26回目はシーズン3最終回になります。
2018年3月31日

最終回は昨年世界遺産に登録された「神宿る島・宗像沖の島と関連遺産群」のある二つの市の市長の登場です。
宗像市の谷井博美市長と福津市の原崎智仁市長です。
両市長とも昨年7月にポーランドで行われた会議には心中穏やかでない参加だったそうです。
というのは5月にイコモスから資産8件のうち4件は世界遺産と認められないという勧告が出たからです。
しかし、結果的には7月の世界遺産委員会では8件全て世界遺産に登録との逆転の決定で二人は胸をなでおろしたといいます。
今後世界遺産をどう守っていくか、これからの方針を語っていただきました。

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世界遺産のガイダンス施設としての役割も持つ「海の道むなかた館」。
この春から大型映像施設が登場しました。
中央の展示室に作られた大型スクリーンで体感する沖ノ島の映像は、すごい迫力!7月の登録一周年のタイミングで、4K映像も完成する予定だとか。
最初からある3D映像と今年から導入されたVR映像、そしてこの大型映像、それぞれの特性を活かして人々の世界遺産への理解を進め、保存につなげていくのだとか。
宗像市世界遺産登録推進室室長の徳永淳さんにお話しを聞きました。
世界遺産登録推進室は、4月から世界遺産課になるそうです。

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25回目は神社からたどる神功皇后の足跡です。
2018年3月24日

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※写真は雷神社の磐座
神功皇后は朝鮮への出兵を控え、朝鮮半島に近い糸島半島を歩いています。
そして、雷山にも登っています。その山の中腹にあるのが雷(いかづち)神社。
圧倒されるような巨木が生い茂った木々の中に神社はあります。
ここからの戦の勝利を祈ったそうです。
本殿から少し下った所にあるのが大きな岩。磐座です。ここでも皇后は神に祈ったのでしょうか。
麓におりますと宇美八幡宮があります。小高い丘の上にあり、本殿に向かって左側の道を歩いていくと古墳にぶつかります。前方後円墳です。小さな祠があります。
ここにも仲哀天皇の殯斂地の言い伝えが残っています。
そして、宮司さんは武内宿禰の子孫だといわれます。

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暖かくなり、海もだんだん穏やかになると、宗像大島へのお出かけ時です。
今回は大島に新登場したものをご紹介しています。
ひとつは「甘夏カステラ」!大島特産の甘夏と宗像産の卵を使ったもので、パッケージも魅力的。宗像市商工観光課地域おこし協力隊の近藤智子さんが作りました。
また、大島の魅力を伝える施設・大島交流館には「大島一周クルーズ」のVR(ヴァーチャルリアリティ)映像が登場しています。
宗像市世界遺産登録推進室の森昌平さんにお話しを聞きました。

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24回目は神功皇后のショウケ越えからの足跡です。
2018年3月17日

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※写真は大分八幡宮の招き猫
仲哀天皇と神功皇后は下関の豊浦宮を発ち九州へやってきます。
仲哀天皇は途中急逝しますが、神功皇后は香椎宮本拠地として熊襲討伐、そして朝鮮にも出兵して香椎へ戻ってきます。
そして、宇美で応神天皇を出産。
その後、宇美町のショウケ越えから飯塚方面へと向かいます。それからの足跡を「神功皇后の謎を解く」の著者、河村哲夫さんに伺います。
まず、神功皇后一行が向かったのは大分(だいぶ)八幡宮。
ここには応神天皇のための産湯の井戸も残っています。また、本殿の裏山は未発掘の前方後円墳もあります。
ここで、これまで従ってきた軍兵を故郷に帰らせたというところから、「おおわけ」といったそうですが、それが「だいぶ」と読まれるようになったとか。
神功皇后はこの神社から行橋方面へぬけ、周防灘から大分さらに宮崎方面へと旅をします。

