180721-002
戸隠流の特徴は、といってもワザはわかりにくいので、道具で教えてもらいました。
くさり鎌に槍のような先端が付いていて、刺すだけでなく、鎌との間に刀をはさんで折ったり(十手みたいですね)します。
また手裏剣の形が十字や棒状、星型ではなく長方形の長辺を湾曲させた様な形(ふたご座のマークッぽい)で、真ん中に四角い穴が開いてたりするんだそう。
四角い穴は釘抜きに使ったり便利道具にも使えるとの事。
180721-003
山口さん曰く、今年から、戸隠神社で早朝お掃除体験と正式参拝をして、御神木である杉の木を使ったお守りがいただける企画なども行われています。
戸隠の竹細工でできたコーヒードリッパーで、戸隠のおいしい湧き水を使ってコーヒーを入れる山歩きなど、特別なプランがいっぱいだそうですよ~。
180721-004

□ 戸隠観光協会 →http://togakushi-21.jp/
□ 戸隠そば 山口屋 →
http://www.togakushisoba.com/
□ ながの観光コンベンションビューロー →
https://www.nagano-cvb.or.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

戸隠「忍者の里 チビッ子忍者村」

子供と一緒の信州旅にイチオシしたいのが長野市戸隠の『忍者の里 チビッ子忍者村』。
「体を動かしながら、忍者になりきって修行する施設です。修行ですね、全部」と、笑うのは、チビッ子忍者村の企画・営業担当小山めぐみさん。
「大人でもハードなアスレチックがたくさんあるんですよ~。子供に戻って楽しめると思います。
ポイントは“なりきって楽しむ”ことです。あはは」とも。そして、なりきり度を上げてくれる『忍者服のレンタル』が用意されてるんです。
もちろん、着用しましたよ~。『くのいち』っぽく、赤をえらびましたが、他に黒と青もあります。
私物のボディバッグが思いのほか忍者度を上げてて笑えます。
180714-001 180714-002
『忍術屋敷』や『からくりやしき』では、隠し扉やぶわんぶわんにたわむ床と戦い、床下にもぐります。
鏡を並べて分身の術とか、斜めに傾いた部屋では下りのレールを上っていくボールと戯れたり…。そこはかとなく楽しいっ!
180714-003 180714-004
新潟から遊びに来てた4歳のしんた君と弟、お父さんと、からくり屋敷で一緒に迷って意気投合!「忍、忍~」と連呼しながら忍者修行を楽しみましたよ~。
いきなり友達ができるのがいいね。大人は落ちやすいので要注意!の『水ぐもの術』も、しんた君のアドバイスで無事クリア。
180714-005 180714-006
幼児から大人まで楽しい『チビッ子忍者村』。一緒に忍者になるのがベストですが、見守ってても、森の木々に癒される幸せな時間が過ごせますよ~。
180714-006 180714-009

180714-010

□ 戸隠観光協会 → 
http://togakushi-21.jp/
□ 忍者の里 チビッ子忍者村 →
http://www.ninjamura.com/
□ ながの観光コンベンションビューロー →
https://www.nagano-cvb.or.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

おいしい信州ふーど

安藤さんと行くツアーでも「お野菜中心にヘルシーでおいしい!」と、好評の信州ごはんの数々。
「特にお母さん達の料理がすばらしい。
八女でも同じものが採れるけど、全く地域で味付けも違ってましたから、最高でした」と、八女から参加のお客様が絶賛したのが、『乗鞍うまいもの工房』のランチ。
乗鞍高原の宿のおかみさんたちが、安藤さんツアーのために特別に作ってくれる食事で、まさに幻のレストラン。出していただくのは山の幸満載食です。
180707-001 180707-002

180707-003 180707-004

180707-005 180707-006
山菜シーズンの終わりだったので、「頭の、柔らかいとこだけ採ってきてるのよ~」と、素材の用意の段階から愛情いっぱい。
うどの和え物やぶどう葉寿司、山菜の天ぷら、ヤギ乳のチーズなど、お腹いっぱいいただきました。
180707-007 180707-008

180707-009 180707-010

180707-011 180707-012

180707-013 180707-014

180707-015 180707-016
初日、信州まつもと空港に着いてすぐのランチは、塩尻市のワイナリー『サンサンワイナリー』で。
醸造家の戸川さんが提案して下さるワインに合わせて料理をしてくださったのは、シェフの藤田雄一さん。
松本出身の若いシェフです。農業の町・塩尻の野菜にこだわるのが藤田さんの流儀。「寒暖差があるので野菜がより甘くなるんですよ」と、微笑みます。
しかも「朝採れ野菜みたいなのを使うので、鮮度とみずみずしさ、甘さが違います」とのこと。

ケークサレなどの前菜も美味でしたが、メインの野菜のパスタがすごい!野菜の美味しさがじゅわじゅわ伝わってくる一品でした!
180707-018 180707-019
デザートの紅茶のシフォンケーキも手作り。ちょっと甘さ控えて、アールグレイの風味がたまりません~。使う卵も塩尻産の有機卵なんですって。
180707-020 180707-017
また、地域DMO松本市アルプス山岳郷・代表理事の斎藤元紀さんがオススメの夏イチゴが、すごい!松本市の『三才山(みさやま)農園なかや』の柳澤直樹さんが栽培してるのですが、きらめくような赤!大ぶりなのにきゅっとした美しいライン!ビジュアルクイーン~。
そしてパクっといただくと…濃密な甘さと軽やかな酸味が絶妙に広がる…。ほほほほ…。
これは、これは…。九州のイチゴとは違う味わいでございますなあ。いつか取材におじゃましたい。
180707-021

□ のりくら観光協会 →
https://norikura.gr.jp/
□ サンサンワイナリー →
https://e-sunlife.or.jp/sunsunwinery/
□ 新まつもと物語 →
https://visitmatsumoto.com/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

安藤さんと行く「五千尺ホテルに泊まる上高地とさわやか信州の旅」(2)

西日本新聞旅行とのコラボレーションで行ったこのツアー。印象に残っていることをお伺いすると「緑の鮮明さ。街の中にせよ、山の中にせよ、グリーンの発色の仕方が全然違う。
それと、山の鮮明さ。“もう一回”じゃなく“もう2回”来るぞ!ってなる」という方も。
そうなんですよねえ。初夏の信州って、緑がより美しい。
もう眩しいくらいに!空気が澄んでいること、乾燥していること、そしてお日さまが近いことが理由なのかしら?と。
また旅のポイントの一つが、五千尺ホテル。「フレンチのフルコースをいただいたのが嬉しかった~」という女性のお客様もいらしゃいました。
『水と緑のフレンチ』と題されたメニューは、ステキなアミューズから始まります。お野菜のムースとジュレにウインナーソーセージと山菜の天ぷら。
180630-001
前菜は、「白馬山麓の湧き水で育った信州サーモンとビーツの存在感」、または「富山湾で水揚げされたホタルイカのコンフィ ふきのとうとタブナードのソース」から選びます。
180630-002 180630-003
スープは「<飲む野菜>新玉ネギと蕪のスープ」。お魚は「日本海産スズキのポワレ 筍とバターのソース」。
180630-004 180630-005
お肉は「長野県産牛フィレのグリエ シェリーヴィネガーとドライトマトのソース」。このお肉が…超絶美味~でございました~。
その後のデザートの写真がブレブレになるほどに(言い訳)。
180630-006 180630-007
今年で100周年を迎える五千尺ホテル。もともとあった山小屋が「旅舎五千尺」になったのが1918年。そこから、旅館→ホテル…と、時代に合った運営に変わっていきました。
五千尺ホテル総支配人の田中寿穂さんは「目指すは日本一、世界一の山岳リゾートホテル」と、おっしゃいます。
「小規模なホテルながらも皆さんに喜んでいただけるホテルを目指すというのは変わりません。
次の100年も、いつも変わらぬサービスとお料理を届けたいと思います」とも。
田中総支配人に、九州の人に楽しんでほしい上高地についてお尋ねすると、「九州と上高地の違いは目の前に3000mのアルプスがあるかないか、だと思います。
九州にも山岳観光地はありますけど、どちらかというとなだらか。女性的な感じですよね。上高地の場合は、北アルプスは男性的な感じです。
岩々がゴツゴツした山を間近に見られるというのは上高地特有で、特別視されるところですよね。3000m級の山というのはそんなに散らばってませんけど、この上高地一帯は全部3000m級ですから(笑)。
1番が富士山、2番が南アルプスの北岳。3番から10番はみんな北アルプスにあります。ぱっと見ると全部3000m級ですからね(笑)。」とのお答え。
180630-008
眼前にそびえる穂高連峰。深く輝く緑の森。水面輝く梓川。ホテルから2~3分歩いた小梨平では、鳥たちの大合唱です。
心を洗って、緩めて、研ぎ澄まして…。全部ができちゃう上高地。ぜひぜひ泊まって満喫してください。
180630-009
□ 上高地五千尺ホテル → 
https://www.gosenjaku.co.jp/
□ 西日本新聞旅行 → 
http://www.nnpryoko.co.jp/
□ 新まつもと物語 → 
https://visitmatsumoto.com/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

安藤さんと行くさわやか信州ツアー(1)

西日本新聞旅行とのコラボレーションで実施した「安藤さんと行く 五千尺ホテルに泊まる上高地とさわやか信州のたび」。
6月19~21日の2泊3日で行ってまいりました。今回の旅の仲間は16人。お天気には今一つ恵まれませんでしたが、人に恵まれた旅でございました~。
「おもてなしの心がいっぱいあって、すごくうれしかった~。ずーっと安藤さんと行くツアーに行きたいと思ってたのよ~」と、熱く語ってくれたお客様もいらして、私もとっても嬉しくなりました。
また「安藤さんの“目立たず存在感があって”周りを立ててくれる、そのしっくり感がとっても心地よかった」とのご意見も。
「昔から知ってる友人が集まっているような関係が築けた」とおっしゃってくださったことにも、感謝!です。
今回のツアー、お天気に恵まれなくても、おすすめのポイントは松本市美術館での草間彌生特別展。
7月22日まで『草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて』が開催中です。
3ヶ月で10万人を突破して大盛況の展覧会。一番乗り目指して開館時間の9時前に着いたのに、すでに20人くらい並んでらっしゃる…。
すごい。でも、朝イチで行くのが絶対おすすめです。ゆっくり観られるし、インスタレーション作品は、その空間を自分一人占めできたほうが楽しいので。
2m四方のキャンバスに描かれる『愛はとこしえ』や『わが永遠の魂』シリーズは、印象的な作品が見るたびに変わるのがおもしろい!
180623-001 180623-002
また、はてしなく続くかぼちゃの部屋も味わい深かったですねえ。中庭のかぼちゃは記念撮影ポイントです。
180623-003 180623-004
さらにお天気に関係なく満喫できるおススメ観光ポイントが、旧開智学校。明治時代に、大工の棟梁が、東京の洋風建築を見学して作り上げた「擬洋風建築」の小学校です。
八角の塔×波に竜の彫刻×天使の正面入り口も面白いのですが、内部も面白さ満載です。
180623-005
さらに安藤さんツアーでは、学芸員の遠藤正教さんに特別授業をしていただきました。
180623-006 180623-007
漢字の読み問題で盛り上がり、今回は石板と石筆も使わせてもらいました。思ったより硬くて細書きになってしまうんですよ~。
「10個マスを作って、1~10までの数字を書いてください」は、人によって書き方が違っておもしろい!
180623-008 180623-009

