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シティポップシンガーとしての飯島真理・序

マネー「飯島真理といえばマクロス…リン・ミンメイ…」

*飯島真理は歌手デビュー前、テレビアニメ『超時空要塞マクロス』でヒロイン リン・ミンメイ役として声優出演。


松尾「俺にとっては、のちのシンガーソングライター色のほうが強いんだけど。一般的にはそうなんだろうね。そういえば、マクロス実写化するらしいね。」


*映画化権を獲得したのは、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント。正確に言うと「超時空要塞マクロス」「超時空騎団サザンクロス」「機甲創世記モスピーダ」というSFアニメ3作品を、アメリカ向けに再編集し1980年代にアメリカで放映されたロボットアニメの「Robotech」の実写映画化権。


マネー「マクロス実写化する部分あります?パトレイバーも真野ちゃんで実写化したしね。」


松尾「マクロス自体の説明はいいかな?」


マネー「そうですね~恋愛要素の強まったガンダムと言いますか…」


渡辺「やっぱそこで当時別れたんだよね。マクロス派とガンダム派で。マクロスは、お話がちょっと少女チックだったから。」


マネー「そうですね。マクロスは少年誌で例えるとサンデーっぽいっすよね。僕、一時期はまった時期があって。全編見ると長いんすよね(笑)中だるみが激しくて、しかも途中からベッタベタな恋愛になっていくから。ガンダムに慣れてると~そっちいくのか~(笑)みたいな。ガンダムも恋愛要素はあったんですけど、相手が強化人間の美少女だったり、もっと属性が刺激的だったから(笑)」


松尾「そんなマクロスから生まれたスターが飯島真理ですが。」


渡辺「飯島真理は声優~声優シンガーが一般的なイメージかもしらんけど、飯島真理がずっと続けてきたキャリアを含め、今のシティポップにも繋がるシンガーなんだけどね、本当は。」


松尾「俺はYMO好きな中学生だったんで、デビューが坂本龍一プロデュースっていうところで食いついて。シンガーとしてはAOR系っていうイメージが強かったよ。大瀧詠一、松本隆が作り上げた松田聖子のラインに、都会的で大人っぽいスノッブな感じを足そうとした感じもあったし。


渡辺「80年代のウィンドウショッピングな感じね。」


松尾「そうそう。とにかくひとえに坂本龍一の手腕が大きいと思うんだよね。坂本龍一は、今ではピアノインストの人っていうパブリックイメージが強いけど、もともとフュージョンをやっていたり、山下達郎との付き合いもあるし、ジャズっぽさも入っていたり。坂本龍一のポップスワークはもっと再評価されるべきだよね。」

*坂本龍一のポップスワークには、大貫妙子諸作から、郷ひろみ『比呂魅卿の犯罪』、90年代には中谷美紀『MIND CIRCUS』に代表される諸作など隠れた名作が多数。


渡辺「今、一十三十一サウンドを作ってる人たちも狙うはここだと思うんよね。シンセサイザーの使い方とかさ。」


マネー「導入がマクロスだったかどうかで、イメージがかなり違いますね、飯島真理は。ぜひ、聴かず嫌いせずに、掘って欲しいところですね。」


以上、書きおこし終了

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まっちゃん推薦!松本次郎著マンガ「女子攻兵」

SFなんですけど、お話自体は、女子攻兵という女子校生型の巨大兵器に主人公が搭乗して闘う世界…萌えかと思いきや非常に悪趣味な世界観で。絵がとにかくかっこいいんすよ。本屋でポスターを見て即買いだったんですが、これが回を追うごとににフィリップ・K・ディック型のSFになっていって。世界をどう捉えるか?というような、ね。

それで、搭乗している女子校生型の兵器には、神経をシンクロさせて乗るから、長時間乗ると精神汚染が始まって、完全に汚染されると、巨大な女子高生として生きていかなきゃならなくなる…っていうエヴァっぽい感じもあって。精神汚染されて使い物にならなくなった女子工兵を始末する部隊ってのもあって、その部隊も精神汚染されて…

まあここまで説明してご察しのとおり、いろいろ次元がねじ曲がって、時代感とか、自分の存在意義とかがねじ曲がっちゃうのよ。それをスタイリッシュな絵で描くから、またおじさんでも乗れる!コミックバンチから出ておりますので、ぜひ。