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福津市の新原奴山古墳群では、遺跡周りの整備が進んでいます。
まずは4月から、展望所エリアの整備が完成、利用がスタートします。
展望エリアが広がり、遊歩道へのアプローチも変更されて、これまでよりスムーズに展望が楽しめるようになるとのこと。
お手洗いや東屋もできあがります。
また、古墳そのものの崩落を防ぐためになされる保全工事に伴って行われる調査も、来年度はさらに進み、新たな発見が報告されるかもしれません。
福津市教育委員会文化財課史跡整備係長の井浦一さんに伺いました。
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23回目は 世界遺産に登録された「神宿る島・沖の島とその関連遺産群」のひとつ、新原・奴山古墳群について
2018年3月10日

新原・奴山古墳群は沖の島の祭祀を司った宗像氏の古墳だといわれます。
前方後円墳5基を含む41基の古墳があります。
この古墳の中の横穴式石室について、そしてさらに古墳から見える宗像氏を探っていきます。
お話を九州国立博物館、展示課研究員の小嶋 篤さんに伺います。
小嶋さんの話によりますと新原・奴山古墳の横穴式石室は宗像型ともえる特徴をもっており、玄室の入り口~玄門が他の九州各地にある石室と違って、立てた石を使わず、石を横に並べた作りだそうです。
しかも、糸島型と違って穴を深く掘って作るので、石室の上にのせる天井石が比較的楽に乗せやすいという特徴をもってるとか。
そして、こういった宗像型横穴式石室は東は遠賀川から西は古賀市の花鶴川までの範囲、かつての宗像郡の範囲で作られていたんだそうです。

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春の「道の駅むなかた」は、毎年恒例『いちごまつり』がおすすめです。
出品されるイチゴに付いているイチゴちゃんシールを集めるとお買い物券がもらえます。
近隣店舗も含めての大展開ですので、いろんな種類のイチゴや、イチゴスイーツの食べくらべをぜひお楽しみに。
また水揚げから1時間でお店に並ぶ『超鮮度』がウリのお魚も外せません。
メバル・カサゴ・レンコダイなどの春のお魚に、大島や地島産のアカモクやワカメなど「毎日食べてほしい」と、営業部水産・加工課長の林信宏さん。
4月下旬には「おみやげ館」がいよいよオープン、5月11~13日は周年祭、と、「道の駅むなかた」はますます盛り上がります。

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22回目も先週に続き神社から探る神功皇后の足跡です。
2018年3月3日

今週は久留米市の高良玉垂れ宮から紹介します。
ここには高良大社縁起という絵巻物が伝わっていて、そこには新羅が攻めてきた時、高良の神がこれを迎えうつために水軍の援助を求めて安曇の磯良~磯良の神に頼んだところ、いい返事をしなかったので八乙女に舞をまわせると、干珠万珠の玉を授けて援助を約束したとあります。
このことが福岡市東区奈多にあります志式神社には神楽として伝わっているということでした。
この志式神社には神功皇后が三韓出兵の際、ここに軍議所をもうけたといわれます。
そして、ここで神功皇后をもてなしたところから塩鯛を素早く料理してだすという、はやま行事が今でも行われています。
この行事、ふた組に分かれて鯛をさばいていく競争で、その中に昔から伝わる所作があって大変興味深い行事です。

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筑後エリアに出かけたら、ぜひ買って頂きたいのが「柿みそ“うきはの富有物語”」!うきは市商工会女性部が開発しました。
地元で100年以上続く老舗「弥吉しょうゆ」の味噌を活かしたい!特産品である柿の王様・富有柿のB級品を活かしたい!との思いで、手作りしました。
驚いたことに、メンバーはみんな農家さんじゃないんですよ~。
だって、商工会ですものね。みんなで富有柿の皮むきをして、半生ドライを作って、それをミキサーにかけて細かくしたものを練りこむ…。体にいい柿を摂ってほしい、出荷できないサイズの柿も活かしたい、そして、地元の子供たちに文化を受け継いでほしい、お母ちゃんたちの愛が詰まった「柿みそ」と「柿みそディップ」、「柿みそかりんとう(柿チップ入り)」は、心が休まる美味しさです。