180623-010 180623-011
また、「掛図にあるハトを書いてください」は、お手本通りに書くのが当時の正解だそうで、くちばしを長くしたり、羽を描きこんだりするのは減点なんですって。
私の書いたハト、いい感じだと思ってましたが、はみ出しですね。
授業のあとは、より仲良しな同窓生気分の旅の仲間たちでした。
同じ内容で旅を作りたい方は、西日本新聞旅行にご相談くださいね。
180623-012 180623-013
□ 西日本新聞旅行 → 
http://www.nnpryoko.co.jp/
□ 松本市美術館 → 
http://matsumoto-artmuse.jp/
□ 旧開智学校 → 
http://matsu-haku.com/kaichi/
□ 新まつもと物語 → 
https://visitmatsumoto.com/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

信州みやげの定番『雷鳥の里』

信州みやげの定番お菓子『雷鳥の里』。めちゃめちゃおいしいし、軽いし、数はしっかりあるし、個包装…結果お買い得!と、私も番組スタッフも絶大な信頼をおいている逸品です。
販売しているのは大町市の会社で、雷鳥の里本舗 有限会社田中屋。
大町のお菓子という事になりますが、すでに長野県を代表するお土産です。
代表取締役の曽根原光重さんにお話を伺いました。
180616-001
『雷鳥の里』の特徴は、洋風せんべいとクリームで三層のサンドになっているところ。ポイントはおせんべいが「さくっ」という感じになるための焼き方。
息を吹きかけると息が通るくらいの密度で焼くのが難しいんだそう。
「ほほう。だから、硬すぎず重すぎず…絶妙な食感なのですねえ。
しかもクリームがベタ甘じゃなくて、ちょっとホワイトチョコみたいな味わいなんですよねえ。」とつぶやくと曽根原社長が衝撃の事実を教えてくれました。
「実は、夏と冬とでは、クリームをちょっと変えてます。製法は秘密ですけど」と。「夏は暑いので溶けにくいように。冬は寒いので、クリームが固まってしまわないように柔らかめに。」と曽根原社長。
なんですと~?知らなかったし、気付きもしなかった~。じゃ、曽根原社長のお好みは?「どちらかというと美味しいのは冬のほうかな。ちょっと柔らかくて」とのお返事。
180616-002
昭和48年ごろに誕生した『雷鳥の里』。今年は発売45周年です。誕生の背景には黒部ダムがありました。
先代社長・田中勝さんが、昭和38年ごろに黒部ダムに観光に行って景色を見た時に「ああ、すごい景色だなあ。
これを見たみなさんに、お土産として、何か印象に残るようなものを作れないかなあ」と思ったことが始まりなのだそうです。
初めて黒部ダムを見た時の感動を、おみやげにできないかな、と考えたのだそう。ネーミングは、「大町にふわわしく、旅の思い出になるように」と考えられました。
北アルプスには雷鳥が生息している→雷鳥は氷河期の遺産として高山帯にしか生息していない→しかも先代社長は雷鳥が好き→人懐っこい感じが優しいイメージ→大町市山岳博物館でも飼育している。で、決定!
気になるのは個包装のひとつひとつに付いている、金のタイです。
「このビニールタイ、ひねるんじゃなく折ってあるんです。折り紙のように。これ、内職の人が作ってます。全部手作業で」と、曽根原社長。
そのひと折りひと折りの中に、会社の思いが込められているのだそう。
180616-003
また、『雷鳥の里』の販売特徴として試食が用意されている事が挙げられます。
これも割れた製品ではなく、試食用に1cm角にカットした『雷鳥の里』をわざわざ作るのだそうです。
「食べたら、美味しいのがわかっていただけるので。最初に販売で苦労した先代からの取り組みです」とのこと。
先代社長の知人で画家の関亂山さんの描いた雷鳥がしぶいビジュアルの『雷鳥の里』。
箱の大きさに応じて雷鳥カードが入っているのもナイスです。
これからの『雷鳥の里』について、「やっぱり変えません。変えるつもりもありません。」と曽根原社長。実はアルバイトから会社に入り、会社のトップに就いた方。
「“おいしかったから送って欲しい”とか“中のしおりを集めてます”とか、修学旅行生が“部活の先輩から『雷鳥の里』を買ってこいって言われた”とか聞きますと、本当にありがたいです」と、ほほ笑むお顔に、商品絵の自信と愛を感じずにはいられませんでした。
そして、やっぱりお土産売り場で『雷鳥の里』を手にする中島でした。
180616-004
□ 雷鳥の里本舗 田中屋 → 
http://www.raicyonosato.jp/index.html
□ 信濃大町なび → 
http://www.kanko-omachi.gr.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

ガイドと歩く!奈良井宿

塩尻市の奈良井宿は、江戸時代、京と江戸を結んだ中山道のちょうど真ん中の宿場町。
ここには、今も、宿場町時代の町並みが残っています。国の伝統的建造物保存地区にも指定されています。
通りの両側に茶色い木造の2階建てがずら~っと並ぶその様は、奥のほうから八っつあんが「てえへんだ!てえへんだ!」とか言って走ってきそうな感じです。
この町を、奈良井宿観光ガイドの青木義利さんにあんあいしていただきました。
取材時、御年81歳。しゃきしゃき、お元気な80代です~。
180526-001 180526-002
1階より2階が前に張り出した「出し梁づくり」や、屋根板を横に並べて階段状にしたのが鎧のように見える鎧ヒサシ、格子の戸など、一軒一軒わくわくする家の造りが並びます。
「約1kmにわたり、330戸、町並みが続いてるんですよ。とても長ーい宿場でしてね。
木曽でも一番大きな宿場になってる。一番古いんですよね。」と、青木さん。
大きく上町・中町・下町に分かれている奈良井宿ですが、上町は櫛の製造を中心とした職人町、中町は「旦那衆の町(by青木さん)」、下町は主に曲げ物=『めんぱ』の製造を中心とした漆職人の町だったそうです。
下町の人々が分家したり、のれん分けしたりして木曽平沢の漆職人の町ができたそうです。
上問屋資料館の「上がり框から板の間を隔てて両サイドに廊下が付いてて、建物の中に庭がしつらえてある」のをのぞいたり、
180526-003 180526-004
今も宿を営む“伊勢屋”の「間口がどの家より広く、9尺間口なのは、馬や牛が一緒に入っていけた宿だったから」というのを教えてもらったり。
180526-005 180526-006
今はおそばやさんの“徳利屋”さんは、江戸時代は大きな穀問屋でした。後に旅館になったそうです。
「徳利屋が旅籠の時代に、小諸から教員として赴任して木曽路に入った島崎藤村が、小説家を志して旅して、ここへ逗留して、ここで『夜明け前』を執筆したと言われております。」と、青木さん。
「十返舎一九とか、正岡子規とか、文人墨客が多く訪ねた宿です」とも。
市の有形文化財に指定されていて、中は改修されず、昔のままの状態でご商売をなさってるんだそう。
次は中に入ってみたいなあ。
180526-007
この奈良井宿の特徴のひとつが、寺が多いこと。1km330戸の山辺に5つのお寺があります。
これらの寺は、参勤交代の際に本陣…大名の宿舎として使われたそうです。そのなかでも特筆すべきは『長泉寺』というお寺。
「どんな大名行列より格上とされた、ある行列が泊まった宿」なんだそう。「正式には宇治採茶使。またの名を“お茶壷道中”です。
格式の高いもので、お駕籠に清水の大きなツボを載せて、“下に~、下に”と、行列しるんです。
そのお壷さまにみんな、土下座しとったんですね。松本清張の西海道談綺の説によると、400人の行列、その後ろに馬が110頭付いたというんです。
その馬110頭に、信楽の壷を3つずつ長い杉の木箱に収めて、馬の背に乗せて運んだといいます。」と、青木さん。
さらに、このお茶壷道中を唄ったのが、わらべうたの『ずいずいずっころばし』だそう。
♪ずいずいずっころばし、ごまみそずい。茶壷に追われてとっぴんしゃん。ぬけた~らどんどこしょ♪は、「“やあ、お茶壷道中が来たぞ~!家に入って、戸を閉めて、静かにしてなさい”っていうこと。
ぬけたらどんどこしょ…は、行ってしまったから、さあ、表へ出て遊びなさい。
…これねえ、お茶壷道中を風刺した歌だとは、わりあいみんな知らないんだよね」と。青木さん!そうだったんですね。
「これがなかなかうるさい行列でね。10日前から香を焚いちゃいかん、とか。昔は薬膳として香を嫌ったからね、お茶は。
それから、宿場の中で屋根から煙が出てれば、囲炉裏の火を落とせ、と。」
うわあ。すごい。お茶壷道中は奈良井宿を抜けて下諏訪へ出て、甲州街道へと入ったそう。
甲斐の国で預かられ、富士山の溶岩をくり抜いた氷室で貯蔵して熟成させ、必要に応じて江戸に運ばれたんだそうです。
180526-008
往時を忍ぶ「奈良井宿宿場祭」が、毎年6月の第一金・土・日に行われ、日曜にはお茶壷道中の再現もなされるそうですよ~。

□ 奈良井宿観光協会 → 
http://www.naraijuku.com/
□ 塩尻市観光協会 → 
http://www.tokimeguri.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

大町市の特産!日本酒

大町市の人口は3万人弱。そこに日本酒の酒蔵が3軒もあるんです。
すごい!人口の多い時期ももちろんあったのですが、やはり最大の原因は水の良さと米の良さなのではないでしょうか。
3軒のなかのひとつ、『北安大国』という銘柄を醸している北安醸造株式会社におじゃまさせてもらいました。
代表取締役社長の伊藤敬一郎さんに、蔵の中を案内していただきました。
180519-009 180519-010
『北安大国』の特徴について、「大町は米どころです。米のおいしさを表した酒造りがコンセプトですね。
米のうまみが感じられる酒を創業以来作ってて、単純に甘口辛口でいうと、甘口タイプの酒がほとんdpです。」と、伊藤社長。
確かに分類分けすると甘口と言うしかないのでしょうが、甘いというより柔らかくふんわり…という味なんですよねえ。これまでに知ってる甘口とは違うぞ、みたいな。
せっかくなので、『北安大国』に合わせる料理について、ご意見をいただきました。
「甘口には淡泊な料理を…というのが一般的ですが、個人的…で言うと、うちの酒に、けっこう辛いものと合わせるとGOODです。七味系もいいし、わさびも、唐辛子系でも。カレーライスの福神漬効果みたいな感じで。スパイシー辛いものに甘いお酒、実は合うんです。」とのこと。
ほほう。知らんかった~。目からウロコ~。実は、アルコールに弱くてあんまりお酒を飲めないという伊藤社長。
だからこそ見つけた味の組合せなのかも。今度、マネします。
『北安大国』も、もちろん大町のおいしい地下水で仕込まれます。地下水がいい理由について伊藤社長は「酒は微生物の発酵によってできてます。
水質がよければ…大町の水は非常にいいので、酵母の発酵に対して非常にいい微生物が配合されていること。それがひとつ。
もうひとつは、大町の場合、地下水の水温が年間通してだいたい13℃。
夏でも冬でも。お米を洗ったりする時に、米を水に浸けて水を吸わせるんですけど、温度がバラバラだと吸う水の率が変わります。
ですので、水の温度が一定だと同じように吸ってくれるので、そのあとの工程がやりやすいんです。
あと、冬は水があったかいので、外での作業がしやすいです(笑)。」と、おっしゃいます。
180519-011 180519-012
大町市内だけでなく信州各所で買えますが、古いたたずまいの蔵元で、試飲させてもらいながら買い物するのがおススメです。
180519-013 180519-014

180519-015

□ 北安大国 北安醸造㈱ →
http://daikoku.wpblog.jp/
□ 信濃大町なび →
http://www.kanko-omachi.gr.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

大町市 昔の特産と変わらぬ特産!

くり返しご案内してきたように、大町は北アルプスの眺めのいい場所です。
北アルプスが町の西側にあるので、その向かい側から眺めれば絶景なのですが…。
今回、その向かい側=町の東側にある山の中のほうに入っていったところにも絶景ポイントがあると教えてもらいました。
それが「美麻(みあさ)地区」。もとは美麻村(みあさむら)だったこのエリアは、その名の通り、麻の産地だったそうです。
『麻の館 そば・おやき・麻の資料館』で、新行地域づくり振興会会長の和田俊彦さんにお話を聞きました。
「この麻の館のある場所は、晴れていれば、目の前にアルプスが広がるんですよ。
北葛岳、蓮華岳、鳴沢、それから爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、それから五竜…と。ちょっと向こう側によると白馬岳まで見えるんです。」
おおお、オールスターキャストですねえ。目の前に、小さめの山々があるのですが、その向こうに北アルプスが並ぶ…ということのようです。
残念ながら、私がおじゃました時は雨でして…(涙)。
「春になると、これが新緑の芽吹きと、それから冠雪っていう感じのアルプスが見られるんです。コントラストが。」と、和田さん。
手前の山とアルプスの間に国道が通ってて街並みがあるのですが、麻の館のところからは、それが手前の山影で隠れてて、手前の緑の山→北アルプスの冠雪した峰々…というビジュアルになるそうです。
ううむ。それ、見たいなあ。実は大町からの北アルプス展望計画は、ずーっと頓挫してるんですよねえ…。
180519-001 180519-002
さて、この麻の館。美麻地区で営まれてきた麻栽培~加工の歴史がわかる、なかなかおもしろい資料館です。
180519-003 180519-004
実は美麻の麻って、とっても質がよくて、朝廷への献上品でもあったそうです。
「正倉院に、美麻から麻が献上された…というのが残されているんです」と、和田さん。今は麻の栽培は営まれていませんが、ここで作っていた麻は、麻袋の原料や麻縄などの製品や材料として出荷されていたとのこと。
麻は、皮を剥いで、それが素材になるんだそう。「皮を剥いで残った“おんがら”は、茅葺屋根の下地に使ったんですよ。」と、和田さん。
「私らが子供の頃は、麻の根元の下のほうに、カブトムシの幼虫みたいな虫がついてるのを、食べてましたね。
麻を煮る時に、火であぶって食べたんですよ。」と、信州人のディープな昆虫食ネタを披露してくれました。
時間がなくて、おそばは食べられなかったけど、おやきを食べさせてもらいました。
これが、もう、すんごいおいしい!私の中の「おやきトップ3」にランキングされちゃうくらいおいしいおやきでした。
ぜひぜひ、新行地区の麻の館、訪ねてみてください。
180519-005 180519-006

180519-007 180519-008

□ 新行地区 麻の館 →
http://singyou14765.web.fc2.com/profile2.html
□ 信濃大町なび →
http://www.kanko-omachi.gr.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

安藤さんと行く信州の旅 3日間 2/13~15

西日本新聞旅行とのコラボレーションツアー。今回は2月13・14・15日の2泊3日。
テーマは、雪と温泉を満喫すること!お風呂が40℃くらい、浅野冷え込みがマイナス5~10℃くらいですから、体感で4~50℃の温度差を楽しめますよ~(笑)。
温泉の多い信州ですが、今回のお湯は、松本で地元の人が「西の白骨・東の扉」なんて褒める温泉です。
まさに“雪見の名湯”2ヶ所に泊まります。
白骨温泉は、白濁のお湯がさらりとなめらか、しかも、ず~っとやわらかいぽかぽかが続きます。
「山水観湯川荘」は、貸切露天風呂から見上げる星空も雪景色も美しいお宿です。白骨温泉のお湯は飲めるのですが、それを使った鍋料理の夕食、温泉がゆの朝食も感激ですよ~。
180203-001 180203-002

180203-003 180203-004

扉温泉は美ヶ原高原の山腹にあります。「明神館」は、こだわりのお宿です。
絵画や工芸作品のようなしつらえで提供されるお食事にワクワク!
また、湯船に雪の林が映りこむ立ち湯の幻想的な雰囲気は、唯一無二のお風呂です!
180203-005 180203-006

180203-007 180203-008

180203-009 180203-010
そして、冬の信州は雪を満喫しなくちゃもったいない!スースーする空気の中、パフパフのパウダースノー…いやパウダー以上のアスピリンスノーを巻き上げて歩いたり、雪原に飛び込んだり…。童心に帰りますよ~。
北アルプスの南端・乗鞍岳のすそ野に広がる乗鞍高原だからこそ!の雪質は、雪に対する感覚がひっくり返るかも!雪の森をスノーシュ―で歩いて、水色に輝く凍った滝を見に行く…。
自然の力に心が震えます。洋服に付いた雪は、見事な雪印~。
180203-011 180203-012

180203-013 180203-014
奈川地区では独特のおそば「とうじそば」をいただきます。
“おそばのしゃぶしゃぶ”って感じの食べ方なんです。「仙洛」のとうじそばは、私の中でとうじそばランキングのトップに輝いています。
そばの後、雑炊も作って下さるんですが、これがまた…超美味。
180203-015 180203-016
日経新聞の国産ナチュラルチーズランキング第一位に輝いたこともある、日本一おいしいチーズを作る「清水牧場」でお買い物したり、地元のぶどうでワインを作る「山辺ワイナリー」で試飲とお買いものを楽しんだりする時間も!
180203-017 180203-018

180203-019 180203-020
松本の城下町もしっかり散策。松本城の天守閣に上るもよし、旧開智学校の擬洋風建築と教育を堪能するもよし。
180203-021 180203-022
時計博物館やはかり資料館、松本市美術館などもオススメです。
180203-023 180203-024
詳細やお問い合わせは西日本新聞旅行へ。

□ 西日本新聞旅行 →
http://www.nnpryoko.co.jp/
□ 新まつもと物語 →
http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/
□ 山水観湯川荘 →
http://www.sansuikan-yu.com/
□ 扉温泉明神館 →
http://www.tobira-group.com/myojinkan/
□ のりくら観光協会 →
https://norikura.gr.jp/

安藤さんと行く!信州たび

この冬も、安藤豊さんと一緒に信州を旅しませんか?
12月11~13日の2泊3日、西日本新聞旅行とのコラボレーションで、「安藤豊と行く 信州たび~善光寺・戸隠・上田・松本」を実施します。

善光寺では、本堂だけでなく本堂下のお戒壇めぐりや、この秋修理が完成した経蔵、そして回廊に出て俯瞰で本堂が眺められる山門にも上がります。
しかも『さわやか信州リポート』ではおなじみになりつつある、善光寺徳寿院ご住職の清水雄介さんのご案内付きで!
171028-001 171028-002
戸隠は、標高1200mなので、実は寒さがしみる高原地帯です。
しかし、この時期はおそばがおいしい!しかも戸隠神社全五社のうち一番山の中にある「奥社」と「九頭竜社」の神様が、真ん中の「中社」に分けられているのです。
つまり「中社」に参れば「奥社」「九頭竜社」のお参りが一度にできるのです。
山道散策が苦手な人でも奥の神様にお参りできる時期なのです。また「中社」で御神籤をいただくと、祝詞を上げて神職が御神籤を出してくださるというありがたさ。
ちなみに今日本中に広がっている御神籤のはじまりは、この戸隠山なのですよ。
171028-003 171028-004
また、普通のツアーではなかなかないであろう上田の旅もおすすめポイント。
昨年の大河ドラマが大好きだった人はツボにはまるかも。真田の一族が大切に信仰していた山家神社や、真田幸隆と昌幸のお墓がある長谷寺にも行きます。
また、ドラマで信繁と幼なじみのキリが並んで真田の里を見下ろしていた真田本城跡にも足をのばす予定です。
生い茂った木々から葉が落ちると、戦国時代当時の山城の姿に近づくので、戦国武将たちの眺めていた風景を目に焼き付けられると思います。
171028-005 171028-006 171028-007 171028-008
もちろん松本城など松本市内の観光もたっぷり時間を取ってます。夜は安藤さんとおいしいお酒で宴会しますよ~。
私、中島理恵も案内係で同行させていただきます。お早目にお申込みくださいね!
171028-009

□ 西日本新聞旅行 → 
http://www.nnpryoko.co.jp/
□ 戸隠神社 → 
http://www.togakushi-jinja.jp/
□ 善光寺 → 
https://www.zenkoji.jp/
□ 上田市観光課 → 
http://www.city.ueda.nagano.jp/kankojoho/
□ 新まつもと物語 → 
http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