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21回目も神社から探る神功皇后の足跡です。
2018年2月24日

「神功皇后伝承を歩く」の著者、綾杉るなさんに話を伺っています。
今回は宮若市の笠松神社から歩きます。この辺は神功皇后一行が休憩したところが神社になったといわれるところが多いとか。
笠松神社もそうで、神功皇后が休憩して笠を松にかけたところ、笠がみるみる大きくなって大雨から一行を守ったという話があり、その松の木が立ってるところが神社になったという話が残っているそうです。
注目の神社は古賀市の皇石(おおいし)神社。ここからは弥生時代の甕棺墓遺跡が出土し、そして、銅剣や銅戈といったものまで発掘されています。
おまけに神社の神体石は支石墓だとか。
鹿部山の中腹にあり、近くではかつて神功皇后の軍船の訓練が行われたといわれます。

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新原奴山古墳群のそばに社長のにんにく畑がある「ぎょうざの山八」。
普通のぎょうざはもちろんですが、季節限定のぎょうざがすごいんです。
春先の『春キャベツぎょうざ』はふわふわジューシーなおいしさ!そして、その後に登場する『タケノコぎょうざ』が私のイチオシです。
塩麹を使った味付けですので、焼いて上にカツオ節をのせてタレ無しでいただきます。
さらに季節が進むと『しそ』『枝豆』…と続いていくのですが、山八の金庫番で生き字引の堀之内美影さんが、さらに限定!の“あるぎょうざ”を教えてくれました。
「包めばぎょうざ」と不敵に笑う藤本大志社長の次なるチャレンジも気になります。

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20回目は神社から探る神功皇后の足跡シリーズ
2018年2月17日

「神功皇后伝承を歩く」の著者、綾杉るなさんに話を伺っています。
下関の豊浦宮を出発香椎宮をめざした陸路編です。
今回は鞍手町の古物(ふるもの)神社から歩いています。
古物は降るものに通じ、この神社には剣が天から降ってきたという伝承が残っています。
この古物神社には「太宰官内誌」を書いた伊藤常足の屋敷が当時のまま保存されているそうです。
そして、近くにあるのが神崎(こうざき)神社。鞍手町には神功皇后が通過して休んだところが後に神社になったところが多いということ。ここもそうです。
その先、宮若市の春日神社には神功皇后のこんな話が残っています。
神功皇后三韓出兵の際、皇后の馬の鞍をかけた楠の木がよく茂って暗かったが、その木が倒れて明るくなったことからその地が鞍出といわれるようになったと。
それが鞍手の名前の由来になったという話が伝わっているそうです。

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魚へんに春と書いて「サワラ」。
産卵のために陸地に近づくので春に姿が見られやすいことからついた名前だそうで、脂がのっておいしいのは11月~3月。
芦屋の漁師さん達は、鰆を一本釣りして高鮮度処理をするので、その味は格別。
また、夏場に獲れる小ぶりの鰆=サゴシを使って、芦屋町商工会では、特産品を開発するプロジェクトを行っています。
レンジでチンするだけの鰆の味噌漬けや、自衛隊芦屋基地とコラボレーションした鰆とヤリイカ(どちらも芦屋の特産品)のカレー「琥珀の空」など、ハイレベルなおいしさです。
また、2月24・25日には「第2回福岡ご当地さわらサミット」も開催されます。
サミット実行委員長で漁師の中西智昭さんと、芦屋町商工会地域振興係長の吉岡誠治さんにお話を伺いました

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19回目は世界遺産に登録された沖の島と遙拝について
2018年2月10日