ラジオまつり 信州ブース

今年のラジオまつり・信州ブースも、たくさんのみなさんにご来場いただき、信州のおいしいものをお買いものしていただきました。
ありがとうございました。2日目は残念ながら台風のため早じまいでしたが、毎年お買いものしてくださる方や番組リスナーの皆さんにお会いできて嬉しかったです~。
今年も信州生まれのオリジナル品種・りんご三兄弟=秋映(あきばえ)、シナノスイート、シナノゴールドは大人気。
お馴染みの方々には味の好みも出てきましたねえ。でも、どれもおいしいんですけどね(笑)。
171021-001 171021-002
またこちらも毎年のお楽しみ、「いろは堂」のおやき(長野市鬼無里)と「三立」のお漬物とお味噌(松本市)。
171021-003 171021-004
今年もずらりと並んだ信州の地酒。でも、日本で2番目に酒蔵が多い長野県ですから、ほーんのほーんの一部です。
171021-005 171021-006
さらに今年は、2017ミス・ワイン日本大会グランプリ(=日本一)に選出された済木南希(さいきなつき)さんが登場!
塩尻市のワインをご案内いただきました。実は福岡在住の済木さん。福岡代表として全国大会に出場したんですよ~。
済木さんに教えてもらったんですけど、昨年の福岡県のワイン消費量って日本一だったんですって!
ずっと1位だった山梨県を僅差ながら抜いたそうです。やはり、ワイン飲みの女性が多いのかしらん…?
171021-007
そしてそして!歴史アイドル=歴ドルで「信州上田観光大使」の小日向えりさんも来場してくれました。
大河ドラマが終わっても、いえ、終わったからこそより深く!上田市での真田一族の足跡を楽しむポイントなどを伝授してくれました。今年はお付きの者も陣羽織~。
171021-008
また、さわやか信州リポートには松本市観光温泉課課長補佐の石田英幸さんが出演してくださいました。
すでに「こたつを出してる」という信州からやってきて、半袖で笑ってました。ううむ。おそるべし気温差。
最近、山歩きを楽しんでいるという石田さん。「平らな山歩き」「できれば下りの山歩き」を希望する安藤さん~におススメしてくださったのは『上高地』。
「年に何回でも行きたい場所」だという石田さん。
河童橋だけで終わらずに、ちょっと奥の明神、も少し奥の徳澤まではぜひ歩いて欲しいとのこと。
また橋より手前の大正池にも行って欲しいと。
そして、「上高地に泊まって、夜の、早朝の上高地も楽しんで下さい」とおっしゃってました~。
171021-009

□ JA全農長野 → 
http://www.nn.zennoh.or.jp/
□ いろは堂 → 
http://www.irohado.com/
□ 三立醸造 → 
https://sanritsu-jozo.jimdo.com/
□ ミス・ワイン → 
http://www.misswine.jp/
□ 長野県観光 → 
http://www.nagano-tabi.net/
□ 新まつもと物語 → 
http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/
□ 塩尻市観光 → 
http://www.city.shiojiri.lg.jp/kanko/index.html
□ 安曇野市観光 → 
http://www.azumino-e-tabi.net/
□ 大町市観光 → 
http://www.kanko-omachi.gr.jp/
□ 松本広域連合観光 → 
http://www.m-kouiki.or.jp/tour/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

長野市・松代 真田宝物館

昨年の大河ドラマで、さらに知名度を上げた戦国武将・真田一族。
父・真田昌幸が『なんとしてでも家を残す』と計画して、兄弟を徳川方と豊臣方に分けて戦った結果、残ったほう=兄・信之が移封され、幕末まで真田家が藩主を務めたのが松代藩。
真田家は、250年にわたり松代を統治することになります。
昭和41年に真田家から町に寄付された武具、調度品、書画、文書などの大名道具を保存・展示しているのが『真田宝物館』です。
松代文化財ボランティアの会の半田祐子さんに案内してもらいました。
171014-001
まず驚いたのが「真田信之公は長生きなさったんです。93歳まで生きて、91歳まで自分で藩の中心にいたんです。殿として。その間に将軍は4人も代わってるんです。“信之は天下のかざりにて候”と言われた…戦国時代を知っている唯一の武将だったということでしょうね」という半田さんからの情報。
おおお。江戸初期の93歳って…。もう妖怪の領域ですねえ。戦国時代を生き抜いただけでもすごいことなのに…。
171014-002
宝物館は年に4回の展示替えがあるそうです。5万点も資料があれば余裕ですね。収蔵品は宝物館そばに残る『真田邸』から移されました。
この真田邸、参勤交代と妻子の江戸住まいの強制が緩んだ時に国元へ帰された藩主のお母さんのお屋敷として建てられたものでした。
土蔵が7つあって、そこには戦国時代から伝わる真田家のお宝がすべて入れられていたそうです、それがまるっと宝物館にあるので、昌幸公の具足や、武田信玄・豊臣秀吉・石田三成・徳川家康らの書状を、今、私たちが見ることができるのです。
今回展示されていたものの中に信之さんが書いた書状があったのですが、その文字はきちんと真っ直ぐ芯が通ったようなイメージです。
弟・信繁さん(幸村)の字は空間を含んだような明るい印象の文字に見えました。
お父さん・昌幸さんのは花押(かおう・サインみたいなものです)しかないんですが、これがもう立派!勢いがすごいんです。
でも、昔のお手紙の内容って、解説とずれてて全然読めないんですよねえ。と、思っていたら半田さんが「これ“なおなお書き”っていっていいます。
昔って紙がとても貴重でしょ?だからまず本文を書いて、追伸があったら、それを本文の間に書いていくんです。これが、ただでさえ読みづらいのをより難しくしてるんですよねえ」「え?じゃあ、この若干太い文字の行が本文?」「そうそう。追伸部分の“なおなお書き”は、本文の間の行にあるちょっとうすめの文字の行です」と、教えてくれました。初めて知りました~。
また、九州に関係のある文書も展示されてました。秀吉が朝鮮出兵のため名護屋城に戦国武将を集めた時、真田家にも「500人の兵隊を連れて九州まで来い」という命令が下っています。
その際に信之さんが家臣にあてて出した手紙です。「いつものごとく、赤武者で、…指物も赤だよ、ほろも赤だよ、と…そういう風にして出陣しなさいっていう命令の文書なんですよね」と、半田さん。
おおお、やはり真田家は赤備え!
さらに信之さんが使っていたと言われる甲冑も展示されていました。
「戦国時代末期、こういう唐の要職に就いている人がかぶっていた唐冠を模して作った兜なんですよね。豊臣秀吉もこういうのがとっても好きだったということなんですけどね。兜には前立てを付けるのが主流なんですが、代わりに後立てというものが付いていて、唐草模様の間に六文銭が施されています。
これ、縅(おどし)の糸が萌木色なので『萌木糸縅の具足』と言われてるんですけど、実はこれ紺色だったそうなんです。
でも真田家が享保年間にちょっと直したそうです」と、半田さん。
やっぱり、ガイドさんと一緒に見学するとおもしろい!ぜひ、真田宝物館はガイドさんと堪能してください。
この冬には、ボランティアガイドさんたちが選んだ収蔵品の展示も予定されているそうですよ~。
仕上げの体験コーナーもそこはかとなく楽しい!
171014-003

□ 真田宝物館 → 
http://www.sanadahoumotsukan.com/
□ 信州松代観光情報 → 
http://www.matsushiro-year.jp/
□ ながの観光コンベンションビューロー → 
https://www.nagano-cvb.or.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

にぎわい続く!上田城跡

昨年の大河ドラマの影響はまだまだ続いているようで、真田昌幸公が真田家の本拠地として築いた上田城の城跡もにぎわっております。
南北櫓とその間にある櫓門の前には、赤い備えの武将がっ!あれは大河以前から上田城で活躍されている、「信州上田おもてなし武将隊」の真田幸村(信繁)さまです~。
日替わりで真田十勇士の一人を従えておられますが、取材に行った日は根津甚八さまでございました。
ばばっ!と鉄扇を広げて、太鼓を叩いて一緒に記念撮影もしてくださいます。
テンション上がる~。記念撮影のお心持について伺うと「皆々様の思い出のひとつとなるゆえ、今、写真機…高機能端末機、スマホ…というのにおさまるゆえ、大切な素敵な思い出となるよう、我ら常日頃戦っておりまする」と、おっしゃってました。
そう、戦ってらっしゃるんですよ。土日は演舞がお披露目されているそうです。「我ら、歌って踊れる武将隊ゆえ。
EXILEより踊れるぞ(笑)。甲冑着けておるからな。大河の堺さんより重いんだぞ。堺さんは14kg、私のは20kgだからな。
刀も1kgあるぞ」と、幸村さま。次は演舞を拝見しとうございます。
大河以降も盛り上がりが続いているとおっしゃる幸村さま。
でも「平日は、平日の夕方は上田城が貸切状態に近くなる。去年の真田ブームのおかげで土日は人が多いが、平日は落ち着く。
われら、平日はたっぷりもてなすゆえ」と、教えてくださいました。
ほかにも「秋の上田城はいいぞ~」とか「また来年来てね~」とか、押さえのコメントにも抜かりはございません。
「16万の上田を背負っておるゆえ。リピーターという奴か?それは増やさねばならん」とのお気持ちもつぶやいてました。
171007-001 171007-002
また、上田城跡公園内の旧市民会館内では「特別企画展 400年の時を経て“蘇る上田城”」が行われています。
最新のVR(バーチャルリアリティ)映像で、戦国時代の上田城の様子を体験できるおもしろさ!半円形+αのスクリーンに囲まれて、足元にも映像が投影されて、ちょとクラッとするくらいの迫力です。
また、会場には真田一族…特に昌幸とうさんと息子二人=信之と信繁(幸村)を中心にした…に関する資料や甲冑、銃なども展示されています。
楽しいのが、いくつか「撮影OK」の展示があること。真田三代(幸隆・昌幸。信繁)の甲冑はレプリカといえどワクワクしますよ~。
あと、大河ドラマで昌幸=草刈正雄さんが着用した衣装も!もふもふしてました。
171007-003 171007-004
てつはうは、抱えられたりもしちゃいます。
171007-005
資料を見てるなか、案内してくださっている上田市観光課課長補佐の山嵜敦子さんがおもしろいことを教えてくれました。
「展示する歴史資料を作成する場合、合戦の布陣の様子を図にする時には、普通、自陣は青色で表現するんです。
青=セーフティカラーなので、味方は青。で、実際にそういう図を作って展示してたんです。
でも反対する声が出てきたんです『なんで赤じゃないの?』って。上田の人は、赤い色だと『ああ、うちの色ね』って気持ちになるんですよ。
不思議ですけど」と。おおおおお!おそるべし、真田魂!
さらにそんな真田魂にあふれた案件がもうひとつ!真田信之(おにいちゃん)の後、仙石氏以降も代々上田藩主の館跡に建てられているのが、県立の上田高校。
藩主館の門も堀もそのまま継承されていて驚きのたたずまいなのですが、それ以上に驚きなのが、校歌!2番の歌詞に♪関(くわん)八州の精鋭を ここに挫(くじ)きし英雄の 義心(こころ)のあとは今もなお…♪と、ここで徳川の大軍を退けた真田一族のことが歌われているのです。いやはや…すごい。
案内してくれた山嵜さんも上田高校の卒業生。校歌を歌ってくれました。
171007-006 171007-007

□ 信州上田観光協会 → 
http://www.ueda-cb.gr.jp/
□ 上田市観光課 →
http://www.city.ueda.nagano.jp/kankojoho/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

長野市・戸隠

戸隠(とがくし)といえば、神社とおそば!です。霊山・戸隠山のふもとの5つの神社が鎮座しています。
戸隠山は、岩戸にお隠れになった天照大神(アマテラスオオミカミ)を再び外にお出しする「天の岩戸伝説」で、開けられ放り投げられたた天の岩戸が飛んできて、この姿になったといわれるお山です。
ですから5つの神社のうち3つは、天の岩戸開きに功績のあった神々がお祀りされています。
岩戸を投げ飛ばした天手力雄命(アメノタヂカラオノミコト)、策を練った天八意思兼命(アメノヤゴコロオモイカネノミコト)、岩戸の前で舞い踊った天鈿女命(アメノウズメノミコト)と。

190930-001 190930-002

190930-003 190930-004

標高1200mの高原でもある戸隠は、避暑地でもあり紅葉の名所でもあります。
戸隠の紅葉について、戸隠観光協会専務理事で『鷹明亭辻旅館』代表取締役の辻明紀さんは、「ほとんど落葉樹なので、山全体が全部、錦にまとわれて、点画のようになっていたりします。
戸隠のシンボル的な戸隠連峰は、岩がゴツゴツしている山なので、岩肌に周りの色が映るといいましょうか…錦によって岩の色が変わるんです。
グリーンの季節は黒っぽい岩に見えるけど、秋になると白っぽいといいますか薄紫っぽい色になってきまして…。そこに赤色がだんだん上から下に下りてくる感じですかね」と、おっしゃいます。
おすすめポイントは『鏡池』だそう。池の向こうに低い山、その奥に岩山がそびえて見える場所です。
日の出前は、絶景写真を狙うカメラマンで混雑しているほどだそう。でも、秋だけでなく『鏡池』はおすすめだと辻さんはおっしゃいます。
「春、木々が芽吹く前に、裸の葉のない山の中に、こぶしの白と山桜のピンクだけが点在している…。それを過ぎると芽吹きが始まって、緑が下からだんだん上がってくる。
で、夏の深い緑に変わって、だんだん赤くなったり黄色くなったりして。で、最後にカラマツの黄葉だけが残り、裸の山の中に金色というかカラマツの色だけが残って。
その頃には山の上のほうは白くなってる。四季それぞれ、おもしろいと思います」と。これは、それぞれ見てみたい!
190930-005 190930-006
そして戸隠に来たからには食べなくてはならないのが、おそば!気候と地質の影響でおいしい蕎麦の実が採れる(霧下そばとよばれる)のもありますが、おいしさの理由はそれだけではないのです。
『そば処 千成』の佐々木泰彦さん曰く「そばの良さだけでなく水の良さもあるんです。出てきたそばの60%くらいは水分なんです。
そういうとありがたみがありませんけど(笑)。ですので、すごく水というのも関係してくるかな、と。個人的には思ってます。
うちは湧水で仕込んでます。そばも、つゆも、だしも」と。なるほど~。「じゃあ、水が違うと味が違うのって、おもしろいですね。
店ごとに味が違ってきますね」と言いましたら、「あと、作った人でも違うんですよ。なぜかわからないけど。
同じ粉使って、同じ水使ってても違う」と、佐々木さん。ううむ。これはできるだけたくさんのお店でいろんな職人さんのそばを食べくらべたいですなあ。
と、思ってたら、いいことを教えてくださいました。10月31日から11月24日の間は「戸隠そばまつり」の一環で、新そばの『半ざる食べ歩き』が可能になるんだそう。
戸隠のおそばは、ざるに、U字型にまとめた2~3口分くらいのかたまりが5~6つ載っているのですが、このひとかたまりを「ぼっち」と呼びます。
半ざる食べ歩きの時は「3ぼっち」盛ってくれるんです。
4枚つづり2000円だとのこと。4店分の味が確かめられるチャンスです!おそば好きな人はぜひ、チャレンジしてください。
190930-007 190930-008

□ 戸隠神社 → 
http://www.togakushi-jinja.jp/
□ 戸隠観光協会 → 
http://www.togakushi-jinja.jp/
□ 戸隠そば祭り → 
http://sobamatsuri.com/
□ 鷹明亭辻旅館 → 
http://oumeitei.net/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

日本酒「大雪渓」

おいしい信州の地酒のなかでも特に好きな銘柄のひとつが「大雪渓」です。
安藤さんと行く信州ツアーでも、参加者の皆さんと大盛り上がりするお酒でもあります。
そのお酒を作っている大雪渓酒造㈱があるのが北安曇郡池田町。酒蔵の敷地内に、蔵元直営店として去年オープンしたのが「花紋大雪渓」です。
先代経営者の住まいを改修したものだそうで、筑150年の古民家(商家)の雰囲気が味わえます。
お買いものだけでなく試飲もできますし、お座敷に上がらせてもいただけます。
170819-001 170819-002
大雪渓酒造㈱企画室の浅川博子さんの案内で、いろいろ試飲させていただきました。
四季ごとに出している季節の純米酒というのがありまして、取材した時は立春~立夏の春バージョン。
これが、ふわっと…ワインみたいなニュアンスなんです。「白ワインのような酸味とお米のうまみも感じられると思いますよ」と、浅川さん。
170819-003
また、『そば前酒』なるものを発見。「おそばの前に飲むのをそば前酒。
そば前、そば中、そば後っていいますが、これはそばを待つ間に飲むお酒ですね」と、浅川さん。
『ひとごこち』という長野県の酒米を使っているとのこと。
ほかにも、2年前に普通酒で日本一になった『蔵酒(くらざけ)』。なんとアルコール度数が20度あります(普通15~16度)。
それから、長野県で生まれたアルプス酵母を使って仕込んだ『アルプス吟醸』(通称アルぎん)。
「大雪渓ではあまり香りのあるものは少ないのですが、これは香りがあって女性がお好きだと思います」と、浅川さん。
確かにガッというよりふんわりした香りがあって、香るけどすっきりしたお味。
女性に人気といえば『風さやか』。食べるお米で仕込んだお酒で、すっきりとしていて食中酒におすすめだそう。
そして梅酒もありました。日本酒『大雪渓』で仕込んだ梅酒で、読み方は『うめざけ』です。
しかも、甘いほうと甘くないほうと2種類あります。飲んで、口をパクパクすると、梅らしい風味が一気に広がり、すんごく幸せな気分になります。
「うほうほ」言ってると浅川さんが「この梅酒(うめざけ)は、大雪渓の梅畑で採れた梅で仕込んでるんですよ~」と、教えてくれました。おお。余計においしく感じます~。
170819-004 170819-005
ほかにも『花紋大雪渓』ならではの楽しみとして、搾りたてのお酒をサーバーでその場で瓶に詰めて出してくれる…というのがあるんです。
中味は変わっていくのだそう。タンクに入っているお酒次第なので、1種類終わったら次のタンクのを入れる、というシステムだから。
ピリッとガス感が残っているのを出せることもあるんですって。
170819-006 170819-007
それはそうと、この直営店『花紋大雪渓』の花紋って…?「経営者の家の紋が“トキギキョウ”なんです。
それから古くは『桔梗正宗』とか『晴光桜』とかの銘柄を作っていて、お花にゆかりがあるということで。
…あと、Come On!大雪渓…ですね(笑)」と、浅川さん。まさかと思ってましたが、やはりそうでしたか。
お酒の好きな方はもちろん、飲めない人も古民家の造りを楽しみにお出かけいただきたいところです。

□ 大雪渓酒造 → 
http://www.jizake.co.jp/
□ 池田町観光協会 → 
http://www.ikeda-kanko.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

信州の白樺

私たち九州人が信州に行って、「おおっ!」とときめくもののひとつに、白樺があげられると思うんです。
特に昔の女子にはポイント高いですよねえ。
小説やマンガ、グリコのアーモンドチョコレートのCM…。自分の周りにない、あの白い木…。ぜひぜひ、白樺を見る旅にお出かけいただきたい。
今回、信州の観光PRのため福岡にいらっしゃっていた、長野県観光機構国内誘客推進部係長の三井猛司さんに、おすすめの白樺ビューポイントベスト3を挙げてもらいました。
ちなみに、私が感動してるほど信州人は白樺に対するトキメキはないようです。
三井さんは関東出身なので、大丈夫。トキメキ成分があります。
170812-001 170812-002
その1=佐久穂町八千穂高原。白駒の池の周りにある苔の森も合わせておススメだそう。
こちらでの放送はありませんが、JR東日本の『大人の休日』というCMで吉永小百合さんが散策しているあたり…とのこと。
「静かな湖畔の周りに森があって、1周歩いても1時間くらいです」とも。
その2=木曽の御嶽山!「御嶽山の入山規制が緩和されました。御嶽ロープウエイで登ったところにウッドチップの小道があるんです。
七合目のあたりになりますが、そのあたりの白樺もいいですね」と、三井さん。ほう。それは初耳。いいなあ、見てみたいです~。
その3=松本市乗鞍高原。一の瀬園地周辺など。
「きれいですよねえ。高原の空気を吸いながら森の中を歩く、森林浴というか、そういうのがリラックスできていいんじゃないでしょうか」と、三井さん。
のりくら観光協会イベント企画部ディレクターの村瀬基行さんが、白樺についていろいろ教えてくれました。
四本の白樺が集まって育っているところがあったのですが、「よく見てください。お互いに、幹に当たる方向には枝を伸ばさないんです。

そばの木に当たらない外側にだけ枝を伸ばしていきます。

それぞれ、気をつかってるんですね。木だけに気を…わかりますかね?はい」と。ダジャレじみてますが、枝を外に伸ばしてるのは本当のこと。ふうん。植物の工夫ですねえ。
170812-003 170812-004
また「白樺の子供は白くないんです。何年か経って白くなるんです」と。確かに幼木は白くない…。さらに、白樺の種を見せてくれました。

「白樺の種って、飛行機の形をしてるんです、完璧に。これで遠くまで自分の種を飛ばすことができる。知性があるんです」と、教えてくださいました。
170812-005 170812-006
樹皮は燃えやすいので、焚き付けに使える白樺。

信州ではお盆の送り火・迎え火は白樺の皮を使うそうです。

□ 長野県観光機構 → 
http://www.nagano-tabi.net/
□ 佐久穂町観光協会 → 
https://yachiho-kogen.jp/
□ 木曽町観光協会 → 
http://www.kankou-kiso.com/index.html
□ のりくら観光協会 → 
https://norikura.gr.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