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※写真は大島の沖の島遙拝所
世界遺産に登録された「神宿る島・宗像沖の島と関連遺産群」の一つに中津宮のある大島があります。
この島には沖の島遙拝所があります。はるか遠くの沖の島をご神体とみてこの島から遙拝する場所です。
現在の遙拝所は昭和8年に建てられたそうですが、普段は閉まっており、中がどうなってるのか知ることができせん。
それを教えてくれたのが福岡県世界遺産登録推進室の松本将一郎さん。
松本さんの話によると中には屋根の庇の部分が作ってあってその下に横に開く扉があり、それを開くと遙かな先にある沖の島が拝めるような作りになってるそうです。
また、福岡藩主の沖の島遙拝所もいくつかの場所にあったそうです。
民間信仰としてもつい最近までのこっていたのが「沖の島ごもり」。
ハヤリ病にかからぬようにと海辺で沖の島の方角を向き家族全員で祈ったそうです。

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宗像市東部の観光拠点施設「街道の駅・赤馬館」。
旧唐津街道・赤間宿にありますが、「宗像大社が世界遺産になったのも出光興産の創業者・出光佐三の功績があればこそ」と学んだお客様が、結構いらしているそうです。
人気のお土産や、地元のみなさんが日替わりで担当しているカフェやランチメニュー、また2月後半に続く酒蔵開きや赤間宿まつりの情報を、赤間館の後藤靖子さんに教えていただきました。
事前に予約しておけば、ボランティアガイドさんの案内もお願いできますよ~(有料)。
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18回目は住吉の神の謎を追跡します。
2018年2月3日

神功皇后の足跡を辿っていきますと、随所に住吉の神が登場します。
この住吉の神は一体どういう人が祀っていたのか謎です。
この住吉の神が祀られている場所を探るとわかってくることがあると、「神功皇后の謎を解く」の著者である河村哲夫さんはいいます。
福岡市の住吉神社のあるところを点でつないでいくと那珂川沿いにあることがわかります。そうすると、かつて那珂川周辺にあった国、奴国と関係があったことがわかってきます。
河村さんの話では、かつて奴国の人々が信奉した神が住吉の神ではなかったか、ということでした。
住吉の神の謎が少し解きあかされる話です。

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弘法大師=空海が開いた、宗像市の鎮国寺。
その地は、空海が無事に航海できたことを宗像大社に御礼詣りした時にめぐりあった場所です。
本堂にある五つの仏像は、宗像を守る五体の神様=宗像三女神と許斐権現、鐘崎の織幡明神=の仏様としてのお姿。
また、年に一度開帳される護摩堂の不動明王は、航海中に嵐にみまわれた空海一行を救ってくれた仏様です。
現在、境内には立派な早咲きの梅の木があります。
寒さのなかに開く梅の花に春のあたたかさを感じる日本人独特の感性についても、ご住職の立部瑞真さんが話してくださいました。

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17回目も香椎宮を歩きます。
2018年1月27日

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※写真は兜塚
香椎宮は本殿の裏の方にみどころがたくさんです。
古宮を歩いてその先へ行きますと、思いがけない立派な庭をもったお寺にでます。
報恩寺という鎌倉時代創建の寺です。
栄西は茶の湯を日本に伝え、また臨済宗を伝えました。
博多の町には聖福寺という寺がありますが、これは栄西が立てたもの。
この報恩寺にもう一つあるのが日本で一番古いという菩提樹の木です。
これも栄西がもたらしたものだということですが、今でも6月になると美しい花を咲かせるそうです。
その先にあるのが武内宿禰の不老水。とてもおいしい水です。
この日は香椎浜にある海の中の神社、三島神社から兜塚まで歩きます。

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番組内のお知らせでもおなじみの「ご来福しよう」。
これは、福岡県の魅力を感じていただくための観光キャンペーンなんです。
「神宿る島 宗像・沖ノ島と関連遺産群」の世界遺産登録を機に、福岡県内に数多くある古代遺跡や神社、お寺などパワースポットを巡って『福岡に来ると福が来る』旅を楽しんでほしいと、福岡県全体でお客様をお迎えする心意気なんです。
担当の福岡県商工部観光振興課・近藤智彦さんは「県内の方が県内を周ってもらうのにも役立ててほしい」と、おっしゃいます。
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