信州まつもと空港からの移動手段

福岡空港からFDAの直行便で90分。信州まつもと空港に着いてから、さて、どうするか?
レンタカーを使う方もいるでしょうが、公共交通機関も楽しいですよん。
ペーパードライバーの私は、どこでも公共交通機関派です。
その町の雰囲気とか、人の様子とか、いろんなことがわかって楽しいですもんね。
ま、乗り物好きというのもありますが。
信州まつもと空港から松本市街地に向かう場合は『エアポートシャトルバス』が基本。
直行便の到着時間の20分後に発車します。空港の敷地から出てすぐのりんご畑や、JR松本駅近くの跨線橋から見下ろす待機列車の列などが、お気に入りの景色です。
30分で松本駅前のバスターミナルに到着します。料金は600円。
170805-001 170805-002
また、到着後に北アルプス沿いのエリア~安曇野市、池田町、松川村、大町市、白馬村、小谷村に北上していくなら、完全予約制の『信州まつもと空港シャトル便』がおすすめ。
安曇野市にある南安タクシーが運行しています。
一度松本駅まで出ずに、直接移動が開始できるので、時間のロスもありません。しかもリーズナブルな価格設定です。
着いて即、安曇野の穂高神社や大王わさび農場あたりに行きたい場合や、安曇野ちひろ美術館に行きたい場合は、これが最良の移動手段かと思います。
また、白馬や小谷の栂池高原に行くにも、乗換不要でいいですよ~。
通年運行なので、スキーシーズンとかにも嬉しい便です。予約は2か月前から可能です。
そして、松本市街地を便利に回れる『タウンスニーカー号』が、8月から大増便!してるんです。
1日35便だったのが103便ですから、すごい!2~30分おきに4方面にむかって運行しています。
運がよければ、松本市のキャラクター『アルプちゃん』デザインの車体や、草間彌生さんデザインの水玉車体に乗れるかも!1乗車が200円。
ですが、1日乗車券が500円なので、くるくる回るなら1日乗車券がお得ですね。
170805-003
また、8月11日の山の日を記念して、福岡天神岩田屋7階大催事場で「信州フェア」も行われます。
運営に携わっている、アルピコホテルグループ・東洋観光事業東京事務所部長の吉本学さんは「信州のことを知っていただき、90分で行けることを知ってほしい」と、おっしゃってました。

□ エアポートシャトルバス・タウンスニーカー(アルピコ交通)
→ http://www.alpico.co.jp/access/matsumoto/
□ 空港シャトル便(南安タクシー) →
http://www.nan-an.co.jp/
□ 新まつもと物語 →
http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

山を満喫する美術館=北アルプス展望美術館

8月末に「池田町てるてる坊主アート展」の作品が飾られる山の斜面「あづみのクラフトパーク」にあるのが『北アルプス展望美術館』。
池田町の東の端にクラフトパークがあり、西に北アルプスがそびえている…というシチュエーションです。
私がおじゃました日は、残念ながら…の雨もようで展望はアウトでしたが、「晴れていれば、真正面に有明山が見え、アルプスを一望できるのが当館の特徴です。
外で山を楽しんだ後に、常設展示室で北アルプスの風景が描かれた作品を楽しめます」と、北アルプス展望美術館・学芸員の吉成見奈子さん。
ちなみに有明山(ありあけさん)は富士山のようなてっぺんが平たい印象的な形の山。それゆえに信仰の対象でもあり、地元にこよなく愛される山でもあります。
私もすぐに覚えました。標高2268mもありますが、後ろに連なる3000m級の北アルプスの「前山」です。
170624-8 170624-9
実は私、「山の絵?目の前に本物の山がそびえ立ってて、すごい景色なのに。わざわざ美術館で絵で見る必要あるのかしら?」って、思ってたんです。
でもね。いいんですよ~。山の絵画。学芸員の吉成さんがおっしゃるには「山岳絵画…といって想像すると、“そびえ立つ山”とかいったイメージがあるかもしれませんが、その中にある人の営みなどをあたたかい視点で描いてるんです。
そういう意味では、思い描いている“厳しい山の絵”というよりは、山もあって人の営みもあって、それを含めての北アルプスの風景を描いてらっしゃるのかなと思います。
なので、見る人によって“どこか懐かしい”とか、澄んでなくてもそう感じる人もいらっしゃるみたいですね」と。
展示の中心になっているのは、この美術館設立のきっかけとなった小島孝子(46歳で早逝)、奥田郁太郎、山下大五郎の三人の作品。私は、奥田作品が好きです。
油絵なのにタッチが柔らかい感じに感動。道祖神を描いた作品は少し後ろに下がって見ると、道祖神の立体感がすごくて、柔和な顔が浮かび上がって、驚きました~。
吉成さんが「同じ北アルプスを描いても、道祖神を描いても、全然雰囲気が違うんですよねえ。
有明山を描くのでも描き方が違って、また風景の切り取り方も違ってます」と、教えてくれました。
この面白さは予想外!いいなあ、山岳絵画。
人の、しかも芸術家の目を通しての山の姿って、全然違う見え方でおもしろい!一人で納得していると、吉成さんが「館内の作品の有明山を見た後、外の実物の有明山を見て、有明の見比べをするのもおもしろいですよ」と。
おおお。それもステキ。外に出て見るのもいいですが、喫茶スペース周りもおすすめ。池田町在住の作家さんの作品に腰かけて、北アルプスを堪能できます。
170624-10 170624-11

□ 北アルプス展望美術館 → 
http://azumino-artline.net/ikeda/index.php
□ 池田町観光協会 →  
http://www.ikeda-kanko.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

童謡「てるてる坊主」ゆかりの地・池田町

♪てるてる坊主、てる坊主~。あ~した天気にしておくれ~♪の作詞者は、浅原六朗。長野県北安曇郡池田町出身の人です。
小説も書いた流行作家だったそうで、講談社創業者の野間清治、菊池寛、吉川英治、小林秀雄、江戸川乱歩と一緒に写った記念写真が記念館に飾られていました。
「大正10年ごろ、『少女の友』…今でいう『セブンティーン』とか女子向け最先端の雑誌の編集者だった人でした。
当時の編集者は自身でモノを書かねばならず、いくつか発表した詩のひとつが、昭和のフォスターと言われた中山晋平の作曲でレコードになり、ちょうどラジオが普及する時期で広がっていったんですね」と、池田町図書館 浅原六朗文学記念館・館長の梅牧力さんが教えてくださいました。
ちなみに作曲の中山晋平は長野県中野市出身。
(「シャボン玉」「こがね虫」などの童謡や「カチューシャの歌」などの流行歌3000曲を作曲した人です。童謡「てるてる坊主」は、池田町の浅原×中野市の中山作品=Made by 信州人の曲ですねえ。
梅牧館長曰く「中山晋平のお葬式でも『てるてる坊主』が流れたんですよ」とのこと。
梅牧館長によると、てるてる坊主=雨を止ませる人形は400年くらい前に中国から来たお話だそうで、ほうきで空を掃いて晴れにする女性のお人形が元なのだそう。
それがどうして坊主になったのかは、不明。今では、中国に空を掃く人形は残っておらず、アニメ「一休さん」で逆輸入された、日本のてるてる坊主のほうが知られているのだとか。
梅牧館長はさらに「江戸時代から広まった日本人の風習が、この歌によってひとつにまとまった、ということはあるかもしれませんね」と、おっしゃいます。納得です。
また、町を挙げて「ギネス」にチャレンジもしたそうで、10428個のてるてる坊主を飾って、見事認定されています。
中学生の発案に、町のリネンレンタル会社や病院、クリーニング店がシーツを提供し、革製品を製作している町工場が材料サイズに裁断してくれ、生徒だけでなく町の人もてるてる坊主を作り、できあがった坊主を飾るための支柱を町の土建屋さんが立ててくれた…という、かなり素敵なチャレンジだったようです。

170624-1 DSC02933
浅原六朗文学記念館は別名「てるてる坊主の館」。
館内には1080個のてるてる坊主が飾られています。
ベーシックなものだけでなく、ススキの穂でできたもの、杉の葉でできた杉玉(酒蔵で新酒ができたことを知らせるアレ)のようなもの、見ザル・言ザル・聞かザルの姿のもの…、単品もあれば連ダコならぬ連坊主もあり、どれも力作ぞろい!
実はこれ、毎年開催されている『池田町てるてる坊主アート展』に出品された作品なんです。
出品されたすべての作品は8月末の週末に、展覧会会場の『あづみの池田クラフトパーク』に展示され、その後1年間、「てるてる坊主の館」に飾られるのだそう。
170624-2 170624-3 170624-4 170624-5
ちなみに、今年の募集は1次締切が7月28日、2次締切が8月4日。展示は8月25~27日です。
高校生以上の一般部門、中学生以下の子供部門のほか、家族でつくるファミリー部門や仲間と作るグループ部門、さらに絵画や書の部門まであるんですよ~。
8年前に「がんになってしまったおばあちゃんとの思い出に」と、家族でてるてる坊主作りにチャレンジして、あまりの楽しさに「また来年も作ろうね~」って言ってたら、おばあちゃん、今でもお元気でてるてる坊主作ってらっしゃる!という家族もいらっしゃるんだそう。てるてる坊主パワー、すばらしい!
170624-6 170624-7

□ てるてる坊主の館 → 
http://www.ikedamachi.net/0000000315.html
□ 池田町観光協会 →  
http://www.ikeda-kanko.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

上高地で親孝行旅

5月に安藤さんと行く信州ツアーで上高地に行った時、河童橋のたもとでラジオの生放送リポートをしていたら、車いすで移動なさっている方をお見かけしました。
「お?これは…?」と思い、泊めていただいた五千尺ロッヂ支配人の林典之さんにお尋ねすると「ええ。河童橋から田代橋までの遊歩道区間は、車いすを押しながらでも散策できますよ。」とのこと。
おおお!この区間は片道2km弱。往復で40分~1時間。
足の不自由な方はもちろん、足元の弱った親孝行旅も可能ですね!安藤さんも「我が子にも見せたい景色でもありますな」と、おっしゃってました。
そうか、“子が親を”だけでなく、“親が子を”連れて来たい、一緒に見たい景色なんですね。母さん、次はいっしょに行こう。
170610-001 170610-002
また、「長く歩けない老いた親を連れて散策するなら?」という私の問いに、林支配人は「小梨平。特に朝、少し早く起きると、小梨平キャンプ場周辺は幻想的な風景になります。
静かで、鳥がたくさん鳴いていて、川には岩魚が泳いでいて…。河童橋とは違う風景で、言うなれば“日本の朝の原風景”みたいなイメージです」と答えてくれました。
五千尺ロッヂに泊まって、ゆっくり歩いても10分程度で小梨平です。
2~30分散策してロッヂに戻りましょう。ちなみに、5月中~下旬だと「ニリンソウ」が咲いてるエリアです~。
170610-003 170610-004
また、早朝のお手軽散策として、宿から大正池まで歩いて下り(といっても平たんですが)、戻りは上高地に入ってくるシャトルバスに乗車するという方法があるそうです。
朝5時ごろから運行してますので、これは利用いたしましょう。
170610-005
そして、去年もインタビューに答えていただいた、福岡県遠賀町出身の、五千尺ロッヂで昨春から働いているスタッフ・西谷宜紘さんに今年もお会いできました。
一年過ごして改めて感じる、おすすめの上高地の過ごし方について「梓川沿いのベンチで、川のせせらぎときれいな空気を感じながら本を読んだり、飲み物を飲んだりするのが最高ですね。
時にはゆったり、時間の流れと自然の空気の中に、特に何もせずに身をおいてみるのもいいと思います。
ベンチに腰かけてじっと耳をすましてみると、鳥のさえずりとか川のせせらぎとか、あと風のちょっとした感触とか感じられると思います。」と、語ってくださいました。
170610-007
上高地をカジュアルに楽しむなら、和室+おいしいビュッフェの食事が魅力の「五千尺ロッヂ」。
ハイクラス山岳リゾートなら「五千尺ホテル」で、ゆったりベッドルームとフレンチのフルコース、そして超美味の豚汁も付いた朝食を楽しんでくださいませ~。
なお、安藤さんのお気に入りプレゼント「五千尺ホテル」のジャムに当たらなかった方、五千尺ホテルのサイトからオンラインショップで購入できますよ。

□ 五千尺ロッヂ → 
http://lodge.gosenjaku.co.jp/
□ 五千尺ホテル → 
https://www.gosenjaku.co.jp/
□ 上高地公式 → 
http://www.kamikochi.or.jp/
□ 新まつもと物語 → 
http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

「花いっぱい運動」発祥の地=松本市

町のあちこちで、しかも子供の頃から馴染みのある活動「花いっぱい運動」。実は長野県松本市が発祥の地なんです。
松本城の城下町、旧武家屋敷と町人町の境となる女鳥羽川沿い、今は観光客向けのユニークな店が軒を連ねるナワテ通りの入り口に記念碑があります。
170617-1 170617-2
花いっぱい運動は、昭和27年(1952年)に、松本市の小学校の先生をなさっていた小松一三夢(いさむ)さんが提唱したのが始まりなんだそうです。
「街を花いっぱいにすることが、街に花を植えることが、世の中を一番明るくする、一番いいことだと小松先生がひらめかれて、先生自身が活動したのがもとです」と、松本市公園緑地課 公園緑地担当係長の永井康太郎さんが教えてくださいました。
それまで、花というものは家で各々育てるものでしたが、それを公的な場所=川や道路や橋などでも育てましょう、という運動です。
先生の呼びかけはじわじわと広がり、いつしか松本から全国に拡大していったのです。しかし、昭和27年です。
「は?花いっぱい?腹いっぱいじゃねえのかい」と、言われたこともあったんだそう。
「まだまだ戦後まもない頃でしたから、みなさん、生活がたいへんな方も多かったと思われます。食べるのもたいへんだったという方が。
だから、そういうお話しも出てきたのだろうと思います」と、永井係長が残されたエピソードを教えてくれました。
170617-3
運動開始から65年の今年は、松本市の市制110周年のアニバーサリーイヤーでもあります。
全国大会も開催され、大会に向けて街なかではいつもよりさらに「花いっぱい運動」がなされていました。
でも、大会前だからというだけじゃなく、いつも松本って、あちこちに花が植えられてる気が…。
永井係長に尋ねると「ふだんやってるところにプラスアルファして植栽をやってる感じですから…」と。
170617-4 170617-5

170617-6 170617-7
さらに気になって、派手なグリーンの法被を着て松本城ボランティアガイドの活動をなさっていた新井裕子さんにご意見を聞いてみると、「松本だけじゃなく安曇野市も盛んだし、長野市の善光寺の参道も盛んよ」とのお言葉。
山形から信州に来たという新井さん曰く「朝晩の気候がはっきりしてるせいか、信州は花があざやかな感じがするのよね。
特に遠くから見ると」と。あ、それは言えてる。気温差だけでなく、キラキラしたお日さまの輝きや透明な空気も影響してると思います。
それを永井係長に言ったら「気候と空気、水の影響はあるかもしれませんね。
空気がきれいだとお花もきれいだし、水は湧いて出てくるところだし。松本の湧水と花をいっしょに楽しんで巡ってください」と、言われました。
「各町会で地道に花植え活動をしていただいてる成果が、派手じゃないけど積み重なった結果じゃないかと思います。
これからも、地味でもいいから浸透していって、さらに全国に広がるように…と思ってます」ともおっしゃってました。
福岡で花いっぱい運動をなさってる方、松本に聖地巡礼の旅に出るのはいかがかしら?
170617-8 170617-9

170617-10 170617-11

□ 花いっぱい運動 → 
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/shisei/matidukuri/kankyomidori/hanaippai/
□ 街を花いっぱいにする会 → 
http://hanaippai.info/index.html
□ 新まつもと物語 → 
http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

春の信州を満喫するツアー・報告 2

標高1500mの乗鞍高原では、乗鞍の女将さんたち特製のランチビュッフェをいただきました。
これでもか!と言わんばかりに山菜がもりもり~。天ぷらは、ふきのとうにタラの芽。
170603-001 170603-002
山ウドにこごみ。
170603-003 170603-004
こしあぶらに山ブドウの芽。山ブドウの芽って、ほんのり柑橘系みたいな酸味があるんですよ~。
170603-005 170603-006
香り高い行者にんにくにシソの葉みたいな深山イラクサ。
170603-007 170603-008
ツアー参加者のみなさんも珍しいものだらけなので、作ってくれた乗鞍うまいもの工房・代表の筒木和子さんに質問攻めです。
深山イラクサは葉っぱにトゲトゲがあると聞いて、一同「!?」。
筒木さん曰く「採る時に痛くてたいへんなんですけど、天ぷらにしたりおひたしにしたり、いろいろして食べます。
加工しちゃえばトゲはなくなりますから、ゆでちゃえば。洗う時は手袋をして。」と。
ああ、そんなにたいへんなのに、ありがとうございます。おかげでおいしくいただきました。
170603-009
また、テーブルにセッティングされたお料理も山の幸三昧。
なかでも紫花豆が、多くの人のハートを鷲づかみにしてました。ほっこりふっくら、香り高い、いいお豆さん。
乗鞍の花豆は収穫する時には1cmちょっとほどですが、煮ると3cmくらいに大きくなるんだそうです。
標高の高いところで採れる花豆は実が締まっています。それで、一晩水に浸しておいて、煮こぼしながら煮ていきます。
そうすると、小さいお豆がふっくら大きくできあがる。それが乗鞍の花豆の特徴なんだそう。で、乗鞍では花豆のことを「ガニ豆」と呼びます。
理由は豆から出る音。収穫後に天日干ししていると、ガニ(乗鞍の方言でカニのこと)が“ガサガサガサガサ”歩くような音がするんです。で「ガニ豆」。
170603-010
食後は満腹のおなかを抱えて、春山バスに乗車して標高2350mの位ヶ原山荘まで移動。
ちょっと歩いて雪の壁を楽しみました。5月下旬なのに雪・雪・雪!みんなテンション上がりまくりです。写真撮ったり、落書きしたり。
お?一人、雪の壁を掘ってる人が…。キツツキならぬ雪ツツキ?「どこまで掘れるか…シャリシャリしてて、けっこう柔らかいですよ。
シャーベットぽい。」と、ノリノリで掘っていくと雪の穴の奥がブルーに見えてきました。
ガイドをしてくれた、のりくら観光協会ディレクターの村瀬基行さんが「雪が黄色と赤を反射するので青だけ通すんですね。
奥に行けばいくほど青が濃くなるんですよ。」と、教えてくださいました。
残雪の上を歩いたり、雪の下から出てきたばかりのクリーム色のふきのとうを見つけたり、乗鞍の春はわくわくだらけです!
170603-011 170603-012

170603-013 170603-014

□ のりくら観光協会 → 
https://norikura.gr.jp/
□ 新まつもと物語 → 
http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

安藤さんと行く!信州ツアー

今回のツアーは、5月22日~24日の2泊3日。「春の信州を満喫する」と銘打って、上高地・乗鞍高原・松本城下町を楽しみます。
リーダーはもちろん安藤豊さん。ご案内役は、さわやか信州リポーターの中島理恵。
松本市観光大使を拝命しているコーナープロデューサーのサポートもついて、他では味わえないディープな信州旅になってます。
旅のポイントは…
(1) ニリンソウを見よう!
例年ニリンソウのシーズンです。散策中に楽しめるかも。
(2) 上高地に泊まって、ゆったり滞在。
体力に合わせての散策も計画しています。お天気が良ければ、星空観察もいたしましょう。
また、ゆったりおいしいティータイムもいいですよ~。
170415-001 170415-002
(3) 乗鞍高原の女将さんが作る!山菜の天ぷらビュッフェ。
このツアーならでは!採れたての山菜なので、何が出るかはお楽しみ~。
170415-003 170415-004
(4) 松本市街地もディープに散策。
国宝・松本城や擬洋風建築の旧開智学校、城下町の路地や湧き水を巡りましょう。
170415-005 170415-006
(5) 実は、グルメツアーです。
取材でいただいて、おいしかった食事をずらり!そろえました。
170415-007 170415-008

170415-009 170415-010
(6) 乗鞍高原の春山バスに乗って、雪の回廊を体験。
170415-011 170415-012

詳しくは、西日本新聞旅行まで。 →

http://www.nnpryoko.co.jp/

安藤さんと行く「信州・輝く雪と冬の星座を楽しむ旅」(2)

今回の安藤豊さんと行く信州ツアーは、2月6日~8日の2泊3日。松本市の西側の山沿い=乗鞍高原で雪を満喫いたします。
今回のポイントのひとつが雪上車!Mt.乗鞍スキー場が持っている真っ赤な、かわいいビジュアルだけど結構デカい車に乗ります。
ブルドーザーとトレーラーが合わさったような形で、後部の客車には詰めれば20人くらい乗れるそう。
これに乗って進むのは「夏は普通の道路だけど、冬は雪のため閉鎖されているところ」。森の中に入っていくような感じになるんだそうです。
Mt.乗鞍の社長・宮下了一さんは「冬はスキーやスノーボードを使わないと行けないところに、どんな方でも入って行ける。
お孫さんと一緒に乗鞍に来たおじいちゃんおばあちゃんが、これまで孫はスキー、自分たちは温泉…だったのが、そういう人たちにも雪を楽しんでもらえるかな」と、おっしゃってました。
3m以上の高さに視点がおかれますので、高いところから見下ろす雪の森もワクワクさせてくれるに違いない!
170114-001 170114-002
この雪上車の目的地は東大ヒュッテ。のんびりチームは復路も雪上車で、そのあと休暇村で炭酸泉のお風呂に入ります。
雪満喫チームはさらにスノーシューで散策へ。
ガイドをしてくださるリトルピークスの代表・小峰邦良さんは「そこから歩いて15分。誰もいない静寂の雪原が広がってます。そこから見る乗鞍岳の角度がすばらしい。いつもは剣ヶ峰メインだけど、高天原メインで、ちょっとイカツイ変わった形の乗鞍が見える」と、おっしゃいます。
乗鞍岳、いつもちょっと柔らかくておおらかな女性的ビジュアルだと感じてましたが、そうですか、違う顔が見られるのですね。楽しみ。
170114-003
そこからさらに5分ほど進むと孫市平の展望台に出ます。人工物が何も見えない、溶岩台地の乗鞍高原が見下ろせるのだそう。
小峰さんは「何がいいって、誰もいない。
シラビソの林の中で、きれいに囲まれてるので。何かチープな言い方ですけど箱庭みたいで、だけど細長―く、ずーっと繋がってくきれいな雪原で、雪質もいいんです。
雪の量も多くて。動物の足跡も多いし。森も美しい」と、大絶賛。しかも「かなり静かです。キーンと耳鳴りがするくらい静か」と。
今回のツアーは「午前中は凍った滝=善五郎の滝を見てメジャーどころを楽しむ。
午後は雪上車のカタカタカタカタという音を楽しみながら雪の森を進み、そのあとは静寂。
“本当の静けさっていうのはこういうことだ”って感じてもらえると思います」と、おっしゃってました。
ほほう。輝く雪、だけでなく耳で楽しむ雪景色ツアーになりそうですね。案内する私も楽しみ~。
170114-004 170114-005

170114-006 170114-007

□ Mt.乗鞍スノーリゾート → 
http://www.norikura.co.jp/snow/
□ のりくら観光協会 → 
http://norikura.gr.jp/
□ リトルピークス → 
http://www.littlepeaks.jp/
□  西日本新聞旅行 → 
http://www.nnpryoko.co.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

安藤さんと行く「信州・輝く雪と冬の星座を楽しむ旅」(1)

今回の安藤豊さんと行く信州ツアーは、2月6日~8日の2泊3日。 「信州・輝く雪と冬の星座を楽しむ」ことが今回のテーマ。
雪遊びは乗鞍高原で楽しみます。
スノーシューというスポーツタイプのかんじきを履いて、ミズスマシならぬユキスマシ状態で雪の森を散策します。
乗鞍ならではのパフパフのパウダースノーを巻き上げながら歩いているだけで、もう、気分は小学生!一気に若返りますよ~。
目的地は落差21m幅8mの善五郎の滝。この滝がぜーんぶ凍ってる(予定)。その迫力と氷の冷やっこいおいしさは保証付き!
170107-001 170107-002
このスノーシューウォーキングをガイドしてくれるのは、乗鞍のアウトドアガイド会社・リトルピークスのスタッフ。
乗鞍高原の冬を歩く楽しさについて、ガイドの宇賀神志保さんは「毎日雪質が違うんです。
ふわふわした雪の時はそのふわふわ感をわぁーーーっ!て楽しめますし、締まった雪でも、青空が広がってて景色がいい日は歩いているだけで気持ちいいと思うので、いつも違う雰囲気で歩けると思います」と、教えてくれました。
また、宇賀神さんが乗鞍の冬の一番好きなところは「白く輝く乗鞍岳」だそう。夏の乗鞍の山姿より好きだとおっしゃいます。
それ、わかるなあ。信州の山々は、雪化粧してる時のほうが美しいもんなあ。私も冬の山々が一番好きです。
170107-003
また、おいしいものをいただくのも旅の楽しみ。わがツアーでは、私ども信州リポートチームが取材で確認済みの食事と宿をご案内します。
今回のポイントのひとつが、松本市奈川にある清水牧場のチーズ工房。
日本経済新聞の「国産ナチュラルチーズ」や「ヨーグルト」ランキングでNo1を獲得した、チーズ好きには有名な、待ってでもお取り寄せされてるお店なんです。
170107-004 170107-005
フレッシュタイプの『プティニュアージュ』は、お豆腐のような食感で、ふわふわミルキー、かつさらっと爽やかな味わい。
長期熟成硬質チーズの『バッカス』やウォッシュタイプの『山のチーズ』も、味が深いのに爽やかで…。
そのままでもおいしいけど、奥様おすすめの「軽く焼いて」いただくと幸せ度UP!気分は、アルムおんじの焼いたチーズをパンに乗せて食べるハイジ(笑)。
とにかく、これまでのチーズのイメージがコロンとひっくり返されるおいしさです。牛乳もドリンクヨーグルトも、すんごくおいしいっ!
170107-006
このおいしさの素は、牧場で放牧されている25頭のブラウンスイス牛たち。羊ちゃんたちも5~60頭います。
5月~11月1週目まで、標高1400m~1700mのに広がる牧場で過ごしています。
牧場の清水晴美さんがおっっしゃるには「放牧中に、山のいい草をたくさん食べると、ミルクの質が違ってくるし、草の色素も出てきます。
黄色っぽく。それを出すには広くないと」とのこと。日本では、広くないところに柵をして牛が離れているだけで放牧っていうけど、それだと草を十分に食べられないのだそう。
ヨーロッパでは1頭につき3000坪=1haないと放牧と言えないんですって。じゃあ、清水牧場は?というと…。25頭で5~60ha。山まで含めると2~300haあるそう。
草地で2ha以上、山も入れると8ha以上ってこと?すごい。「10月になって山に入るとクマザサが生い茂ってるので、それをむしゃむしゃ食べてますよ」と晴美さん。
「クマザサ…。なんか体によさそうですね」と私が言いましたら、「いい草をたくさん食べることが大切で、それがおいしさになる」と、晴美さん。
冬は雪に埋まってしまうので、小屋に入る牛たち。食べ物が干し草に変わるので、ミルクの脂肪分が増してこってりした味、ちょっとクリームっぽくなるとのこと。
干し草と山の草ではミルクが違ってくるんですねえ。
取材に伺ったのは10月でしたので、牧場を覗かせていただきました。
牛たちの病気予防のため、専用の長靴をお借りして、消毒しておじゃまします(事前に牧場からの許可が必要です。渡航歴や天候によっては不可となります)。
牛たち、動じない…(笑)。「何?あんた誰?」っぽい目で見つめられます。
挨拶しながらそばを通り、奥に目をやると…斜面に羊ちゃんたちが。おおおお。
気分はまたもやハイジ。ここで育てば、おいしいミルクが出るのも頷けます。ツアー時にはお買い物をさせていただく予定です。
170107-007 170107-008

170107-009 170107-010

□ のりくら観光協会 →
http://norikura.gr.jp/
□ リトルピークス →
http://www.littlepeaks.jp/
□ 清水牧場 →
http://www.avis.ne.jp/~svarasa/
□ 西日本新聞旅行 →
http://www.nnpryoko.co.jp/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/

信州・松本のお正月・小正月

日本全国津々浦々、お正月や小正月の行事がありまして、それぞれに趣き深いものでございます。
しかし、信州は特におもしろみを感じてしまいます。
まずは大晦日。私の感覚では、おごちそうは元日の「あけましておめでとう」のおせち料理からなんですが、信州では大晦日からおごちそう大会です。
題して「お年取り」。「お年取り」のごちそう、や「お年取り」用のお酒など、みなさん準備なさるのが普通。
松本市出身で、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや「永遠のゼロ」、「海賊とよばれた男」などの監督・さんは「え?おせち料理の解禁って大晦日じゃないの?」と言うほど、大晦日からおごちそうなんです。
で、このお年取りに家にいないとかなり顰蹙を買うようです(苦笑)。
また、初詣では大晦日の深夜から出かけて、新年もお参りする「二年参り」というやり方がスタンダードなようです。
「二年参り」という言葉自体が、発見でございますな。写真は安曇野市の穂高神社の元日未明。
161231-001
また、全国的に『どんど焼き』と称される行事も盛んです。松本あたりでは『三九郎(さんくろう)』と呼ばれます。
北信や南信では「どんど焼き」というようですが…。町会ごとに、松飾りや前年のお守り・御札・だるまなどを積んで焼くのですが、これが大きい。
背丈ほどのところもありますが、大きいところは高さ5mくらいになるんだそう。
支柱と松で円錐形になるようにベースを作り、燃やすものがどんどん詰め込まれます。
一番外側はだるまさんがぐるりと取り囲みます。まるでクリスマスツリーみたいなビジュアル。
3mとか5mの三九郎を作る町は、1~2週間前から骨組みを作って松を集めて準備なさるそうです。
161231-002 161231-003
これを燃やした後、オキで、柳の枝に付けた餅飾り=「繭玉」を焼いて、いただくのだそうです。
大柳町・新町・袋町の合同三九郎に参加していた地元の渡辺さんに伺うと「この火で焼いたお餅を食べると、一年間風邪をひかないっていわれてるんです」と、教えてくれました。
三九郎の時期にはスーパーに「繭玉」が売ってあるし、自作用に粉や食紅、柳の枝が並ぶそう。
161231-004 161231-005
松本市下馬出(しもうまだし)の料理屋さん「佐の春」では、お餅の形も繭型と鐘型の2種類作り、柳の枝に刺す小さいものと、大黒様にお供えする大きめなものと作ってらっしゃいました。
青・ピンク・白に飾り短冊もあって、華やか~。
161231-006 161231-007

161231-008 161231-009
さらに、珍しいのは「御神酒の口」。お神酒徳利にとってもきれいな竹ひご飾りが刺してあります。
松本市の「村山人形店」の村山謙介さんに伺うと「正月に御神酒徳利に刺すんですもので、各地にあるようなんですが、松本のはずば抜けてきれいです。
竹を糸のように割いて結い飾りにしています。
だるまと御神酒の口はお正月の定番商品ですね。
願をかけて一年間お役目を全うしたあとは、新年に買い替えてっていう…」と、教えてくださいました。

城下町で、生糸産業の恩恵にあずかって、もともと冬の農閑期の手仕事文化がしっかりしている松本だからこその風習なのかもしれません。
現在は、小正月行事は成人の日の連休に合わせて、行われています。
あめ市などと併せて、松本の町の風習やお祭りを楽しむ旅もおもしろいですよ~。

□ 新まつもと物語 →
http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/
□ 村山人形店 →
http://murayama-ningyouten.com/home/
□ FDA フジドリームエアラインズ →
http://www.fujidream.co.jp/